あなたは、自分が思っている以上に、すごい存在なんです。
「愚公山を移す」
「愚公山を移す(ぐこうやまをうつす)」は、中国古典に基づく故事成語で、「たゆまず努力を続ければどのような難事業でも成し遂げられる」という意味で用いられます。
私が子供の頃に読んだ、中国に古くから伝わるお話で「愚公山を移す」というのがあるんです。
どんな話かというと、昔、あるところに山があったんです。
その山があるから、移動する時に遠回りをしなくてはならなかったんだけど、ある時、愚公という老人が「この山を取り除いて、平らにしよう」と思いついて、山を崩し始めたんです。
愚公は、みんなにバカにされたんだけど、愚公は自信満々で、こう言ったんです。
山はこれ以上、大きくはならないが、人間は違う。
私が死んだ後は、子供が山を崩してくれる。
我が子は結婚し、孫が生まれる。
孫も山を崩し、また子が生まれる。
そうやって次々と子ができ、その子らが山を崩すから、やがて平らになるんだと。
愚公の思いを聞いたてんの神様は、我が子に山を担がせ、山を別の場所に移したという物語なんですが、現実でもこのような奇跡が起きることがあります。
例えば、私が最初、「幸せ」って言うと、また「幸せ」って言いたくなっちゃうようなことが起きますよ。
などと言い始めた頃、「そんなことぐらいで現実が変わるのなら誰も苦労はしない」なんて言われていたんです。
それでも私は、「次の1000年の種を植える」つもりで伝え続けていたんです。
そしたら今は、私の精神論に賛同してくれる人が結構いるんですよ。
『大きなこと』を成し遂げようとか、言っているんじゃないんですよ。
私が言いたいのは、人間には、ものすごいパワーが備わっているんです。
例えば、叶えたい夢があるとする。
そこへ、壁が立ちはだかった。
そういう時は、まず、自分の心の中で解決をするんです。
「神様、仏様、守護霊様、指導霊様、ご先祖様、お助けください」と、頼んでもいいんです。
「自分には、神様、仏様、ご先祖様がついてくれているから大丈夫」とか、自分に言い聞かせるのもいい。
このようにして安心すると展開が変わります。
最悪な状況が1点、奇跡のドミノが起きてくる。
人間には、そういう不思議な力が備わっているのです。
その不思議な力は、目で見ることも、手で触れることもできませんが、今こうしている間にも、私たちを生かし続けています。
その不思議な力は何かと言うと、『いのち』です(あるいは魂とも言います)。
一人さんは『いのち』の灯を燃やして明るく楽しく生きています。
自分だけでも明るくしていれば、周りを明るく照らす、と信じて。
また、明るく楽しい波動は、この地球に残り、これから生まれてくる人たちを明るく照らします。
だから私は今日も明るく楽しく生きてます。
あなたはどうですか?
天に与えられた「いのち」を、どう使いますか?
新しいものは、古くて『いいもの』からできてくる
ラジコンのヘリコプターのようなものにカメラがくっついている、「ドローン」というのがあるでしょ?
あれは空撮以外に、農業や建設、いろんな分野で使われていて「空の産業革命をもたらした」と言われているそうなんだけど。
ドローンは最初、航空機の真似をして作って、さらに、ヘリコプターのようにプロペラをつけたり改良が加えられて、今の形になったんですよ。
そう、ドローンという最先端の機械は昔からある『いいもの』を積み重ねてできたものなんです。
自動車もそうなんですよ。
自動車が出てくる前は、馬車があったでしょ?
馬車の場合は、馬が車を引っ張って走って行ったんだけど、馬の代わりにエンジンをつけてできたのが自動車なんですよ。
だから人間ってね、新しいことを考えているようで、実は、そうじゃない。
アインシュタインだって、昔からある物理学の治療を集めて温めていたんです。
そして、ある日、相対性理論が出てきたんです。
ひとりさんも、昔からある『いいもの』を集めて温めているから、ポツン、ポツンと本に書くことを思いつくんです。
私は、こういうことも『いのち』(魂)の巡回なんじゃないかなと思っているんです。
私に言わせると、すでにあるものや考え方、技術も『いのち』なんです。
だって、それを創った人は、そこに自分の『いのち』を注いでいるんだよね。
そして、その『いのち』に後世の人間が『いのち』を注いで改良し、それにまた別の『いのち』が誘われていくという風に循環しているんですよね。
人間はそうやって『いのち』のバトンリレーをしてきたんです。
これからも、それは続いて行くんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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