そんな時ほど炎の浄化です。
やれば必ず、進化は進みます。
「あんまり我慢すると悪魔になるぞ!」の忠告
私の講演会では、参加された人々に瞑想状態になってもらい、その上でインナーチャイルドを呼び出します。
深い意識の中に入ることで、よりインナーチャイルドの声が聞こえやすくなるからです。
そんな上下ワークの後に感想を聞いてみると、みんな凄い体験をしているんですね。
「インナーチャイルドの顔が真っ黒で、これが自分なのかとびっくりしました!」
「インナーチャイルドが私に激怒していて『あんまり我慢すると悪魔になるぞ!』と言われました」なんていう人も。
何よりも驚きなのは、いつも笑顔で明るく、人生を楽しんでいる人たちでもこうした体験をされることです。
これまで何度も私の講演会に来てくださり、浄化ワークをしてきた。
心の汚れを溜めないよう、自分でも日常的にちゃんと意識している。
そんな人でも、インナーチャイルドが怒りに震え、泣きながら叫び声をあげていることがあるのです。
いかに、自分では気づけないところで心に傷を負ってきたか、汚れをためているかが分かる例だと思います。
ですが、怒ったり泣いたりしているインナーチャイルドが出てきた時は、裏を返せば、心のリセットができるチャンス。
実際に私も、粘り強くインナーチャイルドを癒すことで人生を好転させた人を、過去に何人も見てきました。
深い傷を負った人、沢山の汚れがくっついている人は、何度浄化してもなかなか傷が癒えないかもしれません。
でも、そんな時ほど炎の浄化です。
やれば必ず、進化は進みます。
そしてインナーチャイルドに会いに行った時は、激甘でめちゃめちゃに可愛がってあげましょう。
（※）「炎の浄化」のやり方 基本の流れ
現在の自分を癒す「ハイヤーセルフ浄化法」
インナーチャイルドに会いに行くのが過去の自分を癒す浄化法であるのに対し、現在の自分を癒すのが、ハイヤーセルフに会いに行く浄化法です。
ハイヤーセルフとは「高次元の自分」を意味しますが、
「自分の魂」
「大いなる母（＝神様）」
「天と繋がった本当の自分」
と考えるとわかりやすいかもしれません。
インナーチャイルドは子供ですから、言葉や感情表現の拙いところがあります。
つまり、「これが嫌!」と言った簡単な表現や、泣いたり怒ったりと言う、体で感情を表すことでメッセージを送ってくれる存在です。
一方のハイヤーセルフは、全てにおいて完璧な存在。
いわば神様ですから、こちらが質問するとそれに応えてくれる特徴があります。
また、インナーチャイルドはこちらが可愛がることで心が浄化されますが、ハイヤーセルフの場合は、現在の自分を抱きしめてもらえたり、励ましや癒しをもらうことで浄化されます。
ハイヤーセルフは、インナーチャイルドを呼び出す時と同じように、イメージの中で対面することができます。
深い意識の中に入っていくことで、よりはっきりとハイヤーセルフからのメッセージを受け取りやすくなるため、私の講演会ではインナーチャイルドに会いに行く時と同様、皆さんに瞑想状態になっていただきます。
この時も、やはり様々なドラマが生まれます。
ある女性は、ハイヤーセルフに、「私、ちゃんとやっていけるかな？」「お金も稼げるかな？」と質問してみたそうです。
コロナ禍で仕事が減るなど、先のことや収入に関する不安があったんですね。
すると間髪を入れず、ハイヤーセルフから回答がありました。
「何言ってるの、大丈夫に決まってる!」
「お金？ 稼げるよ! 当たり前じゃん!」
「これからなんだってできるよ!」
「好きなことを、好きなだけやりなよ!」
何を聞いても、必ず「イエス」と返ってくる。
全て肯定してくれたことで、彼女は大半身の感覚に包まれました。
私にはいつも、こんなに強い味方がいてくれたんだって。
その後は「大丈夫」の波動で仕事に取り組むようになったところ、ほどなくして仕事が忙しくなり、充実した日々を取り戻されたそうです。
コロナ禍では多くの人が、この女性のように仕事や生活に打撃を受けてしまったことと思います。
でも、だからといって不安ばかり大きくしていると、それが心の汚れとなり、不安の波動で身動きが取れなくなります。
これではますます不安な現実が引き寄せられるだけですから、まずは不安を消し去ること。
安心の波動にならなければ、どんな行動をしてもうまくいきません。
辛い時ほど、心の汚れを落とさなきゃいけないんですね。
先ほどの彼女はそれができたからこそ、現実も変わったのでしょう。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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