寿命も前世も神様の領域。
知ろうとする必要はありません。
自分を信頼して今世で頑張れば十分です。
世の中には、知る必要のないことがあります
定めとして決めてきたことの一つに、寿命があります。
他の定めと違って、寿命だけはその日を迎える時まで分かりません。
でも、自分の魂はちゃんとそれがいつかを知っていますし、神様にもその設定でマルを頂いて生まれてきているのですから、どうぞ不安に思わないでいただきたいと思います。
私は、人の寿命を見ることは絶対にしません。
それは人が見る必要はないものだと、神様に言われたからです。
生きることと死ぬことは、神様にしか答えられません。
私の元には、余命宣告を受けた方が、その真意を確かめでにいらっしゃることがあります。
そういう方には、
「もしも、神様のメッセージとして寿命を答える人がいたとしたら、私は、それは嘘だと思います。
お医者さんはお仕事だから行ったのかもしれないけれど、当たっていないと思いますよ」
そうお話しします。
すると、皆さん、ちゃんと長生きされます。
前世についてもお答えはしません。
前世の出来事がその人の今の悩みに深く関わっていて、神様から教えるように言われれば話しますが、そうでない限りはお伝えしません。
なぜかと言うと、前世をお伝えすることで、その情報にとらわれて、恐れ(心配・不安)を大きくしてしまう人や、今自分がうまくいかないことを前世のせいにしたがる人がいるからです。
私には、いつかの前世で(今と同じように、一人さんの弟子でいた時のことです)。
「一人さんを助けられなかった」という強烈な記憶があります。
なくなる間際の一人さんから、「こうすれば、大丈夫だから」と教えてもらった通りにしたのに、うまくいきませんでした。
失敗をした記憶はその1回きりなのですが、「今世でも、また失敗したらどうしよう」という恐怖がしばらくつきまとって苦しめました。
2度と同じことをしないために今世があるのだとわかっていても、ずっと怖かったのです。
苦しんで、苦しんで、前世の記憶を恐れるの、もいずれ来る寿命に怯えるのも、「自分の問題だ」ということに気づきました。
寿命も前世も、知る必要のないことだから神様はお伝えにならないんです。
神様と自分を信頼して、今世を一生懸命にがんばろう、それで十分なのです。
「寿命を知れば、ちゃんとそこまで一生懸命に生きられるから、教えてください」と相談で言われることも少なくありません。
でも、知らないから生きられることもあります。
知ったことで、恐れが大きくなったら、自分の内側から愛が生まれなくなってしまいます。
スピリチュアルな能力を高めて、もっと神様との絆を深めたいと思うのなら、今あるご縁を大切にしたり、当たり前のことは一つもない日常に感謝をしたり、五感を磨くことです。
感性や愛の心を磨かないままで、「前世が見える」「寿命がわかる」など、人間ではコントロールが難しい「神様の領域」に踏み込みすぎると、人に嫌な伝え方をして、怖がらせることにもなってしまいます。
私はもう、「なぜ、今世でも一人さんと出会ったんだろう?」とは考えません。
「一人さんと会ったんだから、大丈夫だ」と思っています。
だって、幸せにも豊かにもならないなら、神様が今世でも出会わせてくださるはずがありません。
あなたも、講演やCDを通して、色々な形で一人さんと出会っているのですから、大丈夫です。
そうやって自分を信じて、「神様に可愛がられる解釈」をしていくことで、あなたの中にある幸せになるパワーが全開になっていきます。
前世はどんなものだったかを一生懸命に考えるより、こうしている今が、いつかの前世になるのですから、来世、あなたが出会う誰かから、
「前世でも、あなたと会った気がする。その楽しい時を思い出したいな」
「あなたといると、なぜか懐かしくてほっとする」
そう思ってもらえるような今世を生きていきましょう。
寿命も前世も神様の領域。
知ろうとする必要はありません。
自分を信頼して今世でがんばれば十分です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。