もし、肉体も永遠不滅だとしたら、この世の中は、つまんなくなると私は思うんです。
『心の幸せ貯金』
「人は生き通し」でありながら、私たちはこの世に生まれた瞬間から、「死」に向かって前進しています。
全ての人に「寿命」というものがあるんです。
そのことについて、皆さん、それぞれに思うことがあるでしょう。
ちなみに、一人さんは、苦しむために「死」があるのではないと思っています。
「死」があるからこそ、人は「生」を大事にして生きようとします。
それによって、人生の味わいがより深くなってくるのです。
「生」を大事に生きるとは何ですかというと、1人さんは、一生懸命、学ぶことだと思っています。
簡単に言うと、幸せの追求です。
自分が幸せであるために何が必要なのか、もっと幸せになるために自分ができることは何だろう───これを追求していくんです。
幸せになるには、まずお金が必要です。
自分や家族を養うのにお金がいる。
だから、働いてお金を稼ぎ、収入の一部を貯金に回すんです。
ただ、世の中をよーく見てみると、お金持ちになっても、幸せになっていない人がいるでしょ。
だから私は、お金を稼ぐこと、貯めることの他に、「心の幸せ貯金」が必要なんだと思っているんです。
「心の幸せ貯金」とは、例えば、自分の「使命」を果たすことがそうです。
目の前の人に笑顔で接し、肩の荷が軽くなるような言葉をかけることもそう。
「心の幸せ貯金」をしていると面白いのは、ほら、仕事でも人間関係でも、なんとなくうまくいっちゃう人っているでしょ。
そういう人は「心の幸せの貯金」をたくさんしているんです。
分かりますか?
あなたも、もっと幸せになる、幸せは無限ですよ、と言いたいのです。
そんなに力まなくても、幸せって簡単になれるんです
私の父は年がら年中旅をしている人でした。
父が旅から帰ってくると、私はわざと「お土産♪ お土産♪」と言うんです。
なぜなら、父はお土産を買ってこない人だったから。
お土産を買ってこないのは、父なりの考えがあったからなんです。
「わざわざ買ってくるほど、うまいものなんてないんだ」って、父は言うんですよね。
「その土地の旨いものは、そこに行かないと味わえないんだ。
だから、お前も旅に出ろ」って。
だから、私は子供の頃から旅をしていたんです。
もともと、旅好きだったから、それこそ、行っていない場所を探す方が大変なくらい各地を旅しました。
行くとこ、行くとこで、いろんな楽しいことが起きるんですけど、例えば、夜行列車で旅をしたことがあるのね。
上野駅から夜、汽車に乗って、翌朝、目的地に着いたんだけど、いやあ、遠かったなぁ。
しかも、ホームに降り立ったら、寒いのなんの、極寒なんですよですよ。
温まろうと思って、私はパチンコ屋に入り、パチンコを始めたんだけど、「アレ?」って。
入賞口に玉が入ったわけではないのに次から次と出てくる。
おかしいなと思ったら、そこで働く女性が私のことを気に入ってくれて、出玉を調整してくれていて、いやあ、驚いたのなんの。
私の半生は、こんな風に笑える思い出ばかりです。
そして、「あの時、ああしておけばよかった」ということが1つもないのです。
あの時「ああしたいこと」はああしてきたし、「こうしたい」ことはこうしてきたんです。
一人さんは。
それは私が「悔いなき人生を送ろう」と思っていたからではないんです。
一人さんってね、昔から我慢できない人だから、なんとなく「こうしたい」と思ったことは素直に行動に移した、ただそれだけなんです。
それは私にとって「普通のこと」だと思っていたのですが。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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