お金を粗末に扱うから
お金が逃げていくということを知ろう
お金を大切にする人のところにお金は集まる
あなたにお金が残らない本当の理由
一人さんは「大切にしたものは必ず残るよ」と言います。
それでもし、あなたにお金が残っていないのだとしたら、それはあなたがお金を大切にしていない証拠です。
「そんなことはない。私はお金を大切にしている」という方もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。
あなたが大切にしているのは、バッグや洋服や車かもしれません。
さらには「自分の好きなことをする時間」や、「自分の欲求」ということもあります。
つまり、お金が残っていないのだとしたら、あなたは「お金よりも大切にしていること」にお金を使っているから残らないのです。
一人さんは「お金には法則があるんだよ」と言って、以下のことを教えてくれました。
「お金を有意義に使わないのって、お金を粗末に扱っているのと同じなんだよ。そうすると、お金が逃げていくんだよ。
それで、自分が本当に納得しない使い方をした時、お金は逃げていって、入ってこなくなっちゃうの。
「いっぱいあるからいいや」って思うかもしれないけど、お金を粗末に扱ってはダメなんです。
お金も人も大切なんだよ。
例えば俺が1万人の軍隊を持っていて「300人ぐらいなら死んでもいいから突撃しろ!」といったとしたら、その言われた人はたまったものじゃないよね。
一生懸命に作戦を考えて戦ったとしても、それは戦いだから死ぬ人はいるんだよ。
でもだからといって、「200人や300人の兵隊が死んだっていいや」っていうのはいけないの。
それと同じで、1万円も1円も同じお金なんだよ。
粗末に扱ってはいけないんです」
お金の方が寄ってくるような人間になろう
人を大切にする人は、人望のある人です。
そういう人のもとにはなぜか、人が集まります。
一人さんのもとにいつも、人がいっぱい集まります。
これはまさに、一人さんが目の前の人を常に大切にしている証拠です。
それと同じで、お金を大切にしている人は、なぜかお金に困りません。
自然とお金が引き寄せられて、困らないようになるのです。
だからやはり、お金に困っている人はまず、お金を大切にすることを学ばなければいけません。
お金の価値を知り、大切に扱って、それを最大限に活かせた時、今度はお金の方から「この人のもとにいれば大切にされて、自分達を活かせてもらえる」と集まってくるようになるのです。
この地球は「行動の星」。とにかく行動しよう
行動を通して私たちは様々なことを学んでいる
お金を引き寄せられない原因の三つ目は、「行動が伴っていない」ことです。
一人さんはよく「この地球は行動の星だよ」と言います。
どういうことかというと、私たちの魂はこの地球という星に肉体を持って生まれてきました。
その目的は、行動を通して色々なことを学び、魂を成長させることです。
魂だけの存在なら、知るだけで成長できます。
でも私たちは肉体を持っているので、それを維持していかなくてはなりません。
維持するためには食事もしないといけませんし、服も住む家も必要です。
そうしたものを得るためにお金が必要ですし、そのお金を得るためには働かないといけません。
その働くという行動を通して私たちは、様々なことを学ぶようになっています。
もちろん、世の中には働かなくてもやっていける人はいます。
でもそんな人でも、必ずそれに変わる行動をして、そこから学びを得て魂を成長させているのです。
世間的に正しくても幸せになれるとは限らない
それと「正しさ」というのも、行動してみないと分かりません。
世間的に正しいと思われていることでも、やってみたらうまくいかないということがあります。
例えば、一生懸命に勉強をして、良い学校を卒業して、いい会社に入ることは、世間の常識から見れば正しいことです。
でも、このように行ったからといって、必ずしも幸せになれるわけではありません。
それは、人それぞれに魂を成長させる方法が違い、学ぶことも違うからです。
だからやるべき行動も自ずと違ってきますし、正しいかどうかもその人の目的によって変わってきます。
そしてこういうことは、行動してみて初めて、自分にとって正しいかどうかわかるのです。
私たちは行動を通して、いろんなことを学びます。
言い換えれば、私たちは経験を通して学ぶ様に出来ているのです。
親は子供に失敗や苦労をさせたくないから、自分が経験した「正しいこと」をさせようとします。
でも子供と親では「学ぶ目的」が違うので、「正しいこと」も自ずと変わってきます。
それに、子供が経験したいのです。
経験を通して自ら魂を成長させたいのです。
それは親を失敗させたくないからといって、子供の大切な「経験する機会」を奪ってしまうことがあります。
親にとって大切なことは、子供が「取り返しのつかない失敗」をしないように教えてあげることと、失敗した時に支えてあげることなのです。
お金も人も引き寄せる人の法則
やってみないと分からないことは
たくさんある。とにかく動こう
努力で得られる小金、神が与える大金
常に「四方良し」で考える
「小金は努力で得られるけど、大金は神が与える」という言葉があります。
より多くの富を求めるのであれば、それに見合った考え方が必要になるのです。
では、一人さんはどんな考え方を持っているかと言うと、その代表的なものは「常に四方よし」になるように考えるのです。
この「四方良し」のもとになる考え方は、その昔、近江商人が商いをする上で理念にしていた「三方良し」の精神にあります。
近江商人たちは、自分たちの国の中だけで商売をするのではなく、広く他国へのでかけて、色々な国の特産物を行商していました。
そうすると、普通は他国のよそ者が来たとなかなか信用してもらえません。
そこで自然と身についたのが「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」の精神なのです。
つまり、売り手ばかりが得をするのではなく、買った人も得をする。
さらには商いをさせてもらっている地域の人達にも喜んでもらえることを考えたのです。
そして、一人さんはさらに一つプラスして「自分によくて、相手にも良くて、世間にも良くて、そのことで神様が〇をくれること」を常に考えて、その結果、累計納税額日本一の大金持ちになったのです。
「四方良し」ならいつも「ヒット」か「大ヒット」
新商品を開発する時なら「お客さんのためになって、それで世間も喜んでくれる商品で、自分の会社もしっかりと利益を出す」ことを考えます。
そして神様が〇をくれる商品だったら、絶対に失敗しません。
実際、商品開発は「千三つ」と言って、「千個考えて、その中から三つ売れる商品が出たらいい方」と言われている中で、一人さんが開発した商品は全て「ヒット」か「大ヒット」しかないのです。
人間関係やトラブル関係にも使える「四方良し」
この「四方よし」の考え方は商売だけではなく、人間関係や様々なトラブル解決にも役立ちます。
何か悩み事があったり、問題やトラブルが起こったら「まず自分によくて、相手にもよくて、世間にも良くて、神様にも〇をくれる答え」って何かなと考えるのです。
「自分だけ良ければ」も、「自分はいいから」も駄目です。
幸せや豊かさは、何かを分け合うことではありません。
考え方や見方を変えれば、いくらでも幸せや豊かさは見つかるのです。
お金も人も引き寄せる人の法則
「三方良し」は当たり前。
「四方良し」で大金を引き寄せる
斎藤一人さんの話を纏めました。
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