コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん 「勇気」とは、恐る恐るやることなんです

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人間はね、迷わずやることなんて、滅多にないですよ。

 


「勇気」とは、恐る恐るやることなんです


この国で、「魂は死なない」とか「人は生き通しだ」とか、不思議な話を公の場で発表する事業家は、滅多にいません。

一般の人からしたら「なんで?」って、なるのが当然だと私は思っています。

私だって本当は、公の場で不思議な話をしたくないのです。

でも、「しなさい、しなさい」と神様は言う、だから私は迷うんです。

迷いながら、私は視野を広げるんです。

「視野を広げる」というのは、今世だけ見ていたのでは視野が狭いのです。

視野が広い人というのは、今世だけでなく、過去も、来世も見るんですよ。


だから私も、事業家が神様ごとの話をするのは、よほどのことが過去であったんだろうのと考えたり、光の国に戻った時に神様になんて言おうかな、とか、頭の中で色々考え、最終的に「やる」と決めるんです。

そして、恐る恐る扉を開き、そっと静かに足を出して、一歩、また一歩、中に入ってみると、

「なぁ~んだ」
と心配していたことなどなく、むしろ、みんなに喜ばれるんですよね。


何を言いたいのかと、人間ってね、迷わず何かをやる、ということはないんですよ。

迷いながらでもやるの。

そして、「勇気がある人」というのは、恐る恐るでも、やる人のことを言うのです。

一人さんが迷いながらでも「それでもやる」と決断する時は、「地獄に行きたくない」と思うからなんですよ。

そんなもんなんだよ。人間って。



『悟り』


『悟り』とは、山登りと一緒で、少しずつ足を出していけばいい。

いっぺんに上がろうとか、しなくていいんです。


よく「人生は修行だ」って言います。

修行とは、自分を磨くんです。

私たちは、様々な経験を通して、自分を磨いていきます。

魂が小学生ぐらいだと、目の粗いサンドペーパー(紙ヤスリ)でガリガリバリバリやりながら磨かれていきます。
それで成長すると、ちょっと目の細かいサンドペーパーになってザーッ、ザーッと磨かれて、それよりもっと成長すると、さらに目の細かいものですサーッ、サーッと磨かれていきます。

そう、魂が成長すればするほど、楽になっていくんです。


ただし、「魂の成長」に関係はありません。

一人さんも長いこと生きてきて、かなり磨かれてきたんだけれど、まだまだ未熟なんです。

だから一生懸命、学んで、自分を磨いていかなくちゃならない。

それは、一人さんだけが特別にそうなのではありません。

みんな、そうなのです。

生きているうちは、ずっと学び、自分を磨いていくんです。

そして、また生まれたら学び、自分を磨いていく。

そうです、たった1回の人生で、「魂の成長」は完成するものではないのです。

ちなみに、仏教の世界では、魂の最高地点「悟り」に到達した人は、お釈迦様ただ一人と言われています。

勘違いしないでね、諦めた方がいいと言っているのではありません。

一気に山のてっぺんに到達しようとする必要がないと言っているのです。

頂上に向かって1歩ずつ足を出しながら、道すがらであった人たちと「こんにちは」「どちらからですか?」なんて会話をしたり、美しい景色を見て感動したり、美味しいものを食べたり、道中を楽しめばいいのです。

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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