女の人がいろんなものを諦めて、我慢して、大きくなったフラストレーションの行き先は、愛する家族に向かいます。
「強いくせに弱いフリ」━━ もうやめましょう
女は男より欲望が強い分、 それを男のせいにしちゃいけない。
女は「強い男」に頼らなくても、生きていける。
その1つのサンプルが私と言うだけで、他にも「女は強い」を証明してくれる人は、この世にごまんといます。
例えば、うちのスタッフの高橋さん。
実は、彼女も、銀座まるかんに勤めるまでは、
「自分で働いて、お金を稼ぐことができるなんて、夢にも思っていませんでした」 という人です。
彼女は、家で働き出してから、仕事の面白さを知り、辛いことを、苦手なことを、一つずつクリアしていけるようになったことに快感を感じていたと言います。
「それまで主人に頼りきっていた生活だったのが、別の自分を発見できて、少しずつ自立している自分を実感しています」
と喜んでいた彼女に、ある日、問題が起こりました。
ご主人が突然、救急車で運ばれて、5ヶ月間入院することになったのです。
しかし、彼女は決して慌てず、自分を見失うことはありませんでした。
息子さん達の手を借りながら、ご主人が経営されている会社の経理をやり、自分の仕事もやる。
病院でも、お医者さんや看護婦さん、お見舞いに来てくれた人、そしてご主人に対しても、明るく元気に接しました。
彼女は私に「かずみさんから、女は強い男に頼らなくても生きていける。
弱いふりはしない、と教わったから、冷静に考えることができました」 と言ってくれましたが、それはそうじゃない。
私の言葉は、単なるきっかけにすぎません。
本来、女は強い生き物だから、高橋さんも乗り越えられたんだと思います。
だから、絶対に、絶対に、女の人は諦めないで欲しいと思います。
女の人がいろんなものを諦めて、我慢して、大きくなったフラストレーションの行き先は、愛する家族に向かいます。
食うか、食われるかの修行は、できるだけ早めに終えた方が、お互いの身のためです。
だから、女の人は、いい加減、弱いふりするのはやめましょう。
清々しく、堂々と生きましょう。
恋愛のコツ━━「相手の心」を変えようとしてはいけません!
若い人ほど、愛することは苦しいものだと勘違いしがちです。
でも、それって本当ですか?
愛とは
「この人に、全ての良きことが、雪崩のごとく起きます」という言葉が、自然と溢れてくる心じゃないでしょうか。
それが苦しいことになるのでしょうか。
愛し合うことは、お互いを束縛し合うことではないはずです。
「これをやっちゃいけない、あれもやっちゃいけない」
と言われるのと、
「これもできるようになったんだ。
できることがまた一つ増えて良かったね」
と言われるのとでは、どちらが楽しい時間を共有できるでしょう。
一緒にいる時間が楽しくなければ、2人の愛は高まるわけがありません。
相手を変えようとせず、そのまま愛してあげる。
これが人を楽に愛せるようになるコツです。
相手は自分の鏡だから、あなたが相手の「そのまま」を愛してあげれば、あなたのことも、「そのまま」で愛してくれるようになります。
信じられない?
じゃあ、本当にあった話を紹介しましょう。
うちのスタッフの小野寺さんは、やきもち焼きの彼のことで悩んでいました。
その彼は、どこに行くにも、何をするにも電話でチェックする人で、彼女の転勤が決まった時も、
「彼に反対されるか、別れ話が出るかの どっちかだわ••••••」
と心配していました。
でも、彼女が一生懸命に、「そのままの 彼」を愛そうとしていた時に、状況が変わり出しました。
まず、自分自身も、彼を束縛していたことに気づいたのです。
「彼と連絡が取れない時に、他の女性と会っているんじゃないかとか、私に言えないことでもしているんじゃないか、って思ってイライラしていた自分。
何してたのって、こと細かく聞いた自分。
私も、彼と同じように縛り付けていたんだと気づいたんです」
という彼女は、今度は「私を信じてよ!」 という気持ちで相手を信じるようになりました。
そうしたら、彼女のジェラシーやイライラは消えました。
彼の束縛に対しても「自分のことを好きでいてくれるから、ありがたいな」と思えるようになりました。
そうしたら、以前のように、彼からの電話のチェックもなくなって、束縛もなくなって、2人は楽な気持ちで向き合えるようになりました。
1つの問題をクリアした彼女の元に届いた、
神様からのプレゼントは、
「彼の口から、転勤することで、仕事のプラスに、キミのプラスになるんだったら行っておいで、っていうセリフが出てきたんです」
相手を束縛する愛は、寂しさから出た愛です。
それを相手に満たしてもらおうとしても、
解決にはなりません。
疑心暗鬼が先に立って、寂しさを膨らませてしまうだけ。
それでは、愛の言葉から心から溢れてきません。
愛から遠ざかるだけです。
苦しい愛は、もう卒業しましょう。
このことが、あなたと、あなたの愛する人を、幸せな関係に導いてくれるのですから••••••。
追記 「弱いフリ」をやめると人生がガラリと変わります
女性にはグループを作りたがる人がいて、そこから仲間外れにされたりすると辛いんですよね。
学校にも会社にも仲良しグループを作る人たちはいて、誰かを仲間外れにしたり、いじめたりするなんて話はよくあるみたいです。
また、主婦の場合にも「公園デビュー」なんて言って、同じ公園で子供を遊ばせるお母さんのグループに入るために、相当気を使わなきゃいけないそうです。
それで仲間はずれにされて悩むこともあるらしいんですね。
実は、私にも大人になってから同じような経験をしたことがあります。
同じ年頃の子供を持っているお母さん達が喫茶店に集まったりした時、なぜか私だけ無視されたり、嫌なことを言われるんです。
例えば、「あんたはいいわよね。お父さんは会社をやっているし」なんて言われたりしたんです。
こんなことがあると、本当に悲しい気持ちになって、落ち込んじゃうんですよね。
私もそうでした。
私は一人さんに何でも相談して、本当にいろんなことを教わってきました。
私の相談事を聞くと、一人さんはいつも明るく笑って、時にはユーモアを交えてそれに答えてくれるんです。
その話が楽しくて、聞き終わった頃には、いつも私の心はすっかり明るくなっているんですよ。
一人さんの言葉を聞くと、それまでもやもやと黒い雲が広がっていたような私の心に、サアーッと光が広がっていくような気がするのです。
そして、私に本当に辛いことがあると、一人さんは明るいだけでなく、とても力強い言葉で、私の目を開かせてくれることもあるんです。
私は仲間はずれのこともひとりさんに相談しました。
するとこの時も、一人さんからは、力強い言葉が返ってきたんです。
「それは、おまっちゃんが弱いフリをしているからだよ。
意見をしっかり言わないで、向こうの言いなりになっているから。
しっかりと、自分の意見を言えばいいんだよ。
『命』という漢字は、『人』は『一』度は『叩』かれると書く。
だから、生きているうちは、一度は叩かれるもんだと思っておかなきゃいけない。
仲間はずれにされたり、イジメにあったり、いろんなことがあるよね。
でも、この世の中からいじめをなくすことはできないんだよ。
人殺しをなくすこともできない。
だから、自分がいじめをしない、人殺しをしない、意地悪をしない、このことを貫き通せばいいんだ。
それを貫いているうちに、必ずその人の実力通りになる。
いい人ならば、必ず仲間も集まってくるんだよ」
私はそれまでも、一人さんからたくさんのことを教わっていました。
その多くの言葉と合わせて、この言葉についてよく考えてみたんです。
これはね、自分の意見を言えば、すぐに仲間はずれやいじめが解決するということじゃないんです。
仲間はずれやいじめを単なる悩みで終わらせるんじゃなく、自分が成長するためのチャンスにしなさいということなんです。
きちんと意見を言わないと相手には伝わらなくて、いつまでたってもただ悩んでいなきゃいけないんです。
これでは自分の成長につながりません。
でも、自分の意見を言うと、仲間はずれやいじめをしている人たちから反応が返ってくるんです。
その人たちが何を考えているのか、どんな人たちなのかを学ぶことができるんですよ。
そして、自分がどうなりたいのかもはっきりしてくるんです。
「私は、あんなことはしたくない。
これからも、あんなことをする人にはならない」
って思えるようになるんですね。
これからどう生きるのか、しっかりと確認できるようになるんです。
一人さんはきっと、こう教えてくれたんだと思うんですよ。
仲間はずれを嫌なことだと思っても、他の人を変えることはできません。
人は一度は叩かれるんだと覚悟をして生きるしかないんです。
でも、自分は変えられるんです。
だったら、自分が嫌だと思うことを他の人にはしないと強く決意すれば、仲間はずれやいじめなんかも、自分のことを向上させるいいチャンスになるんですよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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