「さあ、私は自分が得意なことをやって業績を伸ばそう」と自分を許し、すぐ切り替えます。
- 朝、起きられない上に、落ち込んでどうする!!
- 飽きっぽさは、イコール「改良型」です
- あなたのその欠点は、長所です
- できないマイナスに、落ち込むマイナスが加わると、さらにマイナスだから「できなくても、まっ、いいか」って
- 不得意なことは無理に克服しようとしなくていいです。自分ができることを極めれば万事OK
- 「あなたができなくても大丈夫。私がやってあげるよ」
朝、起きられない上に、落ち込んでどうする!!
私は朝が大の苦手。
頭に真っ暗がくっついているぐらい、起きられません。
でも一度、早起きして会社に一番乗りしようと思ったことがありました。
あるセミナーで、「社長が朝一番乗りすると業績が良くなる」と教わったからです。
それで奮起してやってみたのですが、起きられませんでした。
私は少しガクッとしましたが、瞬時に「馬鹿馬鹿しい」と思い直しました。
「朝、一番乗り」することが経営者の仕事ではないし、社長が一番乗りの会社でも業績がそんなに伸びてないところがたくさんあるから・・・・・・と、自分のことは棚にあげて都合よく考えました。
だって、「できない上に落ち込む」なんてマイナスがダブルでしょ?
「さあ、私は自分が得意なことをやって業績を伸ばそう」と自分を許し、すぐ切り替えます。
飽きっぽさは、イコール「改良型」です
私はすごく飽きっぽい人間です。
例えば、網物は編み終わったことが一度もありません。
ローラースケートは、靴を買って「いつか、やろう」と思っているうちに、一度も履かずに終わってしまいました。
ピアノもジャズダンスも、ヨガも、ギターもみんなダメ。
とにかく何をやっても続きません。
だから、私が1人さんの開発した化粧品・健康食品の販売会社を経営することを決めた時、私の両親は半信半疑でした。
ところが、そんな両親に対して一人さんはこう言ったのです。
「商売をするうちには、飽きっぽさがないとだめなんです」と。
「うまくいかないことを平気で続ける人もいますが、そっちの方が問題です。
だけど、はなゑさんは飽きっぽいから、大丈夫。
うまくいかなければ飽きちゃって続けられないから、考えて改良していけますから」って。
あなたのその欠点は、長所です
商人には飽きっぽさも必要、という話を聞いた両親は、一人さんに「はなゑは、朝が苦手でいつもギリギリなんです」とも言いました。
ところが、一人さんはニコニコしながら「大丈夫ですよ。朝、起きられない人は、夜はねずに考え事をしたり、本を読んでいますから、社長向きです」と。
何を言いたいのかと言うと、あなたが「欠点だ」と思っていることが長所なんだ、ということ。
短所は長所の裏返しなのです。
たとえば、ルーズという欠点は、おおらかという長所であったりします。
逆に、すごくきっちりしている。
それが裏目に出ると細かすぎちゃう。
欠点が「細かさ」だけど、それが「几帳面」という長所になるのです。
できないマイナスに、落ち込むマイナスが加わると、さらにマイナスだから「できなくても、まっ、いいか」って
誰にも、得意分野、不得意な分野というものがあります。
普通、必死に頑張って不得意なものをなくそうとしますが、大概、不得意なものはなかなかクリアできません。
挑戦しても「あぁ、ダメだ~」って。
そんなことを繰り返していると何に対してもやる気がなくなるし、自分で自分が嫌になってしまいます。
だから、私はうちの会社のスタッフに「できないものはできなくていいから、『まっ、いいか』と思いなさいよ」と言います。
これは「何もしなくていい」ということではありません。
「できるようになろう」と努力してダメだった、ということは、できないのです。
だから、「他の方法で行きなさいよ」ということなのです。
不得意なことは無理に克服しようとしなくていいです。
自分ができることを極めれば万事OK
人にはみんな、それぞれ不得意なものがあります。
だけど、それぞれ得意なものもあります。
あなたにも得意なものがあるはずです。
それを極めてください。
「極める」とは、その分野の第一任者になるとか、第一任者になるとかではありません。
あなたが得意とすることが「できない」「苦手です」という人がいるでしょう。
そういう人には、こういうのです。
「あなたができなくても大丈夫。私がやってあげるよ」
そういう風にやっていると、今度はあなたに「できなくてもいいよ。私がやってあげる」と言ってくれる人が出てきます。
互いに自分の強みを出し合い、弱い部分は補い合う関係ができると、仕事でも、何でも、人生うまくいきますよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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