「グレーゾーン」を大切にする
- 人間関係において良い悪いはない
- 身近すぎる親だからこそ、分かり合えなくて、あたりまえ
- 「人のことを真っ先に考える人は愛される」そういう「魔法の法則」がある!
- 本人が「欠点だ」と思っていることは「魅力」や「才能」であることが多い
人間関係において良い悪いはない
色々な人と話をしていると、時々、驚くような話を聞くことがあるでしょう。
例えば、「私、もう何年も前から、不倫してるの・・・・・」とか。
「俺のことが嫌いで、もう何年も会っていないの・・・・・」とか。
「過去に、人に話せないような壮絶な経験をしたの・・・・・・」とか。
そういう相手の話に対して、「これは悪いことだ」とか、「これはいいことだ」とか、自分の中で、白黒をはっきりさせて判断していると、つい相手にこんな言葉を言ってしまいます。
「そういうことは、よくないよ」
「それは、やめたほうがいいよ」
実は、世の中は、白黒をはっきりつけられないような「グレーゾーン」が多いものです。
そして、人は誰でも、「グレーゾーン」を持っているものです。
人って都合がいいものなので、自分の「グレーゾーン」に対しては、「これは、しょうがない」と思っています。
ところが、人の「グレーゾーン」に関しては、「許せない!」と思ってしまう。
しかし、これをやっていると、だんだん友達がいなくなってしまいます。
「グレーゾーン」というのは、実は、昼間と夜をつなぐ、「夕方の役割」をしています。
昼間の明るさから、急に夜の闇になったら、突然暗くなって、みんなびっくりしてしまうでしょう。
だから、だんだん暗くなるように、「夕方」の存在を、神様が作ってくれたのです。
人間関係の「グレーゾーン」は、夕方と同じです。
「いいこと」と「悪いこと」を、緩やかにつないでくれているのです。
「グレーゾーン」があるから、悪くならないことも、世の中にはいっぱいあるのです。
だから、人間関係において、「グレーゾーン」は大切にしたほうがいい。
自分の「グレーゾーン」と同じように、友人の「グレーゾーン」も、緩やかな心で捉えましょう。
それが、大切な友人と、長く付き合っていくコツなのです。
「グレーゾーン」があるから、世の中に悪くならないこともあるんだよ
身近すぎる親だからこそ、分かり合えなくて、あたりまえ
人は、自分の生まれる状況を、選んで生まれてきます。
生まれる前に、両親や兄弟も、自分で選んでくるので、「一番難しい修行ができる相手」を選ぶことがあります。
「自分の苦手なタイプの人」
「自分には、到底理解できないタイプの人」
そういう人を、あえて魂の修行のために、自分の家族として選ぶのです。
だから、「親なのに、どうしてわかってくれないの?」とか、「私の子だから分かってくれるでしょう?」という人がいますが、これは逆なのです。
あなたの親だから、あなたの子だからこそ、あなたのことがわからないのです。
「家族だから、分かり合える」と思うと、苦しくなります。
「家族だから、分かり合えない」と思った方が、いいのです。
両親というのは、自分の魂にとって、一番難しい修行の相手です。
だから、簡単にわかりあえなくて、あたりまえ。
そう思っていた方が、ずっと心穏やかに、親や子供に接することができるのです。
肉親というのは自分の魂にとって、一番難しい修行の相手だよね
「人のことを真っ先に考える人は愛される」
そういう「魔法の法則」がある!
何かをする時に、自分のことだけを真っ先に考える癖のある人がいます。
こういう人を、「アイマン」と呼びます。
この「アイマン」の度数が高くなればなるほど、人はその人のことを、「苦手だなぁ」と思ったり、「取っつきにくいなぁ」と思ったり、「ついていけないなあ」と思ったりしてしまいます。
その反対に、何かする時に、「人のことを真っ先に考える人」がいます。
実は、そういう人が、みんな大好きなのです。
そういう人って、なぜか愛されるのです。
人間関係において、そういう「魔法の法則」があるのです。
「アイマン」というのは、実は、色んな所で現れます。
例えば、何かみんなの前で、話すチャンスがあるとします。
そういう時に、「自分の話」ばかりする人がいます。
特に、「自慢話」や「常識的な話」や「優等生的な話」をする人がいます。
そうすると、みんな心の中では、
「早く終わらないかな・・・・・・」
「退屈だなあ・・・・・・」
「えらいとは思うけど、つまらないなあ・・・・・・」
と思っているものです。
その反対に、「みんなのためになる話」とか、「みんなが知りたい話」とか、「笑って、元気になる話」とか、「自分の失敗談を笑い飛ばす話」などを話すと、みんな前のめりになって、ワクワクしながら聞くものです。
なぜなら、これらの話は、「この話でみんなを楽しませよう!」という気持ちがコンセプトになっているからです。
そう、「みんな」がまず優先で、「アイマン」の度合いが低いのです。
「人に認めてもらおう!」と思うことと、「人を楽しませたり、喜ばせたりしよう!」と思うことは、似ているようで、違います。
あなたが「人を喜ばせよう」ということを優先して考えるようになった時、あなたより多くの人から愛されるようになるのです。
「みんな」がまず優先か、それとも「自分」が優先になっていないか、それを考えて行動してごらん
本人が「欠点だ」と思っていることは「魅力」や「才能」であることが多い
私のお弟子さん達と「学生時代、どんなことで怒られたのか」とか、そういった、たわいのない話をしていると、意外な事が分かります。
「私は、こういう欠点があって、学生時代、ずっと怒られていたの」ということは、実はその人の「長所」だったりするのです。
例えば、「遊んでばかりで、ダメじゃないか!」と怒られていた人は、「遊び」や「ゲーム」を考えるのが得意ということ。
なぜなら、自分を楽しませることが得意な人は、人を楽しませることも得意だからです。
「おしゃべりでうるさい!」と怒られていた人は、元気に勢いよく物事を伝えるのが得意です。
「あなたは繊細で、傷つきやすい」と言われてきた人は、同じように繊細で、傷つきやすい人の気持ちを思いやるのが得意です。
だから、「得意なこと」ばかりを聞くのではなく、「その人が、いつも怒られてきたこと」を聞いてあげると、その人の良さを見出すことができるわけです。
人間って、みんな何かしら「いいところ」を持っています。
それを伸ばせばいいのです。
まずは、相手の持っている「良いところ」に気づくこと。
意外と本人が「欠点だ」と思っていることが、実は「長所」であるのです。
そして、その「長所」を分かってあげれば、世の中に生かすことができるのです。
「その人が、いつも怒られてきたこと」を聞いてあげると、その人の良さを見出すことができるんだよ
斎藤一人さんの話を纏めました。
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「波乱万丈、どんとこい!」
そんな風に思えるようになったら、もう大丈夫。
不思議なことに、「備え」のあるところに、トラブルは起きません。
神様は、対処の仕方がちゃんとわかっている人のところに、トラブルは起こさないものなのです。
「みんなから好かれなくてもいい!」「波乱が起きても大丈夫!」
こんな風に気合を入れて、どーんと構えてごらん。