『運命』を変えるのに努力と忍耐がいるって、やりたくないことをしているからなんです。
三度の飯より好き
私は学校の勉強が苦手でした。
本を読むこともしてこなかったんです。
一人さんに会うたびに「あの面白い本、恵美子は、読んだかい?」「読んだかい?」ってずっと言われていました。
後になって、一人さんから聞いたのですが、一人さんは来世まで言い続ける覚悟で言い続けたのだそうです。
ところが、何年か経ったら、私は本を読むのが楽しくなってきて、今は執筆もしています。
そうです、私の『運命』は変わったんです。
『運命』を変えるには「努力と忍耐がいる」と言われます。
そう思っている人にとって、それは紛れもない事実です。
けれど、それが全てですかと言うと、意外とはそうではないのです。
私の場合『運命』が変わるのに努力と忍耐は必要ありませんでした。
それは、一人さんが「本読み大会」というゲームを考えてくれたからです。
仕事もそう、みんなでゲームを楽しむ感覚でやってきました。
そうやって楽しく仕事をして、稼いだお金で自分の好きなことをする。
楽しいことを積み重ねているうちに、気がついたら『運命』が変わっていました。
私は自分の手で無理やり『運命』を変えようとしたのではないのです。
私がやり続けてきたことは「自分で自分の機嫌をとる」こと。
自分がやりたいこと、好きなことを一つ一つ積み重ねてきて「楽しい」「楽しい」「楽しい」で過ごしてきました。
そうやって明るく楽しく過ごしていると、私の『いのち』が輝きだして周りの人たちを照らす、地球も明るくなるよ、と一人さんに教わったからです。
「運命を変えるには世の中のお役に立たなくてはいけない、そのためには『努力と忍耐がいる』というのは、本当なんだよね。
ただ『努力と忍耐』は苦しくないんだよ。
というのは、例えば、ボーリングが3度の飯より大好きだという人が、朝から晩までボーリングをしていても、別に、苦ではないでしょ?
裏を返して言えば、苦しくなっちゃうのは、自分がやりたくないことを我慢してやっているんだよね。
ほとんどの人は自己犠牲で運命を変えようとするんだよ。
『自分のやりたいこと、好きなことをしちゃいけない』と思っているんだよね。
ところが、一人さん流のやり方は、楽しいことの積み重ねなんだよ。
オレがついていたのは、『誰かの光になるようなことをすれば、その誰かは楽しく生きて『運命』は変わる』ということを知っていたことだと思う。
『白い光の玉』が教えてくれたんだよ。
人は天の神様の光から生まれてきたから、光を求めているんだ、って」
じゃあ、一人さんが私たちにどんな光を出してくれたのかと言うと、「立派に生きようとしなくても、もう十分立派だよ。それより、一つ、楽しみを増やすんだよ」ということです。
道徳的に、「これはいけない」「こうしちゃいけない」、そんなことは、ほとんどの人は子供の頃から知っているんです。
知っているけれど、そういう生き方が万人に合っているわけではありません。
だから、一人さんはこういうのです。
「一見、うまくいっていない人でも、誰だって『楽しく歩ける幸せの道』があるんだよ。
それを見つけ出す途中でやめちゃうのはなぜですか?
それはね『この道しかない』と思っているからなんだよ。
だから言うの。
『こっち側に抜け道があるから、崖っぷちを登っていくことはないよ。
こっちの安全の道の方がいいよ。
花が咲いてて、景色も綺麗だよ』って」
そうやって、一人さんは、、みんなが「楽しく歩ける自分の道」を見つけ出せるよう、足元を照らす。
それが、一人さんの光なのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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