これは魅力論の問題だから、奥さんに、旦那の魅力を見せつけるしかないんです。
夫婦が互いに魅力を見せつけあった方がいい
Q1
私には、全く意図せず、たった一言で妻を怒らせるという特技があります。
大きな声で怒鳴らせ、物を投げさせ、調子がいい時は体調まで変えて寝込ませてしまいます。
また、仕事は自営なのですが、いくら経済の勉強しても成果が出づらいです。
私は、どこから自分を変えていけばいいのでしょうか?
斎藤一人さん
なかなかユーモアのある人ですね。
こういう特技を持つ旦那って結構いるんだけど、奥さんが怒るのは、おしなべて「損してる」と思っているからなんだ。
人間の価値って見た目ではわからないから、奥さんは、旦那よりも自分の方が人間的な価値があると思っちゃってるの。
そうすると、旦那がちょっと不快なことをするだけで、自分が安く買われたように感じて腹を立てるわけです。
もうちょっと詳しく言うとね、奥さんはちょっとしたことで怒ってるわけじゃなくて、本当は積もりに積もったものがあるんだよね。
日頃から不満が溜まっていて、「私の方が人間的に上なのに、あんたなんかと結婚して行ったのよ」「あんたなんかと結婚して、私は損してる」って、ずっと思ってきたの。
だから、旦那のちょっとした言動が引き金となって爆発するんです。
たった一言で爆発するのは、その一言に原因があるわけじゃなく、積年の不満なんだよね。
こういう問題って、いい旦那に多いんです。
いい旦那って、奥さんの言うことを何でも聞いてあげるから、奥さんが「私の方が人間的に上だから、この人は私の言うことを聞くのね」って勘違いしちゃうんだよ。
ただ、過ぎたことをとやかく言ってもしょうがないから、解決方法を言いますね。
これは魅力論の問題だから、奥さんに、旦那の魅力を見せつけるしかないんです。
手っ取り早いのは、旦那が浮気すればいいの。
浮気してもてる様子を見たら、奥さんは「この人、そんなに魅力があったの!?」って旦那を見直して、大事にするようになります。
放っておいたら浮気される。
そう思って、奥さんは旦那を大事にするんだよね。
結果、怒って爆発することもなくなります。
ただし、中にはこの方法が通じない奥さんもいるから、その場合どうなるかは、一人さんは責任を持てません。
あくまでも、自己責任でお願いします。
なお、逆のケース、つまり、旦那が奥さんをバカにしていて、すぐ怒鳴ったりするような夫婦でも同じです。
旦那に手こずってる奥さんは、もっと綺麗に化粧をしたり着飾ったりして、旦那に自分の魅力を見せつけるといいですよ。
あんた以外の男だって振り向くんだよって、そういうところを旦那に見せつけるの。
夫婦は対等に、魅力があること見せあった方がいいね。
と一人さんは思います。
全ては必要だから生まれる
Q2
最近、発達障害や心の病を抱えている方が多くなっている印象ですが、それには何か理由があるのでしょうか?
斎藤一人さん
これはね、魂がそういう状態を必要としているんだよね。
そういう人が、これからものすごく世の中に貢献してくれるということなの。
かつて日本では、オタクと言われる人たちが、世間からあまり良くないイメージで見られていたことがありました。
まるで困った人のように思われていたんだよね。
それが今ではオタクが絶賛されていて、様々な分野で大活躍している。
綺麗な衣装を着て楽しんでたり、新しいゲームを開発したりして、オタクの人たちが輝いてるでしょ?
それと同じなの。
魂が進んでくると、いろんな現象が起きるんです。
障害や心の問題を抱えている人も、これからそういう人たちの力が必要だから増えているだけのことで、困ったことなんて起きないんです。
だから安心して見ていてください。
自分に向いていることでがんばるんだよ
Q3
一人さんは昔、新聞配達をしている時に坂道にさしかかり、「俺は、この坂道をロールスロイスで登ってやる」と思ったそうですが、新聞配達ではロールスロイスに乗れないということでしょうか?
やはり、どんなにがんばっても稼げない職業はありますか?
斎藤一人さん
そもそも、これは情報が間違ってるよね。
新聞配達っていうのは、一人さんも聞いたことがない。
私は、新聞配達をするほど働き者じゃないからね。
おそらく、兄弟がやってた仕事をちょっと手伝ったときの話だと思うんだけど、それがすごく嫌だったんだよね。
だから、「この坂をロールスロイスで登ってやる」って思ったの。
でね、ここで一つ大切な話をします。
一人さんみたいな、物を考えることが得意なアイデアマンタイプというのは、体を動かすことが苦手なんです。
だから、そういう仕事は向かないんだよね。
もちろんその反対の人も言って、考えることが苦手な人は、アイデア勝負の仕事には向かないから、体を動かす仕事をしたほうが成功するの。
この原理を知らない人は、なんでもがんばりさえすればうまくいくと思っているけど、がんばってうまくいくことと、そうでないことがあるんです。
そこを間違えると自分が苦しいだけだから、ちゃんと知っておいた方がいいよね。
がんばれば誰でも上手く行くって言うと、みんな真面目だから、嫌なことでも、苦しくてもがんばっちゃうの。
だけど、自分に向いてないことでいくらがんばっても、辛いだけでもうまくいかないよ。
がんばりさえすればロールスロイスに乗れるって事はないんです。
それと、普通に考えて、日本のサラリーマンで日常的にロールスロイスに乗ってる人は多分いないよね。
サラリーマンをしながらロールスロイスを買うのは難しいだろうなって、簡単に想像がつくんじゃないかな?
ということは、ロールスロイスに乗りたいんだったら、経営者になって商売を成功させるしかないよね。
そうすれば、乗れるかもわかんない。
ただ、経営者として成功するのが難しいと思う人には、会社経営は向いてないんだよね。
だったら、サラリーマンとして幸せになる道を探した方がいいと思いますよ。
相手にできないことはあなたがすればいいだけ
Q4
主人は、人の会話にうまく入れないタイプです。
声も小さく、発言しても周りに気づいてもらえないことがあるため、本人も自信をなくしているようです。
どうしたら、自信に満ちた主人になってもらえるでしょうか?
斎藤一人さん
これは奥さんを責めるわけではなく、改善ポイントをお伝えしたいだけだから、誤解しないで受け止めてもらいたいんだけど。
まず、旦那のことをいちいち構わない方がいいよね。
人は誰でも、できない事ってあるんです。
あなたには簡単でも、旦那にとっては難しいことがある。
できないことを無理にさせようとするのは、いじめと同じだよ。
良かれと思ってしていることだと思うけど、実は、旦那の自信を一番を死なせているのは奥さんなの。
奥さんが「このままじゃダメだ」と思えば思うほど、波動の法則でそれが現実になるんです。
だから、そのままでいって認めてあげるといいですよ。
旦那は、うまく会話したくてもできないの。
それを、わざとやらないと思うから腹が立つのであって、できないことをさせる必要はないんだよね。
旦那にできないことは、あなたがカバーしてあげたらいい。
あなたが笑顔で場を明るくするとか、必要な人付き合いをすればいいの。
気がついた人がやればいいんです。
無理しなくていいよ、私がやるからって、旦那の肩の荷を下ろしてあげな。
そうすれば旦那は安心できるから、自信を失わずにすむよ。
一人さんはいつも、不安になっている人に「大丈夫、なんとかなるって言いな」というアドバイスをするんだけど、中にはそういう言葉すら出てこない人がいて。
でもね、そういう人は無理に言う必要はないの。
できない人にやれって言っても無理だし、期待すれば相手の負担になっちゃうからね。
本人が言えない時は、周りの人が代わりに行ってあげたら済む話で、「一緒にいいな」とかって強制しちゃいけないんです。
私が言っておくから大丈夫だよって、相手を安心させてあげたらいい。
でね、そうやっているうちに、不思議と本人も言い出したりするの。
安心して見守ってあげたらいいんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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