途中の目印で立ち止まらないでください。
そして、目指してきた目印に着いたら、すぐに次の場所に向かいましょう。
これが加速の法則の中で最も大切なところです。
加速の法則でスピードが出てくると
加速の法則でスピードが出てくると、どんどん上のステップに進んでいくようになります。
ただし、この時に気をつけなくてはならないことがあります。
それは、いつも次の大きな目標を持つということです。
そして、その目標に向かっている時は、必ず途中の目印を見つけておくようにしましょう。
目標を目指していくうちに、いつのまにか大きな目標に辿り着いてしまったというのが理想です。
でも、注意!
途中の目印で立ち止まらないでください。
そして、目指してきた目印に着いたら、すぐに次の場所に向かいましょう。
これが加速の法則の中で最も大切なところです。
なぜでしょうか。
人間は弱いものです。
途中の目印で休んでしまうと、「ちょっと温泉にでも行ってこようか」となってしまうかもしれません。
飛行機は飛び続けていないと墜落してしまいますね。
人間も同様に、加速し続けていないと落ちてしまうのです。
どうしても温泉に行きたかったら、加速したまま温泉に行きましょう。
立ち止まって方向を変えることはありません。
加速した状態はあの世でも続く
例えば、力士はみんな横綱になろうと思って、毎日厳しい稽古をしています。
でも、重量になったからとか、幕内になったからといって、そこで遊び歩いていたら横綱にはなれないでしょう。
遊びたかったら、稽古をしながらやればいいのです。
こうして、横綱になるまでか息を止めないで稽古をした力士だけが横綱になれます。
────加速した状態はあの世に行っても続きます。
実は、あの世の生活は、この世で終わったところから始まります。
この世でお金持ちだった人は、あの世でもお金持ちからスタートするのです。
この世で起きていることは、すべては修行。
この世で高いレベルの修行をした魂は、あの家で神様がきちんと面倒を見てくれるのです。雨
そう、それは、神様がくれたご褒美なのです。
最終目標を人に言わない理由
さて、目印をたどりながら目標を目指して進むというやり方が一番だと言いましたが、ここで忘れてならないのが、最終目標は人に言わない方がいいということです。
自分の大きな目標を人に言わないでいると、誰かに聞いてもらいたいという気持ちを抑えているので、とても緊張します。
そして、このストレスが、やがて大きなエネルギーになって返ってくるのです。
小出しにエネルギーを出していたら、いつまでたっても自分の中に力がたまりません。
エネルギーをたくさんためて、一気に吐き出した時にこそが大きな行動力が生まれ、夢を叶えてくれるわけです。
川が氾濫するのは、川に水が溜まったから。
そして、水がたくさんたまればたまるほど、反乱の勢いは大きくなります。
逆に、水がたまらないと、川は決して氾濫しません。
川の水をためることと自分の目標を黙っていることは、とても似ています。
自分がやりたいと思っていることを内側に溜め込んでいると、やがてものすごい勢いになって外に飛び出すからです。
なので、せっかく溜め込んだエネルギーを途中で口から出してしまうのは、とてももったいないことになります。
「転び現象」で次々起こることは
世の中には、加速の法則の他に「転び現象」というものがあります。
転び現象とは、人が一つの方向に向かって進んでいくと、都合のいいことが次から次へと起きて、転がるように目標に向かって前進していくという現象です。
転び現象が始まると、自分に都合のいいことが、どんどん転がり込んできます。
加速の法則で目標へのスピードが上がっていることに加えて、さらに自分の都合のいいことが転がり込んでくるのですから、びっくりするくらい早いスピードで願い事が叶ってしまいます。
転び現象は、前向きな人にだけ起こる現象なので、「家を買いたいと思っているけど、今の給料じゃ無理かもしれないなあ」という調子で、否定的に考えたり、人に相談したりしてはいけません。
断言しますが、後ろ向きに考えていると、転び現象は決して起こりません。
「家が欲しい。家を手に入れる」という言葉が頭の中にひらめいたら、それを実現するためにはどうすればいいのかということだけを考えましょう。
そして、目標と糸を結んで、ピンと張りつめることを忘れないようにしなければなりません。
加速の法則と転び現象が同時に起こる言葉
前向きに考え始めると、脳みそがフル回転して、その答えを引き出してくれます。
なぜなら、「家を手に入れる」という「神のひらめき」だからです。
神の「ひらめき」で始めたことには、途中でも度々、別の神の「ひらめき」が起こります。
努力したり、気合を入れたりしないで、力を抜いてやったり、「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」と声に出す。
するとまた、いつのまにか次の神の「ひらめき」があなたを助けてくれます。
お金がないからと言って、「お金がないから家が買えないと言ってはいけません。
そして、もしうっかりそんな言葉を口に出してしまったら、続けてこう言いましょう。
「でも、日本は豊かだなあ。食うに困らないし、家にはテレビも冷蔵庫もある。幸せだなあ」
────これこそが豊かな言葉。
豊かな言葉は、その人の人生を豊かにしてくれます。
そして、豊かな言葉を声に出していると、顔も豊かになってきます。
豊かさがどんどん増えていく────こうして加速の法則と転び現象が始まるのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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