不労所得はいいもの、と考えるとお金は自然と入ってくるんです。
質問1 方向性
私はいつも、くよくよとものごと考えてしまいます。
ついつい悪い方向に行きがちなんですね。
どうすれば治るでしょうか?
斎藤一人さん
今、斎藤一人さん達の間で「大笑い参り」というのが、すごく流行ってるんです。
この「大笑い参り」をしていると、物事を悪い方に、悪い方にと考えていたことが、良い方に考え始めるんです。
「こうなったらどうしようという」口癖の人が、「なんとかなる」に変わるんだよ。
その人の思いが変わるんです。
人の思いが変わるってすごいことなんだよ。
斎藤一人さんが普通の人と違うのは、子供の頃からそれを知っていたんです。
だから、子供の頃から親が何と言おうと、先生が何とい言おうと、自分の人生は必ず良くなるって思ったんです。
なぜそうなるかを簡単に説明します。
例えば、日本から船でハワイに行こうと思って、家事は常にハワイの方向に向けていたら、最後には必ずハワイに着くんですよ。
これと同じで、その方向に意識を向けていたら、必ず叶うんです。
何度も言うよ、大切なのは「思い」なんです。
斎藤一人さんの思いの中に苦労という言葉はないんです。
だから「よく中学校しか出ていなかったら、よほど苦労されたんでしょう」とかって言われるけど、それはその人が「苦労しなければ出世できない」と思っているからそういうんだよ。
楽しいことをするのに、忍耐も苦労も必要ないんです。
間違ったことを考えてるから、忍耐が必要になってくるんです。
「なんとかなる」って思ってるだけで、すごく豊かなんです。
だから、豊かなことが起きるんだよ。
「なんとかなる」と思うから「なんとかなる」んです。
苦労しなければ、成功しないと思うと苦労するんです。
「人生、良くなる」が成功への第一歩です。
質問2 不労所得
不労所得というものに、罪悪感があります。
「働かざるもの食うべからず」と子供の頃から、親に教わったのですが、斎藤一人さんは不労所得をどう思われますか?
教えていただければ幸いです。
斎藤一人さん
どれだけ「貧乏は嫌だ」とか「お金持ちになりたい」と思っても、お金に対する間違った思い込みがあると、お金って入ってこないんです。
中でも多いのは、不労所得のような、働かずに入ってくるお金に対しての偏見なんです。
特に日本人は、「働かざるもの食うべからず」という考え方の人が多いんです。
働いた方が良いのは確かなんだけど、そういう人の中には不労所得や、働かないで得たお金を「ずるいもの」「汚いもの」という思いがあるんです。
そうすると、自分の所にラッキーで入ってくるお金も、入ってこなくなるんです。
それとね、不労所得というのは「あぶく銭」だから、すぐになくなるんです。
でも、そこがいいんです。
例えば株が上がって儲かったら、「娘にロレックスの時計でも買ってあげよう」とかってするんです。
そうやって消費が生まれるんですね。
でも不労所得がいけないとなると、誰もが入ってきたお金を使わなくなって、世の中は不景気になるんです。
不労所得がある人って、それだけ徳がある人なんだよね。
だから、それはそれでいいんです。
江戸時代に幕府は「贅沢禁止令」とか出したんだけど、絹を作ってる人は、それでやっと生活を支えてたんです。
それなのに買える人に買わさないというのは、下の人の生活を苦しめるだけなんです。
だから、豊かな人はもっと豊かに使えばいいんです。
そうすると、絹を作ってる人も豊かになれるんだよ。
贅沢禁止してはダメなんです。
私たちの着る服って、洗い替えがあればいいから2枚あれば事足りるんです。
でも、おしゃれをしたいから、3枚でも4枚でも服が欲しいんです。
そうやって、服がほしいから一生懸命に働いて稼ぐし、そのお金で服を買うと、服を作っている人の生活も潤うんです。
みんなにいいんだよね。
あなたが豊かにしていることが、人を豊かにするんです。
それを、「あいつだけ豊かになりやがって」と思うけど、その人が豊かになれたんだから、「次は自分の番だ」と思ってればいいんです。
「よかったね」でいいんです。
誰かが豊かになったら、「次は自分の番だ」で、あなたも豊かになれるんです。
不労所得はいいもの、と考えるとお金は自然と入ってくるんです。
質問3 うさぎは必ず寝る
学生時代でも、社会人になっても、私の順位はいつも後ろの方なんです。
どうすれば、順位を上げることができるのでしょうか?
斎藤一人さん
「いい人」というのは、競争意識があまりありません。
人にやさしく、親切なので、競争するというよりも、道を譲って、人を先に行かせてあげることが多いのです。
そのため、大勢で競争する機会があっても、順位はビリだったり、下の方をうろうろしていることが多いものです。
実力のある人や、パッと目立つようなことをできる人が、上位を占めていることが多々あります。
それは、それでいいのです。
ところが、この「下の順位の人」が、一発逆転するチャンスがあるのです。
それは、仕事に「新しいやり方」が導入されたときです。
今まで上位を独占してきたような人は、実は「新しいやり方」に対して、なかなか取り組もうとしません。
なぜなら、今まで成功してきたので、」「今までのやり方が一番!」という自信があるからです。
こういうとき、今まで上位だった人ほど、ゆっくりしています。
この現象を、斎藤一人さんは「うさぎは必ず寝る」と言っています。
このときこそ、「下の順位の人」のチャンスです。
「新しいこと」を、誰よりも早くやってみましょう。
「新しいこと」には、まだ誰も慣れていないので、1日でも1時間でも早く取り組んだ人の勝ちなのです。
「上位の人」がぐっすり寝ている間に、「下の順位の人」は新しい事をジャンジャンバリバリ進めていくんです。
そして、「上位の人」が気付いたときには、順位は逆転しています。
今までライバル視することもなかったような「下の順位の人」が、自分の手の届かないような先まで行ってしまっているのです。
このとき、「上位の人」は、改めて、下にいた人の本当の実力を知ることになるのです。
「いい人」であるあなたは。「ウサギは必ず寝る」という法則があることを、絶対に覚えていてください。
「新しいこと」が導入されたら、誰よりも早く取り組んでごらん。
あなたが一番になるチャンスなんですよ。
質問4 黄金のワンパターン
私はせっかちなんです。
手っ取り早く仕事を成功させるコツはありますでしょうか?
お教えいただければ幸甚です。
斎藤一人さん
あなたが仕事で、手っ取り早く成功するコツを教えます。
それは、あなたの仕事の中で、「なぜか、これをすると多くの人に喜ばれる!」というものを、一つだけ見つけてください。
そして、それを徹底的にやりましょう。
何度もやっていくうちに、それをパターン化していくことです。
成功する仕事には、「黄金のワンパターン」を見つけることが、一番手っ取り早く成功する秘訣なのです。
例えば、「水戸黄門」というテレビがありましたよね。
あれって、毎回、同じパターンです。
身分を隠している、水戸の光圀公が、物語の終盤で「印籠」を見せるんです。
すると、今まで威張っていた悪人たちが一斉に「ハハーッ」とひれ伏します。
この瞬間、ドラマを見ている人達は、胸がすっきりします。
このシーンを見たくて、ついつい最後まで、見てしまうのです。
これが。「黄金のワンパターン」なのです。
「水戸黄門」と同じように、まず一回仕事が当たったら、そのやり方を5~6年は変えてはいけません。
仕事が当たったということは、その仕事の中に、「成功する要素」が詰まっているということです。
みんなが求める「黄金のワンパターン」を掴んだということなのです。
だから、同じパターンで、毎回、ちょっとだけ設定を変えるのです。
「水戸黄門」の場合は、実にうまいことに、全国各地を旅して回るので、その土地にちなんだ設定に変えることができます。
土地の風習や名物を紹介しながら、その土地で出逢った、様々な人を助けていくんです。
でも、助さん、格さんが、最後に印籠を見せて、悪人どもが「ハハ~ッ」とひれ伏すところは毎回同じです。
これが「黄金のワンパターン」なのです。
あなたも仕事の「黄金のワンパターン」をつかみましょう。
そして、当たっているうちは、変えずにしばらく続けましょう。
当たらなくなったら、また別の方法を考えます。
これが一番早く、仕事を成功させるコツなのです。
ところがみんな、このルールに気づきません。
一回仕事が当たると、次は、全然違うことをやろうとします。
「もっと他の事も試してみたい」という気持ちもありますが自分はもっと別のこともできるということを、世間にわかってほしい」という気持ちもあって、違うことをやってしまうのです。
でも、これが「間違い」なのです。
だから一発屋で、いなくなってしまうのです。
作家でも、映画監督でも、商人でも、一度当たったことは「黄金のワンパターン」にしてやり続けることが大切です。
それが、あなたを最短距離で成功者にするのです。
「黄金のワンパターン」を掴んだら、別のことを考えないでやり続けてごらん。
一発屋はすぐに消えるんです。
「黄金のワンパターン」を作ることです。
質問5 不幸の連鎖
R・Aさん女性37歳
こんにちは、私は37歳の主婦です。
斉藤一人さんへの質問です。
私は流産を2回経験しました。
2回ともおなかの中で成長が止まって亡くなりました。
これは何かの因果でこうなってしまったのでしょうか?
そしてこの家に生まれてこなかった、おなかの中でなくなってしまった赤ちゃんは、天国に行けるのでしょうか?
斎藤一人さん
流産する人はたくさんいてます。
オーバーに考えて不安に考えると体に悪いです。
だから余計に流産する可能性が出てくるんです。
もっと大雑把に考えて、今はインターネットの時代ですから、流産を何回もしていますがこういう方法をすればしなくなったとか、いろんな答えが出ています。
悩みというのは、悩むためにあるのではないです。
悩みと解決するためにあるんです。
悩んでる暇があれば、解決方法を探してください。
解決した人の答えが、必ず今は出ています。
そっちは探してみればいいんです。
何の因果とか、大げさにものを考えてしまえば、行動が出来なくなります。
まずは物事を大げさに考えないでください。
冷静になって対処法を考えた上で行動すればいいんです。
そうしないと同じことより、もっとひどい結果になります。
今までだって悩んでいたんですから、それよりもっと悩んでいるんです。
悪いことに悪いことを掛け算しているようなものですから、人生が駄目になります。
質問6 無能レベル
I・Yさん男性54歳
このような質問の機会に出会えて感謝しています。
今後自分の望む仕事や職位につくために、日頃から心がけておくことを教えていただけませんでしょうか?
斎藤一人さん
まず仕事が好きだということですね。
役職がつくと、簡単に言うとよく働くから出世するんです。
よく働くから出世するんですね。
上役になると働きやすい職場を作ってあげるのが仕事なんですね。
仕事の内容が変わります。
もっと上になってくると会社がどうするかを決定するんです。
うちの上役はどうしようもなくて、バカでという人がいますが、人間っていうのは出世していくと、バカがばれるまで出世するんです。
だんだん上になってくると、下にいるときはばれないから出世するんですが、だから上に行けばすごく馬鹿が多くなってくるんです。
なんでそんなバカの多い会社が成り立っているかと言うと、下の人間が頑張ってやっているからです。
これはひどいなというのが出てくると、やめさせるわけにはいかないですから、その人間に肩書きだけをつけて窓際に追いやるんです。
その人は本来は馬鹿ではないんです。
そこまで出世できたんですから、自分が指導しなければいけない。
若い人は優秀ですから、働きやすい現場を作ってあげなければいけないのに、自分の体験談とか、20年前の体験談とか話していても、通用しないんです。
だから進歩が止まっているんです。
古い成功例を今言っても通用しないんです。
だから日頃心がけることは、自分が上に行った時は、どういう働きやすい職場を作れる人間になれるだろうか、バリバリ下の人間は働いていますから、上に行けばもっとバリバリやらないといけないと思いますが、そうではないんです。
あなたがバリバリしても仕方がないんです、もっと働きやすい職場にしないといけないんです。
上になればなるほどそれを考えないといけないですね。
仕事は精一杯頭を使い、能力を開発し、それからお給料もらえるよとか、能力が発揮できた上にお給料がもらえるんです。
こんな素敵なものはないんです、魚釣りが好きだろうがなんだろうが、お給料を稼いでいるから、魚釣りに行けるんですね。
その大元のお金が入ってくることが嫌いだと言い出すと、お金に嫌われだすすんです。
楽しい職場なんですね、本来はお給料ももらえて楽しい職場なんです。
楽しくない上役とかがいるはずなんです。
だから楽しくないんです。
だからあなたが楽しくならない上役にだけはならないことです。
どうすればみんなのためになって、会社のためになって、最高の上役になるのは一体何なんだろう、それを日頃から考えていれば楽しいです。
質問7 面倒
S・Kさん女性39歳
付き合ってもうすぐ4年になる彼氏がいます。
結婚しようとすれば、彼氏の元彼女がストーカー化し、自殺をほのめかすようになり、未だにつきまといます。
彼と実家に一緒に住んでいるお母さんは、彼に対して経済的依存が激しく、しょっちゅう彼にお金をせびります。
彼のお父さんは、離婚後若い女性と再婚しています。
彼がお母さんに家を出て私と一緒になりたいという話をするたびに、彼に対してお前もお父さんと一緒か、親を捨てる気かと泣き叫んで、話し合いになりません。
どうしたらいいでしょうか?
斎藤一人さん
面倒くさいね。
二人で話し合って家を出るとか、そうでなければ別の男を探すとか、この話はめんどくさすぎます。
こんな面倒くさいことが起きるのは、その男の人にも必ず問題があります。
親でもなんでもあんまり度が外れて、お金の問題でもそういうことはだめだよと、言わないといけないですね。
優柔不断なんです。
追っかけててストーカーになってる人はにあげればいいんです。
今は死ぬほど結婚したいですが、そのうち死ぬほど別れたくなります。
大げさに考えすぎないでください。
愛だとか恋だとか親子関係だとか、あまりにも大げさに考えすぎなんです。
もっと軽く考えてください。
答えは知ってるんですね。
神様は自分に解決できない問題は出してきません。
無理に親子だとか、愛だとか、恋だとか、無理にめちゃくちゃにしてるんです。
愛とか恋とかにめんどくさいというのは、言ってはいけないというのがあるんですが、めんどくさいものはめんどくさいんです。
斎藤一人さんは聞いてるだけで面倒くさいそうです。
大げさに考えないでください。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
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