新しいことを誰よりも早くやる
「うさぎは必ず寝る」という法則
「いい人」というのは、競争意識があまりありません。
人にやさしく、親切なので、競争するというよりも、道を譲って、人を先に行かせてあげることが多いのです。
そのため、大勢で競争する機会があっても、順位はビリだったり、下の方をうろうろしていることが多いものです。
実力のある人や、パッと目立つようなことをできる人が、上位を占めていることが多々あります。
それは、それでいいのです。
ところが、この「下の順位」の人が、一発逆転するチャンスがあるのです。
それは、仕事に「新しいやり方」が導入された時です。
今まで上位を独占してきたような人は、実は「新しいやり方」に対して、なかなか取り組もうとしません。
なぜなら、今まで成功してきたので、「今までのやり方が一番だ!」という自信があるからです。
こういう時、今まで上位だった人ほど、ゆっくりしてしまいます。
この現象を、私は「うさぎは必ず寝る」と言っています。
この時こそ、「下の順位の人」のチャンスです。
「新しいこと」を、誰よりも早くやってみましょう。
「新しいこと」には、まだ誰も慣れていないので、1日でも1時間でも早く取り組んだ人の勝ちなのです。
「上位の人」がぐっすり寝ている間に、「下の順位の人」は、新しいことをジャンジャンバリバリ進めていく。
そして、「上位の人」が気付いた時には、順位は逆転しています。
今までライバル視することもなかったような「下の順位の人」が、自分の手の届かないような先まで行ってしまっているのです。
この時、「上位の人」は、改めて、下にいた人の本当の実力を知ることになるのです。
「いい人」であるあなたは、「うさぎは必ず寝る」という法則があることを、絶対に覚えていてください。
「新しいこと」が導入されたら、誰よりも早く取り組んでごらん
あなたが一番になるチャンスだよ
一発屋はすぐに消える
「黄金のワンパターン」を作ること
あなたが仕事で、手っ取り早く成功するコツを教えます。
それは、あなたの仕事の中で、「なぜか、これをすると多くの人に喜ばれる!」というものを、ひとつだけを見つけてください。
そして、それを徹底的にやりましょう。
何度もやっていくうちに、それをパターン化していくことです。
成功する仕事には、「黄金のワンパターン」というものがあります。
その「黄金のワンパターン」を見つけることが、一番手っ取り早く成功する秘訣なのです。
例えば、『水戸黄門』というテレビドラマがありましたよね。
あれって、毎回、同じパターンです。
身分を隠している、水戸の光圀公が、物語の終盤で「印籠」を見せる。
すると、今まで貼っていた悪人達が一斉に「ハハ〜ッ」とひれ伏します。
この瞬間、ドラマを見ている人達は、胸がすっきりします。
このシーンを見たくて、ついつい最後まで、見てしまうのです。
これが「黄金のワンパターン」なのです。
『水戸黄門』と同じように、まず1回仕事が当たったら、そのやり方を5~6年は変えてはいけません。
仕事があたった・・・・・・ということは、その仕事の中に、『成功する要素』が詰まっているということです。
みんなが求める「黄金のワンパターン」を掴んだ・・・・・・ということなのです。
だから、同じパターンで、毎回、ちょっとだけ設定を変えるのです。
『水戸黄門』の場合は、実にうまいことに、全国各地を旅して回るので、その土地にちなんだ設定に変えることができます。
土地の風習や名物を紹介しながら、その土地で出会った、様々な人を助けていく。
でも、助さん、格さんが、最後に印籠を見せて、悪人どもが「ハハ〜ッ」とひれ伏すところは毎回同じです。
これが「黄金のワンパターン」なのです。
あなたも仕事の「黄金のワンパターン」を掴みましょう。
そして、当たっているうちは、変えずにしばらく続けましょう。
当たらなくなったら、また別の方法を考える。
これが一番早く、仕事を成功させるコツなのです。
ところがみんな、このルールに気づきません。
1回仕事が当たると、次は、全然違う事をやろうとします。
「もっと他の事も試してみたい」という気持ちもありますが、「自分はもっと別のこともできるということを、世間にわかってほしい」という気持ちもあって、違うことをやってしまうのです。
でも、これが「間違い」なのです。
だから一発屋で、いなくなってしまうのです。
作家でも、映画監督でも、商人でも、一度あたったことは、「黄金のワンパターン」にして、やり続けることが大切です。
それが、あなたを最短距離で成功者にするのです。
「黄金のワンパターン」を掴んだら、別のことを考えないで、やり続けてごらん
「加速の法則」という連続性を知る
「ちょっと休もうかな」と思った時が危ない
人は、小さな成功を手にすると、とても嬉しくなります。
嬉しくなって、こう思うのです。
「温泉にでも行って、ちょっと休もうかな・・・・・・」
ところが、この考えが、成功の勢いを止めてしまうのです。
成功を手に入れたことは、素晴らしいことです。
ただし、「次の仕事を考えること」を止めてはいけません。
成功への階段を歩み始めたばかりの人は、小さな成功を手に入れると、ほっとして、少し休みたくなります。
しかし、こういう時が、実は一番、乗っている時なのです。
仕事には、「加速の法則」というものがあります。
成功を手に入れた時こそ、次の成功もすぐに行ってくる。
こうやって、いいことが連続して、どんどん起こるのです。
この勢いを止めてしまっては、もったいない。
だから、温泉に行っても、旅行に行っても、心の片隅で、「次の手」を考えていましょう。
そして、できるだけ早く、「次の仕事」に取り掛かることです。
そうすれば、あなたは勢いを落とすことなく、更なる成功へと突き進んで行けます。
ところがここで、ゆっくり休んでしまうと、次の仕事に取り掛かるのが億劫になります。
「もうちょっと、この勝利の美酒に酔っていたい」
そんな気持ちになるのです。
ところが、ようやくやる気になって仕事に取り組んだ時、あなたより下にいた人たちが、あなたを追い抜いていたり、至近距離まであなたに迫ってきていることがあります。
先ほど、「うさぎは必ず寝る」という話をしましたが、あなたがその「うさぎ」になってしまったのです。
いいですか?
成功した直後の「ちょっと休もうかな・・・・・・」と思う心が、危ないのです。
温泉に行っても、旅行に行っても構わないので、頭の片隅では、次の仕事のことを忘れてはいけません。
それが、あなたが勢いを落とさずに、成功して行ける方法なのです。
「寝坊したうさぎ」にならないように、気をつけなよ
斎藤一人さんの話を纏めました。
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