楽しく生きて、満たされた人生にしたいと思った時に、いちいち常識を振りかざしても息苦しいよね。
世の中の人は浮気に不寛容すぎるんだ
戦国武将の織田信長は、容赦なく人を殺める残虐な性格で知られています。
大抵の人は、信長に怖いイメージを持っているんだよね。
その信長が、唯一、怒こらなかったことがあって。
何かと言うと、家臣の女性問題に関しては一切咎めなかったの。
信長の家臣のうち、大の女好きといえば豊臣秀吉なんだけど。
それだけに、妻の寧々は、夫の女遊びにほとほと困り果てていたんだよね。
それでとうとう腹に据えかね、ある時、主君の信長に愚痴をこぼした。
すると信長は、寧々にこんな手紙を送ったんです。
「あなたほど美しく素晴らしい女性は、あのハゲネズミ(秀吉のこと)にはもったいないくらいだ。
正妻として堂々と、嫉妬などなさらずにうまくやりなさい」
まず寧々の美しさや器の大きさを褒めちぎり、秀吉はハゲネズミとこき下ろしながらも、「女遊びにはあまり目くじらを立てないでやってくれ」と、さりげなく秀吉をフォローしている。
女遊びのことまで口うるさくしていたら、家臣は誰もついてこないんだよね。
それぐらいの自由も許さないようじゃ、いくら殿様とは言え、周りから嫌われて孤立しちゃうの。
ところが一人さんの見る限り、世の中には、信長と正反対の人がいっぱいいる。
自分のことも人のことも、何かにつけ常識で縛り付ける不寛容な人が多いよね。
自分のことならまだしも、まったく関係のない人のことまで責め立てるでしょ?
芸能人でも、ちょっと浮気がバレただけで大騒ぎなんです。
中には、奥さんが許しているのに、なぜか世間が黙っていない。
あれは本当に気の毒だよね。
あんた、何の関係もないだろって言いたい。
それはね、彼女が1000人いたのなら、別の意味で騒がれるのはわかる。
けど、1人や2人じゃ大したことない。
一人さん的には、まだまだ少なすぎます。
それと、浮気がバレることに文句を言う人もいるの。
浮気するだけでも許せないのに、それがばれるのは脇が甘すぎるって。
あのね、恋人が何人もいたら忙しくて、上手くなんてやれないんです。
それぐらいのことは、周りが気を使って欲しいよね。
「あの人は彼女がたくさんいて大変だから、少し協力してやろう」とかって、見て見ぬふりをしてもらいて。
そもそも、男にはどうしても浮気を抑えられない年頃があるんです。
いや、男だけじゃなく女性にもそういうことがあるかもしれないけど。
で、それはいくつぐらいですかって、だいたい15~97歳あたりです。
だからこの間は、浮気しても許してください。
念のために言っておきますが、こういう話をしたからと言って、浮気を否定する人がダメだとか、浮気を推奨するとかってことじゃないよ。
感覚の問題なの。
楽しく生きて、満たされた人生にしたいと思った時に、いちいち常識を振りかざしても息苦しいよね。
そういうことを分かりやすく伝えるために、私は「彼女40人説」みたいなことを例に出しているだけなんです。
一人さんの生き方って、こういう軽くてゆる~い感覚だよってことが伝わればいいし、それで心を軽くするのがひとりさん流の考え方なの。
ということわかってもらえたら、あなたはもう、一人さんのお弟子さんの中でもプロ級だね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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