あなたは出来損ないなんかじゃないし、ダメな人間でもない。
それどころか、最高に価値がある存在なんだ。
- 「職場で何度も同じミスをして注意されています」
- 「会社からの高い要求にうまく応えられません」
- 「遠慮して、社員に注意できないんです」
- 「人生の目標が見つけられなくて弱っています」
- 「5年間、離婚を考えていますが踏み切れません」
「職場で何度も同じミスをして注意されています」
職場や学校などで注意されると、落ち込むことがあると思います。
もちろん、同じミスを繰り返さないようにしようという反省は大事ですが、必要以上に自分を責めることはないんだよね。
みんな肩に力が入りすぎだし、深刻に考えすぎなの。
そういう重い波動でいると、自ら次の失敗を引き寄せているようなものだから、気楽に「なんとかなる」って考えたらいいんです。
そうやって肩の力を抜く方が、次の失敗だって防げるよ。
それともう一つ。
何度も注意されると、無意識のうちに「また怒られるんじゃないか」ってビクビクする癖がついてしまうんだよね。
自分は出来損ないだとか、ダメな人間だとか、そういうネガティブな気持ちで「次も怒られたらどうしよう」って不安でいっぱいになる。
だけどね、もうそういう「自分イジメ」はやめな。
あなたは出来損ないなんかじゃないし、ダメな人間でもない。
それどころか、最高に価値がある存在なんだ。
何度注意されようと、そのこととあなたの価値は関係ありません。
次は失敗しないように、気をつけたらいいだけです。
一番いいのはね、「また褒められるんじゃないか」「次も褒められるだろうな」って期待すること。
自分にうんと期待しな。
今はまだ修行中だから失敗が続いているかもしれないけど、あなた自身が自分の価値を認めて、自分に期待していれば、それだけで波動が変わるよね。
自分を可愛がっていれば、魂だってグングン成長する。
だから間違いなく、本当に褒められまくる自分になるよ。
「会社からの高い要求にうまく応えられません」
同じ仕事も何年も続けていると、仕事に慣れてスピードアップするし、仕事の質も高くなります。
それに比例してお給料も上がったりするわけだけど、同時に、会社から求められる成果や役割もどんどん高くなるんだよね。
それをプレッシャーに感じて、ストレスになっちゃう人がいるんです。
あのね、そんなに自分にプレッシャーをかけないで、もっと気楽にやればいい。
いくらスキルアップしても、できないことはある。
そういう時は、素直に「まだできません」「もう少し時間がかかります」って言えばいいんだよね。
言われたことが即座にできないと、まるで自分の評価が下がるように思い込んでいる人がいるの。
でもね、実力以上に評価を上げようとするから苦しくなるんだ。
本当の実力以上に評価してもらおうとするのは、背伸びしているのと同じこと。
ずっとつま先立ちで歩き続けるのは無理だし、そんなことを頑張っても失敗するだけです。
かえって評価を下げることになりかねないよね。
一人さんはエッチな本が好きなんです。
そうすると、「エッチな本を買っているところを誰かに見られたら、一人さんの評価が下がりませんか?」って心配してくれる人がいるの。
でも私は、そんなの見られたって構いません。
と言うかそれが本当の私だから、評価が下がるわけじゃない。
正しい評価になるだけなんだよね。
それを、人によく見られるようとしてエッチな本を買うのを我慢していると、不満を抱えることになって、いつかおかしな形で爆発しちゃうよね。
その方がよっぽど自分の評価を下げるよ。
大事なのは、よく見られようとするより、等身大の自分を見てもらうこと。
そこに意識が向けば、無理をしたり、背伸びをしたりすることもなくなります。
そもそも、会社から重要な役割を任せられるって、あなたが信用されている証拠なんだよね。
すでに実力を認められているってことです。
あなたにはそれができる力があるんだから、自信を持っていいんだ。
プレッシャーなんて感じなくていいよ。
今までと同じように気楽にやれば、ちゃんと結果が出るからね。
「遠慮して、社員に注意できないんです」
一人さんは社長ですが、従業員の誰よりも気楽なんです。
なぜなら、人を指導したり、チームをまとめたりする立場にある人ほど、気楽さを失ってはいけないと思っているからです。
従業員や生徒のいる人は、どこかで必ず、注意しなきゃいけない場面が出てきます。
特に会社の場合は、大きくなればなるほどいろんな人を雇って働いてもらわなきゃいけない。
そうするとね、上に立つ人がいかに気楽に注意できるかどうかで、結果は全然違ってくるの。
会社の雰囲気も、社員のやる気にも大きな差が出るんだよね。
経営者の中には、従業員に気持ちよく働いてもらいたいあまり、遠慮して注意できない人もいるんだよね。
特に些細なことだと、注意することで従業員の士気が下がるんじゃないかと心配して、何も言えなかったり。
でもね、些細なミスだからって遠慮していると、そのミスが大きな失敗に繋がることがある。
そうなってから注意すると、つい大声で怒鳴ってしまうとか、人格を否定するような言葉が出ちゃったりするんだよね。
そんな叱り方をされたら、従業員だって気分が悪いから反発します。
会社が損失を被るだけじゃなく、お互いに最悪の気持ちになる。
デメリットばかりなの。
一番いいのは、小さなミスの段階で遠慮せず「これやっとくんだよ~」「それは駄目だぞ~」みたいに、軽やかに、さらっと気楽に注意すること。
こういう言い方なら従業員だって悪い気はしないし、素直に反省してくれるから、問題な芽をちゃんとつかめるの。
もっと効率よく、かつ効果的に、社長が口を出さなくても成果の出せる会社に育てられます。
で、こういう気楽な社長は従業員にも好かれるから、会社のためにがんばろうって、ますます力を出してくれる。
メリットばかりで、最高の会社になるよ。
「人生の目標が見つけられなくて弱っています」
この話は、信じたい人だけしか信じてください。
人間って死なないんです。
肉体はいつか死ぬけど、魂は永遠に死にません。
死ぬことができないんだよね。
私たちがこの世界で死を迎えた時は、その瞬間に、あの世で誕生する。
反対に、あの世で死んだ時は、同時にこの世で誕生するんだよね。
そうやって、人は永遠に生まれ変わるの。
行ったり来たりを繰り返しながら、それぞれの世界で魂磨きの修行をしているんです。
でね、あの世での時間と、この世での時間には大きな差があって。
この世での50年や100年は、あの世では映画一本分ぐらいの感覚なんです。
そういう前提の話で話すとね、みんな、人生の目標とか自分の使命は早く見つけたいって言うんだけど、ワクワクすることを見つけるだけで1000年かかる人もいるの。
1000年って言うと、この世界の尺度ではびっくりするかもしれないけど、多摩市にしてみれば大した時間じゃないんだよね。
だから、今世でうまくいかなくても、来世またやればいい。
それでもだめなら、次の人生で挑戦したらいい話なんだ。
魂の成長は、100年単位、1000年単位が当たり前だからね。
今世で目標を見つけなきゃいけないわけじゃないし、ましてや、今世ちょっと計画がうまくいかないくらい、どうってことないよ。
慌てなくていい。1000年くらいのゆとりを持ってきてください。
「5年間、離婚を考えていますが踏み切れません」
一人さんはいつも、「(結婚して)嫌になったらいつでも別れな」と言います。
みんな自由に生きた方がいいし、子供のことを考えて離婚できないとか、世間体を考えて離婚をためらうことはないよっていう意味なんだけど。
ただ、経済的な事は最優先に考えた方がいいよね。
子供がいたらなおのこと、命をつなぐために食べなきゃいけないから。
そういう意味では、あえて離婚を選択しない人もいていいし、それぞれの事情に合わせて自分で判断すればいいんです。
一人さんだって、全員に離婚を進めるわけじゃないんだよね。
でね、離婚はしたいけれど、今は一緒にいるという選択をした人に聞いてみると、「別れたいと思ったのは5年前です」とか、もっと長い人もたくさんいるの。
そんなに離婚したいと思い続けているのに、まだ一緒に暮らしているんだよね。
という人は、もう「辛抱強い」のが特技だと思います。
離婚できないというより、呪文の我慢強さを活かした生き方、という表現の方があっているんじゃないかな。
そんな視点で見てみると、あなたはまだまだ辛抱強さというスキルに磨きをかけている途中だから、今ここで離婚する必要はないし、これからもそのスキルを活かしながら生きていけばいいんだよね。
特技が辛抱強さだなんて信じられない。
特に、ものすごいストレスを抱えて生きていると思うかもしれないけど、それでも別れないってことは、やっぱりそれはあなたの特技じゃないかな。
これまで長いこと辛抱して、それでも大丈夫だったのなら、この先もそれで問題ないんです。
ストレスを感じているとしても、少なくとも、明日、明後日で爆発することはないと思いますよ。
今回はいつもちょっと違うアドバイスになりましたが、中にはこういう考え方が必要な人もいると思うので、違った角度からお伝えしてみました。
自分にはこちらの方が合っているなと思う人だけ、参考にしてもらえたらいいからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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