自分が分かっていることは、人にも教えてあげるんだよ。
それは、自分の持っているろうそくの炎を、人に分け与えるキャンドルサービスのようなもの。
「開運の種火」のキャンドルサービスで、周囲を明るく照らしましょう
「天国言葉を言うと、運が開けるんだ、よしやってみよう!」となったところで、実は一つ、注意を促しておきたいことがあるんです。
皆さんは、きっとすぐに、ある「壁」にぶつかります。
自分は天国言葉を言おうとしているのに、周りは地獄言葉だらけ、という壁です。
例えば、自分は一人さんの勉強をして、地獄言葉を言わない人。
でも、目の前にいる人は言っちゃう人だったとします。
ここで、いきなり上から目線で、「そういうこと言っちゃだめなんだよ。エネルギーなくなっちゃうんだから」って言ったって、絶対聞いてくれません。
逆に敵を作るだけです。
下手するとこれが先輩だったり、陰険な上司だったりすると、やばいことになります。
ここで、注射を打たなきゃいけない。
予防注射です。
「俺ね、実はこないだ、友達に勧められて、こういう本読んだんです。
斎藤一人さんっていう人の本で、それによると、地獄言葉って言わない方がいいらしいんですよ。
天国言葉っていうの、使った方がいいらしいんです」
「お前、それどういうのなんだよ?」
「例えば天国言葉は『ありがとう』とか、『感謝してます』とか、『ツイてる』とか。
地獄言葉っていうのは、その逆で、愚痴とか悪口とか不平不満とか・・・・・・。
で、言わない方がいいって書いてあったから、やってみようと思うんですよね。
だから先輩、もし俺が地獄言葉とか言ってたら、注意してくださいよ」
こんな風に、1回言っておきます。
「その代わり俺も、もし先輩が地獄言葉を言ったら、注意させてもらっていいですか? 一緒に成長したいじゃないですか」
とかなんとか。
こんな風に言わないと、人って受け入れてくれないんです。
何故かって言うと、いきなりだと生意気だし、偉そうでしょ。
「あのさ、君さ『ツイてる』とか言った方がいいよ」
そんなことを言ったら、絶対この人、反発しますから。
言うことなんか聞いてくれません。
人間の心って、自分と相手のブレーキとアクセルが逆についているんですよね。
こっちがアクセルを踏むと、逆に相手のブレーキが働いてしまう。
だから、何かを強く進めようとすると、相手の心にキキーッと急ブレーキがかかって、拒絶されてしまうことが多いんです。
でも最初に言っておけば、「こいつはそういうのに気を付けてるんだな」っていう認識もしてもらえるし、「俺も気をつけてみようかな」ってなるかもしれない。
「私は、私は地獄言葉を言いません」というところから一歩進めて、そこまで行けると、身の回りが天国になります。
周囲の地獄言葉は、自分にも悪影響を及ぼします。
まるで、自分はタバコを吸わなくても病気のリスクを高めてしまう、タバコの副流煙のようなものなんです。
「オーリングテスト」って、知っていますか?
自分にとって良いものか、悪いものかを、瞬時に判別できるテストです。
人差し指と親指で輪っかを作ってぎゅっと力を入れ、人にその輪を引っ張ってもらいます。
自分にとって良いものに触れている間は、輪っかをぎゅっと閉じたままにしていられるのに、悪いものに触れていると、途端に力が入らなくなって、ぱかっと開いてしまう・・・・・・・という不思議なテストなんです。
講演会ではよく、このオーリングテストを天国言葉と地獄言葉で、お客様に行っていただいています。
すると、天国言葉の時は大丈夫なのに、耳元で地獄言葉を言われてそれを聞いていると、パカッ・・・・・・と指が開いてしまい、会場は驚きの声に包まれます。
つまり、自分は天国言葉を言っていても、周囲が使っている地獄言葉を聞いているだけで、悪影響を受けてしまうということです。
だから、天国の環境は、自分で作っていきましょう。
まず、自分が天国言葉を言うようにします。
言葉は「貯金」と同じです。
天国言葉貯金をしていきましょう。
これがファーストステップです。
ここまでは、誰でも比較的簡単に行けるんです。
問題は、その後。
周囲に対してどうするか。
周囲が地獄言葉だらけなら、自分が先導して、天国言葉で満たしていきましょう。
一人さんは、これを「キャンドルサービス」と呼び、こう説明してくれました。
「自分が分かっていることは、人にも教えてあげるんだよ。
それは、自分の持っているろうそくの炎を、人に分け与えるキャンドルサービスのようなもの。
教えてあげたからって、自分のろうそくの炎が半分になることもないし、消えてしまうこともないよね。
返ってろうそくの数が増えて、周囲が明るくなるよね」
今、あなたの手には「開運の種火」の灯ったキャンドルが手渡されています。
人に、その火を分けてあげてくださいね。
人の地獄言葉は、ポジティブ変換してオチをつけよう
人の地獄言葉は、自分にも悪影響を及ぼします。
本当は地獄言葉を言う人とは距離を置いた方がいいんです。
そうは言っても、付き合わなくてはいけない人もいるでしょうし、相手の口を塞ぐわけにはいきません。
そこで、相手が地獄言葉を発したら、すかさずポジティブに変換してしまいましょう。
例えば、相手が「もう、こんなミスが出ちゃって最悪~!」なんて愚痴を言っていたら「そうだよね、わかるよ。 でもさ、今、分かってよかったじゃない?」などと、軽く爽やかに変換するのです。
まず、「そうだよね」「わかるよ」と共感を示すのが、相手の反発を防ぐコツです。
これだけでも、するのとしないのとでは、大違いなんです。
地獄言葉をポジティブに転換する時は、ユーモアを交えるのもいいですね。
と言うと、必ず思い出すエピソードがあります。
以前、知り合いに、つい地獄言葉を言ってしまう人がいました。
ある日などは、「もう死んじゃいたい。〇〇川にでも入ろうかしら」なんて言い出すします。
その場がなんとも嫌な空気に覆われそうになりました。
そこでパッとひらめいた私は、こう返してみたんです。
「へえ〜、川に入って、うなぎでも捕るつもり?
近頃は、天然うなぎなんてすごく貴重じゃない。
うなぎで一攫千金、狙っちゃう~?」
その瞬間、みんな爆笑!
「あははは! そうだね、じゃあ〇〇さん、うなぎでお金持ちになったら、おごってね~!」などと、口々に言い合い、笑いが生まれました。
我ながら、いい切り返しだったな~、と思います。
地獄言葉を言っていた当人は、狐につままれたような顔をしていました。
でも、少なくとも、その場に居合わせた人たちは、地獄言葉を浴びても、最後は楽しい気持ちになれたわけです。
何度でも言いますが、言霊の力は強力です。
人の地獄言葉を放置すると、どんどん、そのネガティブな波動に引っ張られてしまいます。
人の発言で嫌な気分にさせられても、そのままで終わらせないこと。
地獄言葉を聞いたら、さっと機転を利かせ、時にはユーモアを交え、軽やかにポジティブに転換してしまえばいいんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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