心配はやめなくていいのです。
心配をすること自体は悪くありません。
心配症は治すべきか?
心配性の人がいます。
自分でもその性分は嫌なのに、どうしても心配をしてしまう人です。
他人がいくら「心配しなくていいよ、困ったことは起こらないから」と言ってあげても、心配が止められません。
しかし、心配はやめなくていいのです。
心配をすること自体は悪くありません。
この前、テレビを見ていたら、こんな夫婦が出ていました。
奥さんがパチンコにのめり込み、サラ金からお金を借りて、さらに闇金融に手を出した。
旦那さんが、1回借金を払ったのだが、また闇金融に手を出している。
この番組を見ていて私は思いました。
「少しは心配しろよ」と。
「心配性」よりも、他人が見ていて「心配しろよ」という人はいっぱいいます。
例えば、お酒を飲んだ上で車を運転するような人。
事故を起こしたらどうするのでしょう。
酔っ払い運転で誰かが死んだら、その人にも身内がいるのです。
「少しは心配しろよ」と思います。
だから心配性は悪くありません。
「少しは心配しろよ」という人が多いくらいの世の中なのですから。
以上です。
いいことが起こる前触れを知る
心コロコロ変わる話、しますね。
私には、これからいいことが起こるのが分かります。
「あっ、今からいいことがある」と、これまで外れたことがないのです。
それがどういう感じなのかと言うと、前触れとして嫌な気分がするのです。
嫌な気分の後は、いい気分になるに決まっているのです。
ところが、不幸な人は、嫌な気分だったらこれから嫌なことが起こると思うことでしょう。
例えば、「昨晩、夢で首を包丁で切られたのですか、何か悪いことが起こる前触れなんでしょうか」などと、私は聞かれたことがあります。
そんな心配は一切無用です。
もう夢で首まで切られたんだから、これ以上、悪いことが起こるはずがない。
首だって一回切られたら、もう切られないでしょう?
物事が順番に起こるのです。
いい気分、嫌な気分、いい気分、嫌な気分と、代わる代わる行ってくるようになっているのです。
だから嫌な気分になってきたら、「あ、これはそろそろいいことが起こるぞ。いいことがすぐに起こるぞ」と、思えばいいのです。
そうすればいいのに、嫌な気分になったからと、「どうなんでしょう、こうなんでしょう」と、その気分をずっと掴んでいるから、いい気分の間まで、嫌な気分になってしまうのです。
ところが、嫌な気分が起きたところで、「これはいいことの前触れだ」と言っていると、いつのまにかいやな気分でなくなってしまいます。
悟りを開くとは、こういうことなのです。
悟りを開くと言うと、ずーっといい気分でいられるということだと思う人がいます。
実はそうではありません。
心がコロコロ変わるものという性質を知っているだけのことなのです。
その性質さえ知っていれば、生きていくのに怖いことはありません。
分かりましたか?
嫌な気分がしたら、次はいい気分に決まっているのです。
嫌な気分になったから、きっと悪いことが起こるなどと思っていたらいけないのです。
嫌な気分の次は、必ずいい気分。
これは覚えておいてください。
あなたの天職を教えます
私は、「天職」についてよく質問されます。
「自分の天職が何でしょうか」と。
天職なんてないのです。
答えが早いでしょう。
天職などないのです。
目の前のことを一生懸命やっていると、それが天職になるのです。
この前は、ある男性からこんな質問を受けました。
「私、会社辞めたいんです」
「ああ、やめたほうがいいよ。で、次に行くとこは?」
「まだ決まっていません」
そういうので、私はこう答えました。
「じゃあ、あと3ヶ月だけいなさい。
で、あと3ヶ月、そこで一生懸命やんなさい。
あなた、その職場、もう嫌になっているんだろうけど、でも、きっと社長もあなたのこと嫌になっているから。
3ヶ月一生懸命やって、惜しまれてやめなさい」
人生で一番いけないのは、「あいつを使って損した」「あいつに会って損した」「この本を読んで損した」と、相手に損をしたと思われること。
必ず自分を使って得をしたと思わせないといけない。
そのためには、「はい」と大きな声で返事をするとか、残業を頼まれたならば頼まれた以上の時間をやるとか、どんな小さな事でもした方がいいよ。
会社を辞めるにしても、その会社に得をさせたと思われてからやめないといけない。
損をさせたまま逃げるように辞めてはいけないよ。
先の私に質問をした男性に3ヶ月後に会いました。
この3ヶ月間は一生懸命に仕事をしたみたいでした。
すると、
「すごく会社で自分を大事にしてくれるようになりました。とても良い職場です」というのです。
世の中とは、そういうふうにできているのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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