『いいこと』を教わった時、ほとんどの人はやらないよ。
それが「普通」なんだよ。
『いいこと』を教わった時、「やってみよう」とする人は少数派だよ
『いいこと』を教えたからといって、全員が実践するわけではありません。
むしろ、ほとんどの人は実践しない、それが「普通」です。
一人さんはこう言います。
「世の中には『普通の人を底上げする』のが得意な人っているよね。
それは悪いことではないんだよ。
そういうサービスを求める人もいるんだよね。
ただ、一人さん個人の考えとしては、やりたい人はやればいいし、そうでない人はやらなくていいの。
やりたくない人に無理やりやらせることはしたくないんだよ。
競走馬の調教師は、馬を水飲み場に連れて行くことはできても、飲ませることはできないんだよね。
馬自身が飲もうと思わない限り、飲まない。
動物と違って自分の意志というものを持っている人間は、なおさらそうなの。
自分が変わろうとしない限り、絶対に変わらないんだよ」
『相手が変わろうとしない、相手は変わらない』という中で、
私たちにできることは何だろうと考えた時、相手がやろうが、
やるまいが関係なく淡々と、楽しくてためになる情報を発信し続けること、それだけじゃないかと私は思うのです。
『いいこと』を教わって、やろうとしない人はやがて、緩やかな成功の道を歩き出す人なんだよ
「行動しない」という話を時々耳にするのですが、本を読まないのが「普通」なんですよね。
今、本を読む人って、すごく少ないでしょう?
だから、一人さんは本を読んだだけで「成功者だ」と思えるそうです。
本を読んだ時点で知識は脳の中に入っているんだよ、すごいじゃないかって。
何を言いたいのかというと、『いいこと』を聞いても、やらない人はやらないのです。
怒鳴ろうが何をしようが、やりません。
その人は、何か事情があって、やれないのです。
「そんなこと、やらない理由にはなりませんよ」と思うこともあるでしょう。
でも、相手と自分は違います。
あなたにとって「理由にならないこと」でも、相手には「十分な理由」なのです。
そして、相手は「それでも、がんばって生きている」のです。
そのことを理解し、その人を認めてあげた方が『良くなる率』は高いと一人さんは言います。
「『でも、一人さん、強制的にでもやらせた結果、その人は成功しましたよ』って言うけど、認めてあげた方が、もっと良くなっていたかもわかんない。
と、一人さんは思ってる人なんだよ。
だから、『本を読むことしかできない』とか否定から始まるんじゃなくて、『本を読んでいるだけで成功者だ』って、今のその人を肯定するんだよね。
俺の場合はね。
人というのは、今の自分を肯定された時に、初めて『次の一歩』が出るものなんだよ。
否定されながら、『一歩』は出せないんだよ、わかるかい?」
そういう一人さんだから、もし、「私は本を買ったけど、まだ読めてないんです」という人がいるとしたら、「買っただけでも偉いよ」と一人さんは言うんです。
「読もう」と思っただけで、えらいじゃないかって。
一人さんは、『次の一歩』を出させたくて、そう言っているのではないのです。
その人のことを「がんばって生きているんだな」という目で見ているのです。
後悔の念だとか、いろんなものを背負いながらも、一生懸命、自分を生きている、その人のことを「がんばってるな」って。
「だから、その人の肩の荷をおろしてあげたい。
正々堂々と楽しくのびのびと自分の道を歩いて行って欲しい。
俺が望んでいることは、それだけなの」
斎藤一人さんの話を纏めました。
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