辛い気持ちがしている、ということは、「間違ってる」という、天の声。
嫌な思いをしている、というのは、「そのままだと間違ってる」っていう、天からのメッセージなんです。
天の声はもう届いている
苦労が間違ってる、という話をしますね。
ひとりさんがいつも言うんです。
苦労というのは、あなたが間違ってるというお知らせで、神様の愛なんだよって。
今、何か、やってることが辛かったり、大変だとしたら、「そのことは続けるべきではない」というお知らせなんですね。
それが、神のメッセージ。
私には神様の声が聞こえない─────と思っている人がいると思うんですけど、今のあなたに、十分、届いてるんです。
分かりますか?
辛い気持ちがしている、ということは、「間違ってる」という、天の声。
嫌な思いをしている、というのは、「そのままだと間違ってる」っていう、天からのメッセージなんです。
でも、「嫌な思いがする時」というのは、必ず自分の魂の成長になって、人生がうまくいく、チャンスなんです。
嬉しい激変
この前、仲間たちが地方で小さい講演会みたいのをやっていて、それに参加してきました。
会場で、ある女性と再会したんですけど。
彼女の、あまりの激変ぶりに、私も驚いたんです。
その女性はね、50台ぐらいなのかな? 社長夫人なんです。
その人と、最初、会った時、彼女はマイナスなことばっかり言ってたの。
あだ名が「メガミ」っていうんだけど。
メガミさん、私と初めて会って、開口一番ね、「質問していいですか?」って言うんです。
「何ですか?」って聞いたらね、「派遣の仕事をしてるんです」って。
斡旋する方。経営者さんですね。
それ以外にも、旦那さんが何個か仕事してるんですって。
そして、メガミさんはこんなことを言ったんです。
「このご時世だから、仕事がだんだん減っちゃって、どうしたらいいんでしょう」
これ地獄言葉ですよね。
それで、すごい地味な格好をしてて、とても社長夫人に見えないのね。
そして、私の前に来て、そうやってこうやって、それでねって、暗い顔して、
「うまくいかなくって」って。
私が「ひとりさんの天国言葉とか、教わったでしょ」って言うと、「えぇ、やってるんですけど」みたいな返事だったんです。
私は、あぁ来たなって。
で、メガミさんに言ったんです。
「あのね、初めて会った私に、そうやって会社が上手くいかないっていう話してるじゃない?」って。
「はい。でも、本当にそうですから」とメガミさん。
「あのね、私に言うぐらいだから、自分の社員にも入ってるし、どこにでも言ってるでしょう」
「はい」
まだ、気づいていないメガミさんに、私は、こんな提案をしてみました。
私だったら、せっかく、一人さんの勉強しているんだから、自信を持って、派遣先の社長さんにこう言いますって。
「うちの派遣の子達は、あなたの会社に行ったら、絶対プラスの言葉で、仕事をテキパキやって、職場を本当に明るくします。
本当に、一生懸命やる子達なので、うちの子達をたちを選んでください」って。
「メガミさん、あなたもね、自信を持って行ってみたら?」と。
心の奥の奥に入った言葉
先ほどのメガミさんの話の続きです。
「うちの派遣の子達だったら、あなたの会社のお役に立ちますよ」
そうやって自らアピールしなかったら、誰があなたの会社に仕事を頼みますか?
自信を持って、「うちはあなたの会社のお役に立ちます」というために、指導者のあなたがやるべきことは、自分のところの派遣の子達を集めて、プラスの天国言葉を教えたり、「会社の役に立つことをするんだよ」とか、笑顔を教えたり。
そういうことをするのが仕事なのに・・・・・・。
「『大変なんですよ、うちも』と言ってるだけだったら、悪いけど、私も、あなたの会社に派遣さん、頼まないわ」
と、私はメガミさんに言いました。
そして、この時、たまたま、ひとりさんも同席していたので、「ひとりさん、どう思います」って、一言、お願いしたんですけれど。
優しい人なので、「絶対、大丈夫」とか言ってあげるのかな、と思ったら、言わないんです。
では、ひとりさんは、何と言ったか。
「仕事っていうのはね、傾きかけたら、もう、どうしようもないことがあるんだよ」って。
「要するに、事業は一旦傾くと、どんどん倒れていってしまうものだから、こうすればうまくいくなんて保証は、ひとつもないんだ」と。
「真剣に取り組みさえすれば誰でも必ずうまくいくようなものじゃないんだ、誰だって必死にがんばってるんだよ」と。
「ただはっきり言えるのは、今、あなたが言ってたみたいな、マイナスの言葉、不安になるようなことを口に出しながら、うまくいくことは100%いや、200%もない。
早く潰れることはあっても、よくなることはまずない」って。
「じゃあ、ちゃんと、天国言葉とか、一人さん流をやった場合、うまくいきますか?」と言うと、ひとりさんは「分からない」って。
「事業というのは、そんなに甘いものではないからね。
でも、今のままだと早く潰れるのが、いいことしてれば、ゆっくりになるだろうな。ま、自分で考えな」
この時の、ひとりさんの言葉が、ストーンと彼女の中に入ったんだと思うんです。
それから10日後に催された、私のバースデーパーティーに行ってきたメガミさんはもう別人でした。
自分が幸せで、周りも幸せになること
バースデーパーティーであったメガミさんは、いかにもセレブという格好をしていました。
私が、「その毛皮、いいじゃない、綺麗だよ、似合うよ」と言うと、メガミさんはニコニコしながら「ありがとう」って。
そして、「私、本当にね、気持ちを変えたの」
メガミさんはそう言ったんですね。
そして、その後、奇跡が起きました。
一つは、彼女がお家の福の神になったこと。
そしてもう一つは、周りの人に地獄言葉を出していたメガミさんが、人が喜ぶことを始めたんです。
自分が綺麗になって元気になった方法、ひとりさんから教わった、人生を幸せにする方法を、家族や友人、出入りの銀行の人にまで、100人もの人に伝えたのです。
銀行の人も、ひとりさんのファンになって、一人さんの言葉を壁に貼っているそうです。
それから1ヶ月ぐらいたって、地方にいる仲間たちが催した、小さい講演会でメガミさんと再会したんですけれど。
彼女は、もうすごい綺麗になっちゃって、一番光ってるくらいだったんです。
ファッションも、社長夫人らしく、とっても素敵でね。
白の、キュッと締まったサブリナパンツみたいなのに、ヒールを履いて、髪の毛をきゅっと上に上げて飾り付けて、綺麗なアクセサリーしてて。
「メガミさん、すごい綺麗じゃない」
って声をかけたんですね。
そしたら、「もうね、幸せで、幸せでしょうがない」、って。
最初会った時は、鬱っぽかったらしいんです。
だから、暗い顔をして、否定的なことばっかり言ってたんですけれど。
ところが、言葉も変わったし、顔も幸せそうな笑顔に。
さらに、仕事がめちゃくちゃ順調なんですって。
いまだかつてないぐらい順調で、すごく儲かってるんですって。
「主人が車を買ってくれたんですよ」
とメガミさんは言った。
そういえば、彼女、旦那さんからプレゼントされた、黒のBMWに乗って来てましたね。
講演会には、ご主人と、お子さんやお孫さんを連れてきてたんですけど。
お子さん達が言うには、お母さん(メガミさん)が辛気くさいことを言ってる時は、家中、もうダウンだったんだけど、今は率先して明るくて綺麗で楽しくしてるそうなんです。
仕事も、営業もバリバリやっちゃって、すごい仕事を楽しくやってる。
母親の変貌ぶりを目の当たりにして、息子さんも、娘さんも、みんな「一人さん流を学びたい」と言って、一緒になって講演会に参加してるんですね。
そうそう、講演会に来ていた、メガミさんの息子さんが、二十一歳のイケメンなんですけど。
その息子さんが、私を見て、メガミさんに何か言ってきたそうで。
メガミさんが後で、「こういうこと、はなゑ社長に言っていいものかどうか、あれなんですけど、いいですか」と言うから、「言ってください」ってお願いしたんですけど、メガミさん、何て言ったと思います?
「うちの息子がね、はなゑ社長を見て、『ストライクゾーンだ』って」
私、まだまだ行けると思って。
実は、これが、一番言いたかった。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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