不当なことを言う人に「ヨソへ行ってください」と言うんだという腹積もりができているかどうか。
『関門』
魂が成長する過程には、必ず通らなきゃいけない関門のようなものがあるんです。
仕事に関することで言うと、例えば、不当なことを言ったり、やったりする人間が目の前に出てくることがありますよね。
その時、その嫌な人間に対して、「買っていただかなくて結構です。ヨソへ行ってください」と言えるかどうか。
これが仕事に置ける、一つの関門です。
ひとりさんの場合は昔からそれが言えるんです。
それは、お客さんを大切にし、仕事を大切にし、お金を大切にしてきたからです。
裏返して言えば、私がお客さんを大切にするのも、仕事・お金を大切にするのも、嫌な人間に喧嘩を売られたら、堂々と「買わなくていいですから」と言うためなんです。
万が一、私が我慢したら、家で働いている人たち、取扱店さん、みんな我慢しちゃうんですよ。
下手をすると、その思いを次の代に持ち越ししちゃうかもわかんない。
私は、そこまでして、お金儲けをしたくないんです。
もちろん、大人しくて『いい人』には、優しくするんです。
自分より立場的に弱い人、力の弱い人のことは守るんです。
だけど、不当なことを言ってくる人間に「買わなくて結構です」と言えるように、しっかり利益を出していかないといけない。
お金は稼げても、「買わなくていいです」という対応策があることを知らないと、神様は、学ばせてくれます。
そうです、嫌な人間がやってくるんです。
でもね、人間って本当に不思議なんですよ。
本当のことをする人間が来たら、「買わなくて結構です」と言ってやる!!
そういう腹積もりで仕事をしていると、そういう人間は出てこないし、出てきたとしても、大した相手ではないのです。
なぜか、そうなんです。
人は幸せになるために生まれてきた
人は幸せになるために生まれてきたんです。
使っていいもの、すべてを使って幸せになればいいのです。
『幸せ』って何ですか?
答えはいくつもあるんです。
一人さんの場合は、明るく楽しい心だと思っています。
だから、心が明るく楽しくなるようなことをして生きているのね。
だって、不幸でいるより、幸せの方がいいじゃない?
ただ、この世の中には、人間の力では太刀打ちできないことがあるんです。
宮本武蔵という剣の達人が、「神仏を尊びて神仏を頼らず」
神仏は願うもんじゃないと言ったそうなんですが、武蔵はものすごい天才なんです。
武蔵ぐらい強い人は頼らなくても大丈夫なのかもしれないけれど、私たち宮本武蔵ではないし、何より、人間には、どうしたって勝てないものがあるんです。
本を読む人が減っているこのご時勢に、本を買ってまで勉強しているような人は、大概、努力でなんとかなるものは、何とかしていることでしょう。
それでも、その努力が及ばないことがあるんです。
その時、どうするのか。
この世の中には、皆さんが思っている以上に、使っていいものが、たくさんあります。
例えば、「想像する力」とかありますよね。
これを使って、例えば、ご先祖様、守護霊様、指導霊様、いろんな精霊たちが守ってくれているイメージや、一体化したイメージを思い描いてもいい。
あなたが幸せになるならキリストさんの教えを使ってもいいし、お釈迦様の教えを使ってもいい。
それでも不安なら、神様、仏様に手を合わせ、「お助けください」とお願いしてもいいんです。
そうやって、使っていいもの(できることならなるべくお金のかからないもの)全てを使って、人は幸せにならなきゃいけない。
私はそう思っています。
なぜなら、私は『白い光の玉』から教わったんです。
「人は幸せになるために生まれてきたのだ」と。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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