自分に都合のいい妄想をする時のコツはね。
いっぺんに自分の理想とする世界を思い描こうとしないことだよ。
自分に都合のいいものを「もう一歩」また「もう一歩」って、出していけばいいんだよ。
高速道路が渋滞している時の、一人さんの妄想
あのね、人生は大雑把に言って、
「不幸なストーリー」と、
「幸せなストーリー」、
この2種類なんだよ。
嫌な思い出、不幸な思い出にファンタジービーム「白光の剣」を当てて消去して、妄想した「幸せなストーリー」をはめ込んじゃえばいいの。
不幸な思い出と、「幸せなストーリー」を入れ替えちゃえばいい。
潜在意識ってね、現実と空想の区別がつかないの。
だから、入れ替えちゃっていいんだよ。
親がものすごく嫌な親であっても、
「愛情深い親で・・・・・・」とか、自分の頭の中で、理想の親にかえちゃっていいんだよ。
日々、思い浮かぶ嫌な思い出をファンタジービームで次々と消すの。
消したら、「明るく楽しく面白い妄想」をする。
自分に都合のいい妄想をするんだよ。
自分の都合のいい妄想とは、何ですかって?
例えば、高速道路を車で走っているとする。
渋滞で車が停まっちゃったとする。
「事故かな?」とか、
「何だよ、もう」とか思うじゃない?
一人さんは、すごく素敵な女性がTバックで道路に立っているんだなって思うんだよ。
自分の好きな女優かなんかが立っているんだって。
そうじゃなかったら、こんなに並ぶわけがない。
もうじき俺もTバックの美女を見られるんだとか思ってると、わくわくするんだよ。
その場に到着した時に、その女性がいなくてもいいの。
「さっきまでいたんだ」って思うだけなの。
どこまでも自分に都合のいい妄想するんだよ。
妄想したと同時に、俺は幸せになっちゃうの。
「もう一歩、自分に都合よく」また「もう一歩、都合よく」
「心」というのは、いくらでも不幸を生み出せる。
幸せも、いくらでも生み出すことができる。
「心」は何を思ってもいい。
「心」の中で、あなたは自由です。
何の遠慮もいらないの。
自分に都合のいいことを妄想していいんだよ。
だけど、自分に都合よく考える癖を持つ人は少ないね。
例えば、「前世、自分は心臓病で死んだんだ」って思い出した女の人がいるんです。
昔のことを思い出して、また心臓が苦しくなってきちゃったのね。
当人に、「自分に都合よく考えてごらん」って言うと、
彼女は「名医が現れて、助けてくれた」って考えたんだよ。
でも、それだと、命が助かるだけの話になっちゃうんだよ。
なんで、その名医をものすごい、いい男にしないの?
「心」は、いくらでも幸せを生み出せるから、「もっと行ける」はずなんだよね。
だけど、ほとんどの人は、自分に都合のいい妄想、ということをやったことがないんだよ。
だから思いつかないだけなの。
自分に都合のいい妄想する時のコツはね。
いっぺんに自分の理想とする世界を思い描こうとしないことだよ。
自分に都合のいいものを「もう一歩」また「もう一歩」って、出していけばいいんだよ。
どういうことですか?って言うと、さっきの、何台か前に心臓病で亡くなった人の例で言うとね。
まず最初は「名医が現れて、助けてくれた」と思うんだよ。
そしたら、もう一歩、勇気を出して、自分に都合のいいことを考える。
例えば、その名医はいい男なんです。
でも、まだまだ行けるんです。
さらに、もう一歩、自分に都合のいいことを考えるんです。
例えば、自分を助けてくれた名医はいい男な上に、自分に惚れちゃうの。
まだまだいける、もう一歩。
男の名医が自分に惚れちゃって、家にご招待してくれるんだよ。
行くと、その人の家はお金持ちなの。
しかも、うるさい母親がいたんだけど、1ヶ月前に、突然流行り病にかかってなくなっちゃった。
まだまだいけるよ。
その人には弟がいるんだよ。
弟の方が、もっといい男で、しかも、なんと!!
自分に惚れちゃうの。
兄弟で自分を奪い合って、喧嘩になっちゃった。
その時、自分は2人にこうやって言うの。
「私のために、喧嘩しないで!」って。
ぐんと自己重要感が上がったね。
自分の都合のいい妄想って、こうやってするんだよ。
勇気を出して「もう一歩」。
また勇気を出して「もう一歩」って出していくうちに。
自分にとって都合のいい考えがすっと出るようになり、進化していく。
毎日こういうことを考えていると楽しいんだよ。
楽しく生きられたら、もう成功なの。
一人さんにとって「成功」とは、楽しく生きることだからね。
そして、この「楽しい波動」がさらに精巧なアイデアを引き寄せる。
そのアイデアを行えばうまくいくって、大成功するの。
だから、楽しいことからは、成功か大成功しか生まれないって言うんだよね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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