「求めよ、さらば与えられん」という言葉の後に、キリストはこう言ってるんです。
「たずねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」と。
求めよ! 戸を叩け!
この前、面白い人がいましてね。
彼女は、すごい、お化粧が上手くなりたかったの。
でも、一生懸命、やるんだけど、すごくうまく描けないの、眉毛とか。
ところが、愛と光と忍耐の境地になって、他人の幸せを祈ることを実践し始めたら、彼女、びっくりするぐらいキレイに、眉毛が描けるようになったんですよ。
要するに「愛と光と忍耐」という、最高に波動が良い状態になると、自分に望んでる事が叶いやすいんです。
人間は心に思ったことが現実になる、自分が創造主だから望まないことは起きません。
ところが、その例の彼女は、波動が良くなると誰でも化粧が上手くなると勘違いしてたから、私、彼女に言ったんですね。
「そうじゃないのよ。あなたは化粧が上手くなりたいって、一生懸命、お化粧を研究して、大好きでしょ?」
「うん、だけど、はなゑさんね、私一生懸命やってもうまくいかなかったのに、他人の幸せを願って波動が良くなったら、すごく上手になったんですよ」
「それはね、あなたが上手く描きたいと思うから。
別に、綺麗になりたいって、意識してない人は、いくら波動が良くなっても変わらないよ」って。
だから、キリストの言葉で、「求めよ、さらば与えられん」というのがあるけれど、要するに、自分が望まないことは起きない。
望まないというより、自分が思わないことはなかなか起きないんです。
だけど、思ってるだけではダメなんです。
「求めよ、さらば与えられん」という言葉の後に、キリストはこう言ってるんです。
「たずねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」と。
要は、宇宙の・・・・・・。
ごめんなさい、この話は難しいのでやめましょう。
ともかく、豊かになりたかったら、豊かな波動を自分が出すことなんです。
他人(ひと)の幸せを願い、仕事をうまくいかせたいと思う
豊かな波動って、一番簡単な方法は、まず他人の幸せを願うこと。
それから、仕事とかを、うまくいかせたいと思うこと。
それが一番、豊かになります。
それから、「お金を稼ごう」と思うのはいいんですけど。
ちょっと、言葉って、面白くて、お金を「欲しい」ということは、今現在「ない」ことになっちゃうんです。
難しいでしょ。
だから、今現在、仕事がうまくいってるぞ、みたいに思ったらいいんです。
なんとなくニュアンスの違いが分かってもらえましたかね。
こういうルールを、ひとりさんは、なぜか知ってるんですよ。
だから、ひとりさんは間違いがないの。
だけど、みんなもね、自分が「絶対、こうしたいんだ」と思うことを、突き進めるだけのパワーが、本当はあるんです。
そういうものを、みんなも、持ってるの。
でも、愛と光と忍耐の境地じゃないと、せっかく備わってるパワーも、十分、発揮できない。
だから、言葉の力を借りて、「上気元、上気元」と言ったり、「私は愛と光と忍耐です」と言ったりすればいい。
それから、他人の幸せを祈る。
みんなの幸せを思う。
そうすれば豊かな波動になるので、結果、幸せなことが起きて、自分の想像した以上に素晴らしい人生を送れるようになっているんです。
自分に起きることは、なぜか、良い事に決まってる!
日々、いろんなことが起きると思うんです。
起きるたびに、なんだか、もやもやしたものを抱えちゃう。
でも、なんか問題が起きるでしょ。
そしたら、「絶対、大丈夫」って、まず言ってください。
「自分にとって良いことに決まってる」って。
とても思えなくても、構いません。
「なんだか、わかんないけど、いいことに決まってる」と言ってください。
なんだかわかんないけど、いいに決まってるんです、あなたに起きることは。
世の中、偶然はひとつもありません。
「なんか、嫌だな」と、一瞬、思うようなことが起きる。
でも、自分にとって、これは絶対いいこと。
これを、自分に言い聞かせてください。
私も、かつて、そういう練習をしていました。
そしたら、今、私は、何があっても上気元を崩さない、前向きに考える自信があるんですね。
もしかしたら、世界で一番かもしれない。
ぐらいに決めてるんです、「私は悩まない」って。
悩んでも、何十秒ですね。
たまに、「あれ? また、考えちゃってるな」という時があるんですね。
それに気付いた時、私は「あぁ、いけない、いけない」って、すぐパッと切り替える。
なぜかと言うと、人間の心は、いろんなものを呼び寄せる力があるんですよ。
だから、変なこと考えたら、大変なんですよ。
だから、絶対に、明るく楽しいことを考えるんです。
問題に対処していくのに、「こうして、ああして」とは考えるけど、「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」と言って、暗い顔になることはしない。
「しない」と決めるんです。
皆さんも、もっと幸せで豊かになりたい、自分の人生を切り拓いていこうと思うのなら、暗い顔になることは「しない」って、心に決めてください。
私は、太陽の子供
最後に、またうちの母親の話をちょっとだけ。
私は母の事をいつも思い出して、いろんなことを「前向きに考えよう」って、「あの人を血を継いでる」と思ってるんですね。
というのは、私が中学校の頃の話なんですけど。
私は、知らなかったんですけど、うちの父親が癌の末期だって宣告されたんです。
高校を卒業して、専門学校に行ってる頃に初めて聞かされて。
それまで、そんなこと、お医者さんに言われたこと、全く知らなかったんです。
でも、うちの父が亡くなったのは最近で、大往生だったんですよね。
どういうことですか? と言うと。
私、私に話を聞かされて、「えっ!!」って、びっくりしたんです。
両方ともすごいな、と思って、父親も、母親もね。
まず、父親ですけど、会社をやってたんです。
ところが、父が血を吐いてたらしいんですね、たまに。
それが、もう毎日、血を吐くぐらいになってきたんで、従業員の人たちがうちの母に「親父さん、もう絶対おかしいから、無理くりにでも、病院に連れてってくれ」って。
病院に行ったら、ドクターが「これは大変だ」と。
即入院ですよ。
後から聞いた話では、うちの母親は、その時、ドクターに呼ばれて「もう、癌の末期だから、諦めてくれ」みたいな話を聞かされたんです。
そしたら、うちの母親は、その後、すごいんですよ。
毎日、綺麗に、元々、おしゃれな人なんですけど、綺麗に着飾って、マニキュア塗って、ニコニコして病院に通ってたんです。
うちの母親、曰く、「パパが癌だって、全然信じられなかったの」と。
だから、全然悲しくなかったんですって。
「だって、この人が死ぬわけない」と思ってたって。
そんなふうに、絶対ね、「癌で余命を宣告されても、信じられなかったのよ」って言うの。
私、それを聞いた時、「えぇっ」って、びっくりしたの。
「え、じゃあ、誰にも言わなかったの」って母に聞いたら、「誰にも言わなかった」って。
しかも、母は、本当に楽しかったんですって、病院に通うのが。
確かに、当時を振り返ってみると、母はやつれもなく、綺麗だったんですね。
しかも、結局、父の癌は消えてしまったんです。
信じる力が運命を変えたんではないかと。
本当に、想念とか、考えって、すごいなと思うんですけれど。
だから、誰も知らない、娘の私も気づかなかった。
10年経って、その話を聞かされて、「えぇー!!」ってびっくりして。
それでね、その後、面白いんですよ。
うちの父親に「ねぇ、自分が癌だって宣告されてるの、知ってたの」って言ったら、「知らない」って。
「だってさ、1年ぐらい血、吐いてたんでしょ」
「うん」
「それでも死ぬと思わなかったの?」
「思わない」
それを聞いた時に、私はすごい人の血を引いているんで、ちょっと程度、皆が諦めるようなことがあっても、私の気持ちはめげない。
プラスにしか思わない。
そうやって決めたんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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