天国言葉は、自分で自分にかけるセルフヒーリング。
人に言ってあげられるようになったら完璧です。
神様に可愛がられる人たちが使っている言葉が「天国言葉」です
神様には「愛」(光)しかありません。
神様の分け御霊である私たちの本質も愛(光)です。
でも、この世に生まれてくると、本来の光は弱まって、「恐れ」(心配・不安)になります。
この世では、恐れていないと自分の身を守ることができないので、あの世にいる時と違って心配性になるのです。
私たちの内側には、お空の大きな神様(外神様)とつながる「内神様」がいます。
内神様は、私たちに幸せになる方法を一生懸命教えてくれて、可愛がってくれているのに、恐れが強くなると、そのことにも気づかなくなってしまいます。
小さな時に親を始めとする大人たちから、「それだと苦労するよ」「失敗するから、こっちにしなさい」など、マイナスのことを言われるたびに、ますます、恐れは大きく膨らみます。
でも、苦労するのは、「そのやり方は間違っているよ」と教えてくれる神様の愛なんですね。
実際に苦労したり、失敗したりして、自分で経験しないと、恐れという闇を払う光を強くすることはできません。
あらゆる経験をしたくて、人は生まれてくるのです。
失敗しながら、心から楽しめるやり方を自分で見つけて、「私は大丈夫だ」と気づいた時に、魂は嬉しくて輝きます。
内神様の声がちゃんと聞こえるようになって、「自分は、愛と光だった」と思い出すのです。
だから、誰かが先回りをして、やり方を押し付けるのは(たとえ、それが正しい答えであったとしても)、決してその人を幸せにする方法ではありません。
あなたの中に輝く光を満たして、恐れを払うのは、愛に溢れた言葉です。
言葉には、言った通りのことを実現する言霊が宿ります。
一人さんは、愛の言葉を「天国言葉」、恐れの言葉を「地獄言葉」と名付けています。
天国言葉は、神様に可愛がられる人たちが使っている言葉です。
天国言葉を話すと、とても気分が良くなります。
自分の声で、自分の耳に美しい言葉を聞かせてあげるセルフヒーリングとも言えますね。
「波長が合う」と言いますが、この世には、波動が同じ人、もの、現象を引き寄せる「波動の法則」があります。
天国言葉を話す人の近くには、神様に可愛がられる人たちが集まってきます。
そして、口々に、「愛」の波動を持つ天国言葉を話すので、お互いにさらに心地よくて、一人で天国言葉を話していた時よりも、より大きな愛のパワーが生まれます。
天国言葉を話すのと同時に、地獄言葉を使わないようにするのも、自分を愛する行動の一つです。
代表的な天国言葉を、地獄言葉を8つずつ、ご紹介しますね。
天国言葉を日頃の口癖にして、その波動の心地よさを実感していくうちに、地獄言葉を言うのも、聞くのも、きっと苦しくなってしまうことでしょう。
そうなったら、あなたが「魂の本質(愛と光)を思い出した」というサインです。
『天国言葉』
清々しくて、優しい「愛」の波動に満ちた言葉。
「言った人も、言われた人も心地よくなる」のが特徴です。
愛してます
ツイてる
嬉しい
楽しい
感謝します
幸せ
ありがとう
許します
『地獄言葉』
妬みや嫉み、自己否定など、愛の波動が全く感じられない言葉。
「言われた人も、聞いている人も嫌になる」のが特徴です。
恐れている
ツイてない
不平不満
愚痴・泣き言
悪口
文句
心配事
許せない
私の講演会に来られる方から、「りえ先生の話を聞いてから1週間くらいは夫(あるいは妻など)に優しくできますが、なかなか続きません」と、よく言われます。
あなたの中にある優しさを表現する言葉や、行動を定着させるためには、日頃から天国言葉を言い続けることが大切です。
でも、長い間、地獄言葉を話してきた人は、なかなか「今日からやめます。はい、できました!!」とは行かないものです。
何事もバランスが大事です。
まず、地獄言葉を使わないことから始めましょう。
人は、心配事を、つい口に出してしまいがちです。
私も、とても心配性なので、よくわかります。
「この人、大丈夫かな?」と、ちらっと頭をよぎっただけで、その人が死んでしまうところまで悪い想像して苦しくなってしまうことが、若い時にはありました。
昔、1人さんと電話で仕事の話をしている時に、「心配性やめたい」と言ったら、「言い方を変えなさい」と教えてくれました。
「りえちゃんがそんなに心配性だから、神様は先に見せてくれるんだよ。
だから、それでいいんだ。
ただ、その気持ちを言葉にする時に、『右に行ったら、事故に遭うんじゃないかな。大丈夫かな』って言うのをやめて、『左に行ったら、いいことがあるよ』と、言い方を変えて人に伝えてあげなさい」
こう一人さんに言ってもらって、随分と気持ちが軽くなりました。
一言余計な人は、「右に行くと事故に遭うから、左に行った方がいいよ」と言ってしまいがちです。
でもその言い方だと、「左に行っても事故に合うんじゃないか?」という恐れを相手の心に植え付けてしまいます。
特に、小さな子供には言葉が強く影響します。
子育てをしている人、子供と関わる人は、よく気をつけて愛に満ちたこと天国言葉をかけてあげてくださいね。
さらにお話すると、以前の私は飛行機が怖くて苦手でした。
目的地に着くまで、「落ちたらどうしよう」という考えが消えなかったのです。
でも、現在の私には、「神様が、そんな嫌なことをするわけない」という強い確信があります。
私のカウンセリングルームは、再来年まで予約が入っています。
講演会の予定も、本の執筆もたくさん決まっています。
大勢の方たちが私を待っていてくださるのだから、私に危険なことが起こるはずがない。
「だから、大丈夫」
そう口にすると、私の中に芽生えた小さな恐れは、パーッと晴れてしまいます。
あなたも、自分に向けて「大丈夫」と言ってあげてください。
そして、自分のために使う天国言葉を、次は人に言ってあげられるようになると、よりバランスが美しく整いますよ。
無意識に出るようになったら、本物中の本物です。
天国言葉は、自分で自分にかけるセルフヒーリング。
人に言ってあげられるようになったら完璧です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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