なんだかんだしていると、ひと段落つくのは、夜の10時ぐらい。
それで、畳の上で、本当に大の字になって、
「うわぁー」
そうやって伸びをした時、これが実に、何とも気持ち。
「これが大の字の快感なのかぁ・・・・・・・・」
「成功の秘訣」は、たった一つしかありません!!
私が全国高額納税者番付の100位に入った時、
「成功の秘訣は何ですか?」
と、大勢の人から尋ねられました。
その時、考えに考えて出した結論が、
「やっぱり、運が良かったということと、一人たくさん働いたから」
になりました。
本当に、人が寝ている間も働いていました。
一人で仕事を始めた時は、月曜日から土曜日までOLをやる。
日曜日は、朝の9時からお客さんが並んでくださるから、お客さんが来る前に、玄関の掃除をしておかなければならない。
もちろん、家族が起きてきた時には、ご飯が食べられるような状態にしておかなければならないし、洗濯物を干して・・・・・・と、ちょこまか、ちょこまか動き回って、6時で本日の営業は終了。
営業は終了しても、そこから今日1日の売上を集計して、同時に夕食の支度をして、なんだかんだしていると、一段落つくのは、夜の10時くらい。
それで、畳の上で、本当に大の字になって、
「うわぁー」
そうやって伸びをした時、これが実に、何とも気持ち。
「これが大の字の快感なのかぁ・・・・・・・」
それもつかの間、今度は斎藤一人さんと、近所のファミリーレストランで打ち合わせです。
自分の見込みに対して、今日1日、自分がやったことは、どれぐらい達成したかを振り返り、
「この商品を喜んでもらえるようにするにはどうしたらいいか」
そんなことを考えたり、プランを練り直したり。
もともと銀座もあるかんの一会員だった私は、実際に自分が使っていたせいもあって、商品には惚れ込んでいます。
そして、それを作った一人さんの考え方にも共鳴した。
でも、そこから商売を始めようとしたから、知識というものがありません。
ところが、一人さんは、絶対にマニュアルをくれません。
この商品はこういう考え方から生まれて、その中身はこれとこれが入っている、ということしか教えてくれません。
「あとは、各自がその成分の働きを調べて、自分なりに売ってください」というのが一人さんです。
当然、東洋医学、栄養についての勉強も必要になってきました。
一人さんが商品を作った時の思いを、どれだけ受け止めて、それを自分がお客さんにどう伝えるかも勉強していかなければなりません。
ある意味、大変だったけれど、でも、そのおかげで、いいところばかりを探そうとする癖がつきました。
マイナスをプラスにするにはどうしたらいいのか、という発想もできるようになりました。
あなたの一日、「大の字の快感」はいくつある?
化粧品を使ったあるお客さんに好転反応が出たとします。
使えない人がいるという時に、商品が悪いからと考えるのか、使っている人の肌、あるいは体に問題があると考えるのかでは、解決の方向性が全然違ってきます。
私の場合は、
「同じ化粧品を使っているのに、ひたすらいい結果が出てくる人と、一時的に湿疹やふき出物が出たりする人がいる。
これは何だろうか・・・・・・」
と考えるから、
「じゃあ、使える肌にすればいいじゃない」
ということになります。
すると、そのために体のことも勉強する。
「好転反応は、体の中にある悪いものが出てきたもので、それは体の老廃物が排泄物になって出るのと同じ原理。
悪いものが体の外に出て行けば、体も良くなるし、肌の方も化粧品が使えるようになる」
このことを、お客さんの立場で伝えていくと、売り込まなくても、お客さんは自分で判断してくれます。
それで、どんどん綺麗になって、
「この商品だったから、こうなったのよね」
「オタクと出会って嬉しいわ」
なんて感謝されて、感謝されて嬉しいのなんのってありません。
お客さんが肌の悩みから解放されたことで、私自身も何かから解放された気分。
これも、「大の字の快感」。
もちろん、全てのお客さんから感謝されることはありません。
クレームを頂くことだってあります。
「でも、私たちは、お客さんの喜ぶ顔が見たくてやっている。
そのことで、実際に喜んでくれるお客さんもいる。
じゃあ、どうして、このお客さんはこんなに怒ってしまったのか」
それを考えると、自分たちの説明が足りなかった部分とかが見えてくるから、その部分をクリアしようとする。
だから、逆算のクレームもありがたい。
「ありがたい」と言いながら、「おかげさまで」と頭を下げながら、1日、また1日とがんばって、その成果が数字で現れた時、また「大の字の快感」。
「大の字の快感」というものを味わったら最後、また、それを求めてしまうのが人間というものみたいです。
単なる快楽というわけでもない、でも「達成感」という一言だけでもない、今日1日を頑張った自分に対する感動というのでも言葉が足りない。
ただ、
「うわぁ、気持ちいい!! 今日も『顔晴って』生きたんだ」
という、体全体、喜びの感覚。
ちなみに「顔晴る」とは、頑固に意地を張ることではありません。
顔が晴れ晴れしていること。
気持ちが清々しくあることです。
今の私は、この「大の字の快感」の積み重ねでできています。
今のあなたは、この「大の字の快感」をいくつ持っていますか?
「大の字の快感」がいくつもある人生って、素晴らしいと思いませんか?
これは、誰かにおねだりして、もらえるものではありません。
自分自身で掴み取るしかありません。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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