やってやれないことはない。
やらずにできるわけがない──
- 人が仕事を選ぶのではなく、仕事に呼ばれるのです
- どうしても楽しめない仕事は無理に続けないでください
- 自分がピタッとはまる場所に行けば、みんなハッピーです
- 顔晴ってから辞めるか、顔晴らずに辞めるか。どっちが楽?
人が仕事を選ぶのではなく、仕事に呼ばれるのです
広い世間のどこかに「自分の転職」が用意されていると思っている人が多いのですが、それは誤解です。
目の前のことを一生懸命やっていると、ある日、突然「この仕事が自分の天職なんだ」と気づく。
天職とはそういうものなのです。
では、「目の前のこと」とは何ですか?
と言うと、まず自分に与えられた仕事を楽しくやる。
そこがスタートです。
仕事というものは、土台、面白くないのです。
だからこそ、仕事をゲームにして、遊ぶがごとく仕事をする。
例えば、電話受付だったら、電話をたくさん取るゲームにするとかね。
そうやって働いていると、一歩ずつ、自分が知らないうちに足が天職の方へ引き寄せられていきますよ。
どうしても楽しめない仕事は無理に続けないでください
皆さんは『心の御柱』を立てて仕事をしていますか?
『心の御柱』とは、要するに使命感です。
例えば、ゴミ収集の仕事だったら、「自分は町の美観を守るためにこの仕事をしているんだ」とかね。
どんな仕事にも意義があります。
いろんな形で、人様のお役に立っています。
だから、使命感を持って働けばいいのです。
すると、仕事が楽しくなって、いいことが山ほど起きます。
本当に使命感を持っている人は、仕事が楽しくて、「この仕事をやれて幸せだ」と思っています。
だから、ニコニコしながら働きます。
でも、義務感で仕事をしている人は、自分に向いてない、本当はやりたくない仕事なのに、自分に嘘をついて我慢して仕事をしているのです。
思い当たる節のある方、もし、いらっしゃいましたら、無理してその仕事を続けなくていいですよ。
「いや、私は頑張ります」と頑固に意地を通されても、周りが困るのです。
そうやって我慢する人は、他の人にもつい「我慢しなよ」と言ってしまいがちです。
そうすると、その職場で働いている人たちが苦しくなるのです。
人に息が詰まる思いをさせているのです。
それだけではありません。
人間の想念というものは、飛ぶのです。
息が詰まる思いでお客さんに手紙を出すと、お客さんに「なんとなく、嫌な感じ」が届いてしまうのです。
お客さんにも迷惑ですね。
自分がピタッとはまる場所に行けば、みんなハッピーです
どうしても、「この職場には意気に感じるものがない」と思った時は、職場を変えても構いません。
「窮屈だけど、ここにいます」というのは、やめた方がいいです。
一生一回。
この人生、生きている時間の大半は仕事に使っています。
ご飯のためだけに働くのは、もったいない。
人には、意気に感じて働ける場所が必ずあるのです。
今の職場では行きに感じられないということは、「行きに感じられる場所はここではなく、どこか他のところですよ」ということです。
そこへ行けば、あなたはハッピー、周りの人もハッピーです。
顔晴ってから辞めるか、顔晴らずに辞めるか。どっちが楽?
他にやりたいことがなく、転職先も決まっていないけれど、職場で嫌なことがあったから「辞めます」という人がいます。
辞めてもいいです。
ただ、今の職場の人に「あなたを使って良かった」「トクした」と思わせてから、辞めてください。
職場の人に「トクした」と思わせるのに、そんな難しいことをする必要はありません。
筋肉痛になるぐらいの笑顔で仕事をしたり、明るく大きな声で挨拶をしたり。
頼まれごとをされたら「はい!! 喜んで」と言うとか。
そういう小さなことで十分です。
1ヶ月間だけでもいいので、やってみてください。
それから辞めてください。
すると、きっと、いい職場に転職できます。
この努力をしないで次の職場に行っても、きっと嫌な目にあって苦労します。
職場の人に「あの人を使って損した」と思わせたまま辞めると、次の職場であなたが損をするのです。
この世の中は、自分が人に与えたものが、後で自分に返ってくるようになっているのです。
やってやれないことはない。
やらずにできるわけがない──
ひとりさんは、そう言います。
やる前は「難しそうだな」「できるかな」と思うかもしれないけれど、一歩、一歩、ちょこっとずつでもできれば、その分、楽しくなりますよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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