できるだけ笑いながら叫ぶこと。
いかにも不幸そうな顔とか、鬼のような形相で「ふざけんな〜」なんて絶叫しちゃうと、これはちょっと怖い。
楽しそうだなと思ったら浄化法から試してみて
私は一人さんから、(※)「炎の浄化」をはじめとする心の浄化法をたくさん教えてもらいました。
どれも簡単で、誰でもすぐに出来るものばかりです。
私が過去に講演会などで行なってきた浄化法のうち、代表的なものをいくつかご紹介してみたいと思います。
面白そうだな、楽しそうだなと感じるものがあれば、是非炎の浄化と共に取り入れてみてくださいね。
一人さん式の浄化法に決め事はありません。
その時の気分に応じて炎の浄化とセットで行ったり、朝晩で炎の浄化と使い分けたりするなど、好きなように活用してくださいね。
様々な手段を組み合わせると相乗効果も生まれ、より効率的に、もっと効果的に浄化することができるでしょう。
ただし、ひとつだけ守っていただきたいことがあります。
義務感で「しなきゃいけない」と思ったり、真面目に取り組みすぎたり、ストイックに自分を追い込んだりするのは禁止です。
これは、炎の浄化も同じですが、軽い気持ちで楽しむことを忘れないでください。
今までと同じようにしていたのでは、人生は変わりません。
あなたが楽しい人生を望んでいるのなら、一歩でいいから前に踏み出すこと。
その最初の一歩が、心の浄化なのです。
(※)「炎の浄化」のやり方 基本の流れ
大声で汚れをガンガン落とす「絶叫浄化法」
では、一つ目の「絶叫浄化法」から、ご紹介いたしましょう。
私の講演会でもダントツの人気ワークなのですが、とにかく大声で絶叫しまくるだけの簡単な浄化法です。
あなたが今、誰かのせいで苦しんでいるとか、嫌な相手がいるとかの場合は、まずその人の顔を思い浮かべます。
特にそういう人がいない場合は、何もイメージしなくても大丈夫です。
次に、息をたっぷり吸って、自分の限界前で声を出すつもりで大絶叫します。
「ふざけんな~、クソババー!」
「バカヤロ~、クソジジー!」
地獄言葉(言った人も聞いた人も気分が悪くなる言葉)のオンパレードに、びっくりしたでしょうか。
クソババーとか、クソジジーみたいな品のない言葉って、普通は「口に出しちゃいけないもの」として扱われますよね。
もちろんそれは正しいし、誰かにぶつけるために口にするのは良くありません。
だけど自分一人で、誰も傷つけない状況で叫ぶだけなら、これが物凄い浄化作用なんです。
はっきり言って、メリットしかない。
どういうことかといえば、この言葉に宿る強烈な負の波動が、私たちの心にこびりついている真っ黒な汚れをガンガン削ぎ落とすんですね。
「解毒する」という言葉がありますが、体と同じで、心に溜まってしまった毒も吐き出した方がいいのです。
そして、ちょっとやそっとじゃ引き剥がせないがんこな心の汚れは、それ以上に強い負の波動を持った言葉でアプローチするのが効果的です。
ただし、この時に一つのコツがあります。
それは何かというと、できるだけ笑いながら叫ぶこと。
いかにも不幸そうな顔とか、鬼のような形相で「ふざけんな〜」な
んて絶叫しちゃうと、これはちょっと怖い。
怖い波動を出してしまうと、また怖くなるような現実が引き寄せられますから、ここは是非満面の笑顔でお願いします。
と言うか、大声で「クソババー!」だの「クソジジー」だの叫んでいると、なんだかおかしくなってきて、自然に大笑いし始める人がほとんどです。
私の講演会では、お腹を抱えて笑い転げる人、泣きながら大爆笑する人・・・・・・笑いが笑いを呼び、会場は本当に楽しい雰囲気になりますよ(現在は感染症予防のため、講演会での絶叫ワークは行なっていません)。
また、笑った後は締めくくりに、
「自分、大好き~!」
「自分、許しまくり~!」
「自分、最高~!」
「自分、愛してる~!」
そんな、自分を大絶賛する言葉はじゃんじゃん叫びます。
「自分の部分」を、あなたの名前に置き換えるのもいいですね。
この締めがあることで、何とも言えない安心感と喜びで、最高の心地よさを感じます。
絶叫潮効果法を試してみたい人は、カラオケボックスや車の中など、誰にも聞かれない場所で一人になり、思いっきり叫んでみてください。
スカッとして、本当に気持ちいいですよ。
絶叫言葉はセリフだと思えばいい
絶叫浄化法を行うと、最初はこわばった表情の人でも、憑き物が取れたように明るい表情になります。
私が見た印象としては、その人のオーラ(波動)もぐっと軽くなると共に、なんだか皆さん、子供みたいな無邪気なお顔になるんです。
このスッキリ感は、はっきりと「この人が嫌い」と感じる相手がいる場合はもちろん、特に苦手な相手が思い浮かばない人も同様に得られます。
人間関係に悩んでいるという自覚のない人は、よくこんなことを言うんですね。
「私は別に、クソババーなんて言いたい人はいません」
「そんな言葉、思ってもいないのにとても口に出せません」
それなのにいざ叫んでみると、こういう人ほど出るわ出るわの罵詈雑言。
周りの誰よりも大声で叫び、楽しそうに発散するケースがよくあるんです。
つまり自覚していないだけで、その人の心にもどっさり汚れがくっついていたということ。
おそらく、知らず知らずのうちに、たくさん我慢をしてきたのでしょう。
ちなみに、こうした「傷ついた自覚がない」「特に嫌いな人はいない」ケースでよく見られるのは、反抗期を経験できなかった人です。
親が威圧的てきで反抗を許されなかったとか、親に甘えられなかったとか、思春期に何らかの抑圧を受けてきたことで心の蓋が閉じてしまっているのです。
どんな人でも、大なり小なり、知らずに閉じ込めている感情があるもの。
そして閉じた蓋の表面だけを見て、「私には暗い過去などないし、傷ついてもいない」という感覚になるのです。
「クソババー」とか「クソジジー」とかの言葉が口に出せない人の全員がそういうわけではないのですが、「誰にでも心の汚れはある」ということだけは確かです。
もちろん、ご自身に何も怒りがたまっていない人もいます。
しかし、そうした人の場合、ご先祖様の思いや、浄化されていない不浄霊の思いを代わりに浄化しているのではないかと、私は思っています。
なので私はいつも、
「本気で思わなくていい、セリフだと思って言ってみて」
とアドバイスします。
世の中を見ると、嫌な人なんてどこにでもいるでしょう?
そういう、どこかの嫌な人に向かって言うつもりでいいよって。
結果、みんな笑いながら大絶叫。
そのうちに胸がザワザワしたり、キュッとなったりして、途中から号泣する人も珍しくありません。
これがまさに、汚れが落ちた証です。
本当は、何かしらあったんです。
悔しい思いをしたり、寂しかったり。
親にだって、もっと甘えたかった。
今まで蓋をして見ないようにしてきた心の傷が癒され、喜んでいる魂の涙なのでしょう。
絶叫浄化法って、好きな歌手のライブなどで盛り上がった時みたいな感覚になります。
だから、特に嫌な人がいないという人も、すごく気持ちがすっきりして楽しいですよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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