人の心の中に〝優しさ〟が生まれてくると、問題が起こらなくなります。
「カチン」ときたら、ゴムまりで受け止める
いっとき、ACジャパンのコマーシャルで「セトモノとセトモノと、ぶつかりっこするとすぐ壊れちゃう」と言う相田みつをさんの詩の一節が引用されていましたよね。
あのCM、私は大好きでした。
全文紹介してみますね。
セトモノ
セトモノと
セトモノと
ぶつかりこすると
すぐ壊れちゃう
どっちか
やわらかければ
だいじょうぶ
やわらかいこころを
もちましょう
そういうわたしは
いつもセトモノ
相田みつを著『ただいるだけで』(PHP研究所)
周囲の人の態度や言葉にカチンときても、瀬戸物のようにカチンとは返さず、ゴムまりのように柔らかく受け止めてみてください。
斎藤一人さんもこう言っています。
「相手のことを少しだけよく見てあげるんだよ。
それが人間関係のコツであり、世渡り上手だよ」
例えば電車の中で足を踏まれたのに、相手が謝りもせず、
「なんだよ!」と思ったとしますね。
そんなカチンとすることがあっても、「足を踏んだのに気づいてないのかもな」って、少しだけ相手のことをよく見てあげる。
そして、そのマイナスの感情を引きずらないよう、「ツイてる」って言っちゃえばいいんです。
「頭にきて相手に掴みかかったら、喧嘩になって電車が止まっちゃうところだった。
朝っぱらから、そりゃ大変だ。
我慢できた自分はツイてるし、エラい!」
とかなんとか。
なんでもいいんです。
いつまでもグジグジ思うんじゃなくて、サクッと楽しい方へと自分を転換してみるんです。
自分の周りには、もう楽しい波動しかないようにするんです。
それには、笑顔の練習をするのもいいですね!
笑顔が、幸せを連れてきます。
自分では笑っているつもりでも、意外と人って笑えていないものです。
大人になって、世知辛いことが増えるほど、自然に笑うことができなくなっていくんですよね。
だから、笑顔にも練習が必要なんです。
毎朝、鏡を見て、グッと口角を上げる練習をするだけで、だいぶ違ってきますよ。
割り箸を横向きに口にくわえて「いー」と発音しながら口角を上げる練習をすると、より効果的です。
私は、そうしていました。
「ありがとうゲーム」で、「ありがとう」と言われる競争
天国言葉を意識しはじめると、「ありがとう」と口に出す回数が増えていきます。
一人さんが、こんなことを話してくれました。
「天国言葉で『ありがとう』をたくさん言ってる人がいるんだけど、実際にお店に入った時、お水を出してもらった時、掃除のお姉さんに会ったり、道路工事の交通整理をしてくれている人に会ったりした時、『ありがとう』を言うと、とても波動が良くなるよ。
誰もいないところで『ありがとう』を100回言うより、相手に向かって『ありがとう』を言った方が1万倍効果があるんだよ」
「ありがとう」は行動を伴った「ありがとう」がいいんです。
それが言えるようになったら、次にオススメしたいことがあります。
今度は、自分が「ありがとう」と言うばかりでなく、人から「ありがとう」と言われるようにしていくんです。
これが、「ありがとうゲーム」です。
最初は、1日4回「ありがとう」と言われるように心がけます。
やってみていただくとお分かりかと思いますが、自分が「ありがとう」って言うのは簡単なものの、人から「ありがとう」と言われるには、それ相応の難しさがあります。
当たり前ですが、「ありがとう」って言ってもらうためには、「ありがとう」って言ってもらえるような事をしなくてはいけません。
1日4回をクリアしたら、だんだん目標回数を増やしていきます。
つまり、ゲームのグレードを上げていくんです。
回数が上がるにつれて、人を喜ばせるのって、案外難しいになってことに気づくでしょう。
つまり、「ありがとうゲーム」とは、嬉しがられることをたくさんして行こうっていうこと。
「人を喜ばせる」という楽しみの輪を、自分からどんどん作っていこうよってことなんです。
前に、一人さんの教えをどんどん楽しく実践してみることが、大開運の秘訣だとお話ししました。
話す言葉を、地獄言葉から天国言葉へ変えるというのも、その一つ。
さらに、「ありがとう」と言われる事をゲームにすることで、もっと楽しくできるんです。
「ありがとう」と自分が言い、人から言われる。
そんな嬉しくて楽しい人付き合いを通じて、どんどん大開運へと近づいていくんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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