理由を考える前に、「会わない!!」。
そう決めればいいのです。
- 頭から離れないのなら、会わなければいいのです
- 心でぐっと掴んでいるのに「気にしない」ができるわけがありません
- 笑い話ですまないことは、正々堂々、大ごとにしてください
- きっぱりと損得勘定、両方とも大事です
頭から離れないのなら、会わなければいいのです
「お姑さんがどうしても嫌なんです」
「どうやっても、嫁の兄弟が嫌なんです」
そういう相談をされると、私はこう言います。
「じゃあ、しばらく会わない方がいいね」
すると、大抵の人は慌てて「いや、それは無理です。会わないなんて、できません」と言います。
でも、そんなことはありませんよ。
自分が会おうとしなければ、会わずに済むのです。
「嫁だから会わないといけない」
「兄弟だから会わなきゃいけない」と、会わなきゃいけない理由を先に考えるから「できない」なのです。
理由を考える前に、「会わない!!」。
そう決めればいいのです。
そして、「仕事が立て込んでいて・・・・・・」
「PTAの集まりがあって・・・・・・」とか方便を使って、なるべく角が立たないようにお断りしましょう。
まあ、それでも何か言われるでしょうが、気にしないことです。
会っても何か言われるでしょうから。
心でぐっと掴んでいるのに「気にしない」ができるわけがありません
世の中にはいろんな人がいますよね。
それから、生きていると、いろんなことが起きます。
不愉快な気分にさせる人物・出来事に遭遇することもあるでしょう。
そういう時は、自分の胸一つにおさめないでください。
「今日、こんな面白い人がいてさ」とか、「こんなことがあってさ、もう、笑うしかないよね」とか、誰かにちょこっと話してみてください。
明るく笑いながらね。
ちょこっと話すと、あなたが心で掴んでいるものが、ふわっと離れます。
心の汚れが取れるのです。
取れた汚れは空気中に漂うので後始末しなきゃいけませんが、そのことはまた後でお話しします。
今は「心の汚れは溜めずに受け流す」、それだけを頭にしっかりと叩き込んでください。
笑い話ですまないことは、正々堂々、大ごとにしてください
人に、八つ当たりしたり、わけもなく無視したり、意地悪をしたり、そういう理不尽な態度をする人も世の中にはいます。
自分が理不尽な態度をされて傷つけられているのに、じっとこらえている人もいますが、それはよくありません。
相手は「理不尽なことをしている」と思わないでやっている場合もあるし、本当はやめたいのだけど、どこで止めていいかわからなくなっていることもあります。
何より、理不尽は良くないことをしているのです。
命を粗末に扱っています。
理不尽なその相手も命。
でも、やられた方も命です。
その命を、自分の中で処理できない思いの、はけ口に使うのはペケなのです。
そういうことをされて、黙ってこられていると、心のどこかに恨みという汚れがついてしまいます。
傷つけられた上に心に汚れがついてしまっては、ダブルでマイナスです。
できればその場で、大きな声で「何で、私にそんなことをするんですか?」と言ってください。
そして、「やめてください」ときっぱり言った方がいいと思います。
もし、自分で言えないならば、周りの人に相談してみてください。
多くの場合、理不尽なことをする人は他の人にもそういうことをしています。
だから、みんな我慢しないで済むように、色々知恵を出し合うといいですよ。
きっぱりと損得勘定、両方とも大事です
誰かの態度・言動が「みんなにとって、良くないことだ」と思ったら、私はきっぱり「それは良くない」と言おう、と決めています。
ただし、その時は、1つポイントがあって、自分が相手にビシッと言い返した時に、周りの雰囲気が「よくやった!!」という感じなのか、空気が白けるのか。
もし、空気が白けるのだとしたら、「そんなこといちいち言わなくてもいいんじゃない?」というのが周りの人の本音です。
こういう時は、自分が言い返したのはバツ。
その間違いはちゃんと記憶して2度やらない。
どうでもいいことをいちいち言い返していたら、周りの人に「細かいやつだな」「めんどくさい人だな」と思われますから。
自分が損しちゃう。
「私は自分の天職を探します」と言っても、実際は、
なかなか見つからない人が多いでしょ?
そんな苦労は我慢しないで、『良い職場』に行った方が
幸せなのになって、私は思うのです。
『いい職場』とは、自分を雇ってくれる会社です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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