必ずその人の好きなものから始める
好きなことは探せば必ず見つかるよ
よく、「私は好きなことがないんです」という人がいるんだけど、本当に好きなことがないかどうかは、よくよく考えてみるといいよ。
好きなことがないと思い込まされちゃってるケースが多いから。
例えば、死ぬ前にひとつだけ何か食べられるとしたら、何か食べようかって考えてごらん。
寿司屋に行って、一貫しか食べちゃいけないとしたら、何を食べようかなって。
そういうことから、自分探しをしてみるわけです。
あのね、好きなものがないって人は、おそらく子供の時に、自分の好きな物を言える場が無かったとか、言うと酷い目にあったとか、何か自分の気持ちを封印するような出来事があったんだよ。
お母さんが、「どれがいいの?」って聞くから、「黄色い靴下がいい」と言った。
それなのに、「これはダメでしょ」かって否定されちゃうと、子供って傷つくんだよね。
で、それを何回もやられちゃうと、自分の意見は言わない方がいいと思い込んじゃうんです。
自分の意見はなかったと思い込んで、封印してしまう。
だから、大人になっても自分の意見を言えないんだよね。
そういう人は、自分探しの旅を始めたらいい。
どちらかって言うと、ちっちゃいときから。
自分は何が好きだったろうかって考えるといいんです。
親の意見を子供に押し付けちゃダメなんです
親の言いなりになるのって、いい子に多いよね。
だけど、親の言いなりになっちゃってると、自分の意見がなくなっちゃうんです。
私に言わせれば、親が意見するんだったら、それを親が自分でやればいいんだよね。
大学に行きなさいとか、そろそろ結婚しなさいとか子供に言うんだったら、自分が大学に行けばいいし、もう一回結婚すればいい。
そう一人さんが言うとね、みんな黙っちゃう。
私が中学生の時にね、学校の先生から「規則は守れ」と言われたんです。
だけど、私はこう思ったんだよね。
「俺に相談もなく作った規則を何で守らなきゃいけないの?
じゃあ、俺が規則を作ったら、先生は守ってくれるの?
なぜ、人の言うことを聞かなきゃいけないんだ」
あのね、私は自分のやりたいことをするために、この地球に生まれてきたんだよ。
言いたいことを言いに来たのであって、人の意見を聞きに来たんじゃない。
人の話を聞いちゃいけないって言うんじゃないよ。
人の意見を聞いてうまくいく人っていうのは、聞いてると楽しくてワクワクしてるんです。
そういう話だったらどんどん聞けばいい。
親の意見を聞かないのは親より素晴らしい意見があるから
子供ってね、「親の言うことを聞かない自分が悪い人間だ」って思い込んじゃうんです。
でも、私に言わせると、親の意見を聞かない人っていうのは、親より素晴らしい意見を持ってるからだよ。
それを、親の言うことに我慢して我慢して、それで最後に爆発したみたいになって逆らうから、おかしなことを言い出すんだよ。
爆発するくらいだったら、最初から聞かなきゃいいんです。
初めから自分の意見を言えばいい。
親に意見を押し付けられてばかりいるとね、どっかで反発したくなるの。
そうすると、目的が反発になっちゃうんだよね。
私はね、いつもお弟子さんに「何が好きだい?」って聞くんです。
で、必ずその人の好きなものから始める。
これ、意外と簡単なんだよ。
女の人で、旅行が好きだって言ったとする。
じゃあ、旅行するためにお金がいるよねって話になるんです。
で、お金は好きかって言うと、みんな、結構お金も好きなんだよ。
だったら、好きなお金を儲けて旅行するために顔晴ろうよ。
そうしたら、ワクワクしながらお金を稼ぐことができるから。
お金って、単体で考えるからイメージが悪くなって、お金は汚いだとか、そういうことを言う人が出てくるんだよね。
だけど、お金で欲しいものが買えるんだと思ったら、お金を稼ぐことが楽しくなる。
楽しく顔晴れるんです。
ある人が500万円を騙し取られて・・・・・・
ある時、私の元にこんな相談が寄せられました。
「ある先生について行ったら、500万円騙し取られてしまいました・・・・・・」
その人はね、騙されてついお金を出しちゃったというんだけど、500万円って、つい出しちゃうような金額じゃないよね。
ということは、その人はお金の値打ちがわからなかったんです。
500万円って言うと、お金の重みを知らなかったんだよ。
あのね、ついだしちゃうっていうのは、30円とか50円とか、その程度です。
せいぜい、2000円までだよね。
お金は、出す前によく考えないと。
で、出してしまった後にどうしようって、それはもう、どうしようもない。
学ぶしかないんです。
その人は、500万円出して学んだんだよね。
500万円出さなきゃ学べなかったんだよ。
私のお弟子さんのみっちゃん先生はね、20代の時、うつ病で苦しんでたことがあったんです。
その時、やっぱり拝み屋さんとか占い師さんが好きで、通ってたんです。
そういう人とね、どこかで引っかかっちゃうことがある。
当時、みっちゃん先生は普通のOLさんだったから、そんなにお金もない。
で、私は一番最初に、こうアドバイスしました。
「みっちゃんね、拝み屋さんでもなんでも行くのはいいけど、命を助けてもらっても2000円までしか出しちゃだめだよ」
だから、みっちゃん先生は、最高でも2000円しか出したことがないんです。
それぐらいの金額だと、後になって「騙された」とか、そんなことも思わないで済むわけです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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