自分が住んでいる場所や生まれた場所をけなしている人には、いいことはまず起きません。
幸運を呼ぶ「国誉め」
いよいよこれで最後になります。
神事についてです。
神事とは簡単に言えば神を祀る行事です。
古代、ある国に任命された役人が最初にやった仕事です。
例えば、私がどこかの国に任命され、その国に行って一番最初に何をやるかといえば、そこの国がどんなに素晴らしいか誉め称えるのです。
その行為が、神事だというのです。
不幸な人は、この国誉めができません。
例えば、北海道に住んでいるのに、北海道の悪口を言っている人。
「全く、雪が降って嫌になっちゃう」とか。
沖縄に住んで、今度は「雪が降らなくて嫌になっちゃう」とか・・・・・・。
不幸な人というのは、自分の住んでいるところをけなします。
日本に住んでいるのに、日本を貶す。
東京に住んでいるのに、東京をけなす。。
私は、江戸川区に生まれました。
私は、自分の生まれた江戸川区の新小岩が大好きです。
もう誉めまくっています。
毎日、毎日、国誉めの神事をやっているみたいです。
自分が住んでいる場所で生まれた場所をけなしている人には、いいことはまず起きません。
その人の発言で、その場所に住んでいる土地の神様から、先祖まで、みんな嫌な気がしているのですから。
自分の故郷を自慢している人に会って、嫌な気がしません。
「長野県って、いいところだよ」
と言われたから、その人を嫌な人間だと思わないでしょう？
「群馬県っていいですよ」
という人を見ると、
「へえ、どんなところ行ってみたいね」
と、普通は思います。
これが、国誉めの力です。
「日本っていいよね」「江戸川っていいよね」「新小岩っていいよね」「自分の住んでるとこっていいよね」「自分のお店っていいよね」
こんな風に国誉めをしていると、どんどん幸運になってきます。
お店を持っている人で、自分のお店をけなしている人は、商売はまずうまくいきません。
国を持っている人だってそうです。
「こんな安物」だとか、「ポンコツ」だとか言っていたら、車だってうまく動いてくれません。
その車がなかったら困ると思い、誉めていた方がいい。
私は、いつも自分の車を誉めているから、私が乗っている時、エンジンが止まったことなど1回もありません。
やっぱり誉められれば、車だって気分が良くなる。
例えば、カミソリの刃。
「よく切れて偉いね」と言っていると、普通の3倍ぐらい持ちが良くなる、嘘だと思うのならば、試してみるといい。
物には心がないなどと言うけれど、そんなことはありません。
物にだって心があるのです。
だから、国誉めをきちんとやらないと駄目。
自分のお店が、どんな表通りから引っ込んだところにあろうが、場末にあろうが、自分のお店は誉めなきゃダメです。
これが、国誉めのお話。
これからが、本当の神事の話です。
最高の神事はお掃除
今から、摩訶不思議なことを言います。
これが信じられない人は普通の人です。
ただ普通は辛いですからね。
神事は、実は神社でやる特別なことではありません。
ここで最高の神事を、一つ教えましょう。
最高の神事とは、お掃除なのです。
お掃除をきちんとしないことにツキは訪れません。
神様は汚いのが大嫌いなのです。
汚いところが嫌なのです。
もちろん、一日中、掃除をしていろという話ではありません。
ものには限度があるし、そういうことを言っているわけではないのです。
いい神社に行ってみてください。
埃もゴミも落ちていない。
綺麗にしてあるものなのです。
埃だらけだと神様は、絶対来ないから。
自分のところを国誉めして、最後に自分のお店が最高だとなった時に、掃除をしてないと駄目なのです。
それで、これから、非常に摩訶不思議なことを言います。
何をやっても途中から失敗してしまう人。
邪魔が入る人。
うまくいきかけたけれど、最終的にどうもうまくいかない人。
自分の家の玄関を掃除してください。
自分の家の玄関を思い出してください。
いろんなものが置いてあって、ごちゃごちゃしていないですか？
家族の人数以上に、靴は出ていませんか？
例えば家族が3人しかいないのに、玄関には靴が10足出ていませんか？
余分な靴は下駄箱にしまってください。
スッキリさせてください。
靴も、できることならば履こうとする都度出した方がいい。
玄関が雑然としてごちゃごちゃしている家がある。
そうすると、なぜかうまくいかないことが起こる。
玄関が雑然としているのも悪いけれど、床が汚いのも駄目です。
先祖の加護がなくなります。
彼が汚れているのも、もちろんよくありません。
まるかんの商品に「大好きクリーナー」というのがあります。
こういったものを使えば、本当に綺麗に汚れが落ちます。
別に他のクリーナーを使っても構いません。
ただ一言言いたくなってしまうほど、汚れがよく落ちます。
私から見ていると、掃除をしない人がとっても多いように思います。
「綺麗にしたほうがいいよ」と注意されて、「そろそろ内装しようと思っているの」などと返す人もいます。
掃除のことを言っているのに、いつのまにか内装の話になっている。
別に家が古くても良いのです。
その証拠に、神社は古くても神様がいる。
今の時代、いいクリーナーとか、モップだとかがいっぱいある。
テレビでもCMでやっているでしょう。
「壁を拭くと、汚れがパーッと浮いてくる」とか。
そんな時代なのですから、億劫がらずに掃除をやってみましょう。
天井も大事です。
天井を見ると、隅に蜘蛛の巣がはっている家やお店があります。
埃がずいぶん溜まっていたり。
中には、「家で羊を飼っているのですか？」と思うようなホコリの溜まった家があるでしょう。
そんな蜘蛛の巣だったり、埃だったりをちゃんと綺麗にすると、天の加護があります。
病気になったら家の中を見渡す
先の見通しがきかない人がいます。
みんなと違う方向を向いていて、将来についても「何言ってるの？」という人。
そういう人の家に行くと、必ず窓が汚いのです。
それで、先の見通しがきかなくなってしまっている。
それから、窓が汚いと情報が入ってこない。
だから、「この店はだめだよ」とか、「この会社駄目」とか言われているお店や会社は、だいたい窓が汚いものです。
まあ、普通は信じられない話ですね。
流しが雑然としている家もよくありません。
流しに茶碗だとかお皿とかがごちゃごちゃ置いてある家では、その家の人は胃腸が悪くなります。
喉から肛門にかけて、水が流れないのです。
これからは、おかしな病気になったら、「家の中、綺麗だろうか？」と、まず考えてみてください。
そして、いらないものは捨てる。
使わないものは人にあげる。
雑然とゴチャゴチャ物が置いてあるような、物置か家かわからないようなところに住んでいてはいけません。
そういう家の人は、大体、神経をやられ、ノイローゼになります。
だからって、鬼のような顔をして掃除をやってはいけません。
それでは、涼やかにはなれません。
テーブルの上だったり、仕事机の上だったりが、ごちゃごちゃしている人も要注意です。
そういう人には、企画や計画が立てられません。
きちんとした企画やすっきりとした計画を立てることができないのです。
本も、きちんと立てて整理をしてください。
横にしていてはいけません。
「本を立てるんだよ」と私が言ったら、本を立てるようになったのはいいのだけれど、逆さに立てた人がいました。
字が書いてあるのだから、きちんと立てるようにしましょう。
「トイレが汚いとお金が入ってこない」と、最近はよく聞くようになりました。
そうしたら、トイレばかり掃除している人がいます。
他も掃除しないといけません。
古い新聞紙や雑誌などいっぱいためている人がいます。
それと、服とかタオルとか、やたら積み上げている人。
そういう人は、だんだん体が重くなってきます。
「どうも最近、体が重くて」と思ったら、帰宅したら家の中をよく見るといい。
すると、新聞紙が山ほどあったりする。
自分の住んでいる家は、なるべくキレイにすると良いのです。
神様は綺麗なのが好きなのです。
別に神様ではなくても、人間だって同じです。
髪の毛がぐちゃぐちゃになっている人よりも、綺麗に整えられている人の方に好感度を持ちます。
心も同じです。
恨み言、泣き言をずっと言っているよりも、人を褒めたり、綺麗な言葉を使っていた方がいい。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。
