天国に行こうとした瞬間、「しまった」と後悔するのだそうです。
今世を生き抜くことの方が楽なんです。
これもまた過ぎ去る
今が幸せだと、人は「地獄へ行きたくない」と思う傾向があるのだそうです。
逆に、現実の世界で大変な思いをしていると、「天国に行きたい」ということばかり考えちゃうのだそうです。
ちなみに、私は「天国に行こう」としたことも、思ったこともありません。
それは、私の場合、今世で「死」を体験しているからだと思うんです。
親戚の話によると、母のお腹から出てきた時、私は横断がひどく、死亡と診断されたそうです。
棺も用意されたのですが、うちの母だけは、
「この子は死んでいない」
と言い張ったそうです。
周りの人々が「早く棺に入れなさい」と、促しているのにもかかわらず、顔は私を両手で抱きしめて必死で抵抗したそうです。
そうこうしているうちに、
「オギャー!」
と私は声を上げたのだそう(生き返ったというよりも、仮死状態で生まれた、ということなのだと思います)。
今も、私はイメージの中で「オギャー!」と泣いた『あの瞬間』に戻ることがあるのですが、その度にその度、私はしみじみ思うんですね。
「生きてるだけで儲けもんだ」って。
なぜかと言うと、例えば、生きているといろんなことが起きますよね。
その経験が増えていくに従って、どんなものも「やがて必ず過ぎ去る」ことが分かってきたのです。
すると、大変な思いをするようなことがあったとしても、「このままの状態は続かない」ことを知っている私は「ここから先のこと」を考えて行動できる。
それって、私にとって「儲かった」ということなんですね。
「やがて過ぎ去る」ことを知らないと、悩みを「このままの状態が続く」ような気がしてしまうと思うのですね。
中には、「天国に行ったら楽かな」と思うこともあるかもしれません。
ところが、自ら天国に行こうとして『未遂に終わった人』の話によると、実行しようとしたその瞬間、「しまった」と思ったと言います。
また、人さんから聞いた話によると『未遂に終わらなかった人』は、なくなった後に「自分の考えは、間違っていた」と、気づくのだそう。
いうのは、来世は『その続き』をやらなくてはならないということを思い出すからです。
そんなことを経験することによって、今世の人生を生き抜こうとした方が楽で楽しい、ということを学ぶのだと、一人から教わりました。
色々話しましたが、実を言うと、私はここで皆さんに伝えたかったことは『たった一つ』なんです。
「生きてきてください」
ただ、それだけなんです。
どんなことがあっても生き抜く、その力を養いましょう。
ちなみに、生き抜く力は、どのようにして養うのかと言うと、「欲を否定しないこと」が一番大切です。
なぜなら、良くは自動車で言うとガソリンと同じ役割を果たすからです。
よくを肯定し、そして、自分の使命を果たしましょう。
私は、一人さんにそう教わってきたおかげで、ここまで歩いてこれました。
死んだ後に天国に行こうとするよりも、「この世を天国にする」ことを選んだ方が幸せです。
昔の人は、「天国と地獄という、2つの世界を対比させるけ───つまり、地獄の恐ろしい世界を際立たせることによって、
「悪いことをするとこうなりますよ、だから『いい子』にしていなきゃいけないんだよ」
ということを、子供たちに教えてきました。
私もそういう風に教わってきたんですけれど、何年か前に一人さんがこう言ったんですね。
「世の中の波動が変わった、教えも変わったよ」って。
それまでは、怖い話を聞かせて『良い行い』に導く、というやり方だったけれど、これからはそうじゃない。
一人さん曰く、これからは、天国は死んでから行くところではなく、この世を生きている今、自分がいるところを天国にすることができるんです。
それも、楽しくて簡単な方法で!!
じゃあ、どうやって『今ここ』を天国にするのかと言うと、自分の心を明るく楽しくハッピーにすればいいのです。
具体的な方法を紹介すると、例えば、自分がより魅力的になるメイクやファッションを取り入れてみるとかね。
それから、好きなタレントさんが自分の恋人だと妄想したり、自分の使命を果たしている時も、楽しくて幸せですよね。
会う人、会う人に、笑顔で優しい言葉をかけるのも、めちゃくちゃ、おすすめです。
相手から笑顔と優しい言葉が返ってきてハッピーになっちゃいますよ。
他にも、色々あると思いますから、自分にやれそうなこと、簡単なことからチャレンジしてみるといいと思います。
どんなに小さなことでも、行動することで展開が変わってきます。
あなたも『今ここ』で天国の住人になれるのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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