学びの悪い人とか、学ぼうとしない人を許すことです。
そして、そういう人たちを許すためには、自分の未熟さを知ることだよね。
ゲームにすると面白くなって身に付くよ
一人さんの教えって、どれも当たり前の事なんです。
だけど、私が人に教える時には、必ず「ゲームにしな」っていう癖があるんだよね。
例えば「ありがとう」を毎日言おうって目標にするんだったら、1日何回言うか回数を決めてやりなって。
4回って決めたんだったら、毎日ゲームみたいに4回を目指して言うの。
そうすると、人生が変わるよって。
でね、こういう話をすると「一人さんもやってるんですか?」って聞かれるんだけど、私はそういうゲームは行ったことがないんです。
私にとってはありがとうを言うことも、人からありがとうを言われるように生きることも、当たり前になってるから。
ゲームにしなくてもできちゃう。
そういうのは、もう前世だとかその前に済ませちゃってるんです。
ただ、世の中にはそれが当たり前に出来ない人もいるから、そういう人はゲームにすると面白いからやってみなって言うんだよね。
100回言ってた愚痴が一つ減っただけで大成功
ゲームにして、今まで100回言ってた愚痴が99回になったとします。
これね、1回減っただけでも大成功なんです。
「ちょっとしかできない」じゃなくて、そのちょっとができたら、ものすごい成功だよ。
あのね、世の中には段階があるんです。
できないことを無理にやろうとしてもできないし、無理にしなきゃできないんだとしたら、それはあなたがやらなくていい人だってことです。
もし、この話を聞いても全然できなかった場合、それは聞いただけで十分な人なんです。
来世か再来世で役に立つかもしれないから、それでいいの。
それと、完璧にやろうとするからできないんですよ。
ともかくね、100回のものが99回に減るだけでもすごい!
時々できただけでも、すごいです。
赤ちゃんが寝返りを打ったら、それはものすごいことなんです。
その次にハイハイしたら、それもまたすごい。
伝い歩きをしてもすごいんだよね。
同じ人間でも、でんぐり返しする危ない人もいれば、オリンピックの体操選手みたいな人もいるんです。
空中三回転して、ピタッと止まったりとか。
だけどね、全部OKなんです。
わかるかい?
みんな、そのままでいいんです。
そのままのあなたで、幸せになれるのだから。
急いで成長しなくてもいいんだよ
自分が蒔いた種だけは、自分で刈り取らなきゃならないんです。
だから、悪口を言ってしまったり、愚痴を言ってしまったりした場合は、その結果出てきたものを自分で刈り取らなきゃいけないんだよね。
それって大変ですねってことじゃなくて、こういう話を知ってたら十分だよってことが言いたいんです。
人は何回も生まれ変わります。
ということは、私たち人間は永遠の命だから、死ぬことができません。
こちらの世界で死ぬと、あの世で生まれる。
で、あの世で死ねばこちらで誕生するから、魂には永遠に死というものがないわけです。
こちらの世界で死ぬと、あの世で生まれる。
で、あの世で死ねばこちらで誕生するから、魂には永遠に死というものがないわけです。
ということは、そんなに急いで魂を成長させる必要はないってことなの。
まだまだ先は長いから、ゆっくりで大丈夫。
たとえ地球が終わったとしても、魂はよその星へ行くだけ。
絶対に魂がなくなることはないから、安心していいんだよ。
じゃあ、「なぜ魂は成長した方がいいんですか」っていう質問にお答えしますね。
魂を成長させたい人っていうのは、成長することが楽しいんですよ。
だから悪口でもなんでも、言わない方が楽しいの。
普通なら言っちゃうところを、「今日は言わなかったな」とか、それが楽しいんです。
で、楽しいから続いちゃうんだよね。
悪口を言いたくてしょうがない人も、言ってるのが楽しいからです。
ただ、そういう人が「悪口を言うことは、自分に不幸を呼ぶんだ」って事にちょっと気づいただけで、100回言うのが99回に減ったりする。
1日1%ずつ減らしたって、100日かければ0になっちゃうからね。
私たちには永遠の命がある。
人間やめちゃっても、魂は永遠に生きているんです。
だから、ゆっくり成長すればいいんだよ。
人間には未熟さも必要です
それとね、人間には未熟さも必要なんです。
例えば、宇宙に地球という惑星が一個しかないと、地球が大きいかどうかも分からないよね。
月だとか、火星だとかっていう、比較するものがあるから、地球が大きいとか小さいとか、硬いとか柔らかいとか、そういうのが分かるんです。
こっちのコップには水を入れて、もう一個にはお茶を入れるとします。
そうすると、こっちはお茶の緑色で、こっちは水だから透明だっていう比較ができる。
それで初めて、色の違いも分かるよね。
それと同じように、人間にも嫌な奴がいるから、いい人がわかる。
いい人しかいなかったら、いい人か、悪人かもわからないよね。
結局、一人しかいないっていう状況は、学びにならないんです。
1は0と同じ。
比較する対象物がないから。
でね、未熟だから自分の成長も分かるし、未熟な人とか成長の遅い人がいるから、成長の早い人も分かるんです。
成長が遅いからいけないとかじゃないよ。
私たちはものすごく長いスパンで生きてるから、ゆっくりで構いません。
で、そのことが問題じゃないの。
最も大事なのは、学びの悪い人とか、学ぼうとしない人を許すことです。
そして、そういう人たちを許すためには、自分の未熟さを知ることだよね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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