100%以上自分の責任。それ、やめましょう
- 自分の責任の一割だけ、「人のせい」にしてごらん
- あなたが気を使っている、その相手はあなたに気を使っていませんよ
- 「機嫌が悪い」のではなく、「くたびれている」のです
- 自分の都合で機嫌が悪くなっているのだから、巻き込まれてはいけません
- 元気づけようとしたら、「あら、お呼びでない?」みたいな
- くたびれるほど、相手に気を使わなくていいですよ
- 「バカ!!」と怒られても、動じてはいけませんよ。相手は勘違いしていますからね
自分の責任の一割だけ、「人のせい」にしてごらん
会う人、会う人に笑顔で接し、みんなに「いい人ね」と言われているけれど、「人生、うまくいきません」という人がいます。
そういう人によく見られるある特徴があります。
人の機嫌を必要以上に気にするのです。
それから、何でもかんでも「自分のせい」にして自分を責めます。
「ちょっと感じよくないかな」というような態度を人にされるたびに、「私、何か悪いことをしたかも」と悩みます。
100%自分の責任どころではありません。
100%以上、自分の責任と感じているんです。
そんな人に、私はいつもこう言うのです。
自分の責任の一割だけ、「人のせい」にしてごらん、って。
あなたが気を使っている、その相手はあなたに気を使っていませんよ
世の中にはお天気屋さんがいます。
特に理由はないけれど、なんとなく自分の気分がいい時は明るく、なんとなく自分の気分が悪いとそれを顔に表して周りを惑わす人です。
こういう人が不機嫌になっても、あなたに責任はありません。
自分の気分次第で晴れたり曇ったりする、その人の責任です。
でも、あなたは、こういう人だけでなく、いろんな人の機嫌が気になるのですね。
じゃあ、他の事実に目を向けてみます。
あなたは、常に人に対して笑顔で明るく接しているかもしれません。
でも、ほとんどの人は、そうではないのです。
たまに会う人に愛想はよくできても、いつも顔を合わせる人には「気が抜ける」ということがあるのです。
相手はあなたに気を許しているのかもしれませんね。
「機嫌が悪い」のではなく、「くたびれている」のです
私は朝が苦手です。
目が覚めても、しばらくは頭がぼーっとしたままです。
そんな時、仲間のただおちゃんから電話をもらうことがあります。
私は忠夫ちゃんに何を言われても「あぁ~」と気のない返事です。
でも、彼は全然気にしません。
それは「まだ、はなちゃんは寝ぼけているんだな」と思っているからです。
私の機嫌が悪いとは思っていないのです。
逆に、私が誰かに「ちょっと、感じ良くないかも?」というような態度をされることもあります。
でも、私も全然気になりません。
ただ、「くたびれているんだろうな」と思うだけです。
私自身そんなことがあるから、みんなも「なんとなく、だるい」とか、「頭がぼーっとしている」「他のことを考えている」とかいうことがあるんだろうなと考えます。
だから、「自分のせいで相手の機嫌が悪くなった」などと、ことを大きくするようなことが、私にはありません。
自分の都合で機嫌が悪くなっているのだから、巻き込まれてはいけません
あなたの目には「相手がくたびれているのではなく、機嫌が悪い」と見えることがあるかもしれません。
ただ、これだけは知っておいてください。
相手は、相手の都合で機嫌が悪かったりしているのです。
しかも、しばらくすれば相手は何事もなかったかのようにけろっとしているのです。
そういうものにいちいち付き合っていたら、身が持ちませんよ。
機嫌の悪い人のことは置いといて、あなたはあなたの機嫌を取ってください。
「いいんですか?」って、いいのです。
自分の機嫌は自分で取るものです。
あなたは「自分は巻き込まれないぞ」と思っていてください。
元気づけようとしたら、「あら、お呼びでない?」みたいな
目の前に元気のなさそうな人がいたら、「どうしたのかな?」って気になりますね。
「元気づけてあげたいな」と思うでしょう。
ところが、相手は元気づけようとすると「お呼びでない?」みたいな、「あらら、今の迷惑だった?」というような結果になることがあります。
もちろん、私にもあります。
そうなった時、いい人は自分を責めてしまいがちですが、自分を責めないでください。
自分の機嫌を取ってください。
私の場合、「私は相手を元気づけようと思って声をかけたんだから、えらい!!自分」と自分を褒め、「相手の機嫌が悪いのがいけない」とか思って(口には出しませんよ)、終わりにします。
何でもかんでも「人のせい」にする人は不幸だけど、何でもかんでも「自分のせい」にするのも、つらいですからね。
くたびれるほど、相手に気を使わなくていいですよ
自分も機嫌がよく、周りも機嫌がよければ、その場はすごく明るくて、自分もみんなハッピーです。
だから、本当はお互いが自分の機嫌を取ればいいのです。
あなたが人の機嫌まで取る必要はありません。
あなただけでも機嫌よくしていたら、その場所に明かりが灯っていることになるのです。
それが周りの人を救います。
気元のいい人がいるだけで周りが明るい気持ちになり、気元の悪かった人の機嫌まで良くなってしまうのです。
ところが、気元気元をとると、そのうち自気元気元まで悪くなってきます。
やっと止まっているあかりすら、その場からなくなって真っ暗闇になってしまうのです。
だから、自分の気元だけ取ってください。
自気元気元が悪くなりそうになったら、気分がスカッとする映画を見たり、友達とおしゃべりをしたり。
買い物をするのもいいし、ばっちりメイクしておしゃれするのもいいし。
法律違反を犯さず、周りにも嫌な思いをさせなければ、何をしてもOKです。
心がウキウキして、楽しくなることをやってください。
「バカ!!」と怒られても、動じてはいけませんよ。
相手は勘違いしていますからね
「一度教えたのにできないなんて、バカか!!」と怒る人がいます。
でも、怒られて落ち込む必要はありません。
人に対して「バカ」ということは、「自分は頭がいい、優秀です」と言っているのと同じです。
ところが、本当に頭が良くて優秀な人は「自分ができることを他の人もできるとは限らない」ことを知っています。
だから、怒りません。
できない人がいたら、その人がやりやすい方法を考えるとか、色々知恵を出します。
「一度教えたのにできない」とカッカするような人を、まともな人は優秀だと認めません。
なのに、人に「バカ」という・・・・・・・。
だから、その人のことは「あぁ、気の毒に」と思ってね。
晴れ晴れとした顔の『顔晴り』をしていれば大丈夫ですよ。
※斎藤一人さんは機嫌を機嫌と書きます
斎藤一人さんの話を纏めました。
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