女性の場合はお金の事は悩みの2割で、人間関係が8割くらい。
反対に、男性は人間関係で問題を抱えることはあまりなくて、そのかわりお金の悩みが8割くらいある。
お金は自分の器量以上には持てないよ
お金って、自分の器量以上には持てないんです。
その人の持てる器量ってのがあるんだよね。
だから、お金の価値がわからない人は、学ばなきゃいけない。
そうすると、学ぶきっかけになるような出来事が起きるわけです。
中には、マイナスの人もいるよ。
そういう人は、持ってるお金を全部吐き出すだけじゃなくて、借金まで背負っちゃうの。
でもね、それはそれで学んでいるんです。
ちなみに私が見たところ、お金の問題が多いのは、だいたい男の人です。
女の人でお金の問題を抱えているのは珍しいんだよね。
それくらい、女性ってお金の事はクリアしてます。
じゃあ、女の人は何が問題になりやすいかって言うと、人間関係なんです。
あの人がああ言ったとか、こう言ったとか、のべつまくなしなの。
これはしょうがない。
だからね、女性の場合はお金の事は悩みの2割で、人間関係が8割くらい。
反対に、男性は人間関係で問題を抱えることはあまりなくて、そのかわりお金の悩みが8割くらいある。
経済観念に関して言えば、女性の方があるんです。
大切なものがたくさんありますか?
困ったことが起きるのは、本来、困る前からも困った状態があるということなんです。
さっき、500万円騙し取られた人の話をしましたが、きっと心のどこかで、「人生はお金じゃない」とか、「お金より大切なものがある」とか思ってたんだよね。
確かに、世の中にはお金よりも大切なものはあります。
だけど、お金も大切なんです。
車だってね、エンジンさえ良ければって言ったって、ガソリンがなきゃ走らないんだよ。
それと同じように、人生ではお金も大切。
友情も大切なんです。
問題が起きるって事はね、そのバランスが崩れてるということ。
だから、お金がなくなってみて初めて、お金ってこんなに大切なんだって、そのありがたみが分かるんです。
さっきの人は、お金を出すと生きることが楽になって、幸せが来ると思って500万円出したのかもしれません。
だけど、500万円寄付すれば幸せになるよっていうのは、そう言ってる相手が幸せになるんだよね、500万円もらって。
この世の中はね、大事なものが残るようになっています。
ハンドバッグが好きな人は、ハンドバッグが残ってるの。
人が大切な人は、人が残ってる。
お金が大切な人は、お金が残ってるんです。
それを選り分けちゃいけないんだよ。
「私はお金だけが大切です」とかって、そういう欲のないことを言っちゃだめなの。
お金も大切だけど、友達も大切。
女性も大切。
大切なものを一個に絞ることがおかしいんです。
大切なものって、いっぱいある。
というより、いっぱいなきゃいけないんだよ。
車なら、エンジンも大切だけど、タイヤだってハンドルだって、全部大切。
でね、車も大切だし、家も大切だし、友達も大切。
大切なものって、自分の周りにいっぱいあるの。
あなたは、たくさんの大切なものに囲まれてるんだよ。
友達が欲しければ自分が良い友達になろう
みかんがいっぱいあるとね、腐ったミカンは箱の外に出すよね。
だけど、自分の持っていたみかんが全部腐っていたら困るよね。
腐ったみかんを取り出したら、何も残らない。
食べるものがないわけだよ。
何が言いたいんですかって言えば、自分には良い友達がいないという人は、腐ったみかんしか持っていないのと同じ。
大切なものが少なすぎるんです。
大切なものがいっぱいあれば、いっぱいの中に例えおかしなやつが混じっていても、あいつとは付き合わないとかってできるよね。
嫌な人と付き合わなくても、他に素敵な人が自分の周りにいるから、全然困らない。
わかるかい?
この日本だけでも、ちんこは一億二千万人もいるんです。
なのに、なぜ嫌な奴と付き合ってるのって。
親友なんて、たかだか一人、二人しかいないのに、どうしてその枠の中に入れないやつを入れなきゃいけないの?
おかしいよね。
そういう人を見てると、友達がいないとかって言うんだけど、要は仲間がいないんです。
だけど、仲間がいないなんてことがおかしい。
だって、周りじゅうの人だらけなんだから。
しかも、いい人の方が多いんだよ。
じゃあね、友達ってどうやって作ったらいいんですかって言えば、相手に対して、自分がいい友達になればいい。
良い友達を求めるなら、まずは自分から良い友達になること。
そうすれば、友達なんていくらでもできるよ。
みんなね、自分が良い友達になろうとはしないで、先に友達を求めるからできないんです。
自分は本当に良い友達なんですか?
いい仲間に恵まれていないんだったら、まずはそこから考えてみるといいよ。
人から「ありがとう」言われるようにしてごらん
「ありがとう」って言うのがすごく流行ったことがあるんです。
その時に、ありがとうばっかり言ってる人がいたの。
いや、ありがとうって言うのがいけないわけじゃないよ。
ありがとうって言えるようになったことは、いいことなんだよね。
そうじゃなくて、話してる間じゅう、「ありがとう、ありがとう」って何度も言う人がいるわけです。
あのね、こっちが喋りづらくてしょうがないんだよ。
ありがとうっていうのは分かったから、今度は人からありがとうって言われることを考えなって。
人の話も聞かないで、やたらありがとうばっかり言われても、話す方は喋りづらくてしょうがないよね。
もう、その次の段階に進もうよって。
じゃあ、次の段階は何ですかって言うと、人からありがとう言われることです。
例えばお蕎麦屋さんで自分の注文したお蕎麦を持ってきてもらった時に、いつもありがとうって言ってるとね、自分も一からありがとうって言われるようになります。
他人は鏡と同じなの。
友達が欲しいなら、自分がまず良い友達になればいい。
自分が優しくなれば、優しい人が寄ってくるんだよね。
自分からありがとうを言えば、相手もありがとうと言ってくれる。
だけど、そう言うべきタイミングかどうかも考えないで、ありがとうばっかり言っててもしょうがないんです。
赤ちゃんがハイハイを始めたら、親なら良かったねって思うでしょう。
でも、その赤ちゃんが歩き始めることなく、一生はいはいばかりしてたら、困っちゃうよね。
それと同じ。
ハイハイができるようになったのは良いことだけど、その次は立って歩かなきゃいけないんだ。
わかるかい?
もっと言うとね、大人っていうのは、人が転んで助けてあげられる人のことなんです。
一つの事を出来るようになったことはいいんだけど、必ず次の段階がある。
それもできたら、もっと上の段階に進めなって言いたいわけ。
人からありがとうを言われるようにしてごらんっていうのは、そういう生き方をするといいよって意味なんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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