私は、いつも言うんですね、「自分をもっと大事にしよう」って。
なぜかと言うと、「幸せになりたい」と言った時に、自分の事を本当に大事にできないと、幸せって、つかめないんです。
子供のためを思うなら、お母さん、まず、あなたが幸せになってください
今、お子さんがいらっしゃる方。
「これからです」という方。
産まない選択をした方もいると思います。
それ以前に、パートナーを探している方、様々だと思いますが。
子育てをしている方で、よくこんなことをおっしゃる方がいます。
「私は、辛くても、この子が幸せならいいの、私のことはどうだっていいの」って。
そうやって、自分は幸せじゃないお母さんが、子供を目の中に入れても痛くないぐらい、可愛がったとしても、なぜか、その子は幸せになることができません。
なぜなら、お母さん自身が幸せじゃないから。
これ、簡単なルールなんですよ。
例えば、お子さんに足し算を教えたい。
でも、お母さんが足し算できなかったら、教えられないじゃないですか。
因数分解も、いくらお母さんが教えたくても、わからなかったら子供に教えられないですよね。
幸せも同じなんです。
子供って、赤ん坊の頃からずっと、自分の母親や家族が日頃、どうやって過ごしてるかを見てるんです。
その時に、幸せに生きてる人が見本としていないと、「あなただけでも、幸せになってね」と言われても、相当、厳しい。
幸せじゃない人の見本しか見せてもらえない子供に「幸せになって」って、足し算も教えないで、掛け算の問題を全問正解しなさいと言っているようなものです。
ですから、皆さん、まず自分が幸せにならなきゃいけません。
年齢より考え方
うちの母親は、私より背が高い人だったんです。
スラッとして、姿勢のいい人だったんですけど、ここ5年から10年ぐらいの間に、骨粗鬆症の症状が出てきてしまって背中が丸まっちゃったんです。
お腹がこうでて、背中が丸まって。
だから、私より小さくなっちゃったの。
うちの母親、凄いお洒落な人だから、すごく気にしてたんです。
「お洋服が似合わないわ」って、気にしてて。
「直したい、直したい」と言うので、食事のバランスをとる方法だとか、ひとりさんから教わったことを母親に伝えたんですね。
母が言うには、腹筋に力が入らないし、体がシャキッとしないんですって。
それは、筋肉や骨が弱っちゃってるからなんですけど。
それが原因で、母は長く歩くと足も痛くなっちゃうし、腹筋に力が入らないから、こうやってお腹を手で押さえないと歩けない。
そういう話は母から聞いてて、私、ちょっと悲しくなっちゃって。
ところが、不足してる栄養をちゃんと摂ったとたん、母が、
「なんか違う!」
と言うんです。
腹筋に力が入るようにもなってきたから、お腹を手で押さえなくても姿勢がまっすぐに保てるようになったんです。
「すごく楽になった」
と、母は喜んでいましたね。
しかも、会うたんび、母親がすごい調子良さそうになっていくんです。
この前、母に会った時に「あれ?」と思って、私は聞いたんです。
「ねえ、背中、まっすぐになってない?」
そしたら、母が「そうなのよ、電気のヒモも届くようになったの」って。
どういうことかと言うと、少し前まで、母ほ電灯の紐が届かなかったんです。
ちょっと、天井の高いところの電灯がね。
だから、スイッチをパチン、パチンってやらないと、電灯を消したり、できなかったんです。
つま先で立っても届かなかったのに、
「今、普通に立って、それが消せるのよ」と、母。
「え!! じゃあ、ママ、背骨が伸びたんだね」
「そうよ」
まさか、あの年になって背骨が伸びるなんて。
うちの母はもう70代なんですけど、今、めちゃくちゃ若返ってきちゃって。
肌も潤って若々しく、すごく綺麗になっちゃったんですよ。
そしたら、うちの母、さらに嬉しくなっちゃって、今は、すごい生き生きして、一日一万歩も歩くんです。
この世で最も簡単&即効しあわせになる方法
ひとりさんがよく言うんです。
「自分は愛と光と忍耐でいなさい」って。
「愛」とは優しさ。
「光」とは明るさ。
「忍耐」とは、我慢することではなくて、要は、何があっても、誰に対しても、ずっと忍耐強く優しく明るい自分でいなさい、ということです。
それから、ひとりさんは「まず自分が幸せになりなさい」って言います。
自分が幸せでなかったら愛と光と忍耐でいるって、できないんですよ。
自分が不幸な時、他人に優しくはできづらいんです。
じゃあ、どうやったら、幸せになりますか? と言うと、いろんな方法があるけれど、女性にとって、一番簡単な方法は、自分が若くて綺麗になること。
そうでしょ?
ファンデーションのノリがいいだけで、気分がいいでしょ?
眉毛がすっと綺麗に描けたら、機嫌良くなっちゃう。
それでね、女の人って、面白いの。
女の人の方が、すごい、いいものに貪欲、というんでしょうか。
綺麗になった人がいると、すぐ、その人を捕まえて、
「ちょっと、ちょっと、あなた、どうしたの、綺麗になっちゃって」
とか言うし。
「何やったのよ、絵っ、何それ?」
すぐ聞くでしょ?
こういうの、何でしょうね。
ちょっと、男性のことは分かんないんですけど、女の人の方が単純というか、幸せに貪欲というか。
「もっと綺麗になりたい、若くなりたい」という、自分の思いに正直。
だから、私もそうなんですけど、美容のためにこういうものを食べてます、という話を聞くと、自分はその人よりも少し多めに食べよう、とか、変なライバル意識を燃やしてですね。
そういうのが、あるから、面白いな、と思って。
例えば、あなたの奥さんが若くて綺麗になったら、あなたのお家の中が明るくなっちゃう。
旦那さんも幸せですよね。
「うちの嫁はいつになったら笑ってくれるんだろう」と思ってるお姑さんだって、お嫁さんが綺麗になって機嫌良くしてくれていたら、嬉しいじゃないですか。
そこの家のお母さんが機嫌いいって、めちゃくちゃ、家族にとって幸せなんですよ。
だから、うちの母が父が亡くなった後、もし、しゅんとしていたら、うちの兄も、私も心配になっちゃうんですよね。
でも実際はそんなことはなくて、母は自分の好きなように遊びに行ったり、娘の私と一緒にライブを見に行ったりして。
その上に、「綺麗になんなくっちゃ」って、ちゃんと必要な栄養を摂取ってて、本当に、すごい綺麗で若くなっているんですね。
そうすると母は毎日、楽しくて、幸せで幸せで、しょうがないの。
母に電話すると、今日はこんな楽しいことがあって、どうでこうで、ずっと喋ってるの。
こういうのが、最高にいい波動、「上気元」というのです。
母が上気元でいてくれるから、私も兄も安心していられるし、母の上気元な笑顔を見てると、本当に幸せなんです。
※
上気元:ひとりさんは上機嫌を「上気元」と書きます。
自分を大切にする人は他人も大切にし、他人からも大切にされる
私は、いつも言うんですね、「自分をもっと大事にしよう」って。
なぜかと言うと、「幸せになりたい」と言った時に、自分の事を本当に大事にできないと、幸せって、つかめないんです。
そう言うと、「自分のことばっかり」っていう人がいるんですけど、そうじゃないんです。
自分のことを大切にできる人だから、他人のことも大事にできるんです。
他人の事ばっかりね、いろいろやってあげる人がいるんですけれど。
それが楽しくて、やってるのならいいんです。
でも、一歩、間違うと。
何て言うのかな、誰からも、軽く見られちゃう?
軽く見られるって、なんか、変な言い方だな。
言葉が良くないんですけれど、いいように使い回されると言うか、大切にされないと言うか。
人というのは、自分が自分のことをどうやって扱うか、どういう風に自分を見てるかで、周りの人の対応が全然変わるんです。
例えば、「自分はいいんだ、おしゃれなんか、しなくていいんだ」とか。
常に「あたいはさー」とか。
自分のことを「あたい」という。
それから、「そんでさー」って。
私も、家の中とか、友達とは「そんでさ」って会話しますよ。
でも、どこへ行っても「あたいさ-」「そんでさ-」とか言ってると、周りの人は残念ながら、レディとしては使ってくれません。
それって、寂しいですよね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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