私のおすすめは、『ホワンの物語 成功するための50の秘密』という本です。
- その人に役立ちそうな本をプレゼントしよう
- 大切なのは相手の近くに本を届けることだよ
- 本は1冊ずつ抱きしめて処分するか決めるといいよ
- Q 私が働き出した年に、どうして『ホワンの物語』を紹介してくれたのですか?
その人に役立ちそうな本をプレゼントしよう
本をプレゼントすると、贈った人も、受け取った人も、幸せになると言われています。
プレゼントする本は、これまで読んだものの中で、自分が最も気に入ったものを選ぶのが一番。
学びの多い本、心を打つ本、面白い本・・・・・・どんなジャンルでも構いません。
大人だからって、難しい本でなくても、ためになる漫画や絵本でもいいんです。
もちろん、相手の生活や仕事に役立ちそうな本を探すのもいいですね。
そうすると、本屋さんで相手のことを考えることになり、一層気持ちがこもったプレゼントになりますよね。
ただ、読んだことがない本の場合は、自分でも目を通してみて、「これなら!」と思えるものを贈りましょう。
例えば、片付けの苦手な人に、お掃除や整理術の本をプレゼントする場合、。
本に書かれている内容を自分で試してみると、その良し悪しがよくわかりますよね。
そうやって、役立ちそうな情報がたくさん載っている本を選べば、「私も、すごく片付けが楽になったよ」というコメントとともに渡せます。
相手も、素直に「いい本を紹介してくれた」と思ってくれるでしょう。
それをしなければ、相手は、どことなく片付けを強制された気がして、「そういう自分は、片付け上手なの?」ってなることがあると思うんです。
せっかくのプレゼントですから、贈る方も、受け取る方も、喜べるようにしたいですよね。
本は、1冊数百円から買えるため、プレゼントしては値段が安すぎないか、心配される方もいらっしゃると思います。
でもね、もしかしたら、その本がきっかけで、相手の人生が変わるかもしれないんです。
ビジネスをされている方なら、1冊の本が、何百万円、何千万円もの利益を生み出すヒントをくれるかもしれません。
そう考えると、本には、無限大の価値があるのではないでしょうか。
そもそも、1冊の本が出来上がるまでには、何ヶ月もかかります。
場合によっては、何年もかけて作られた本だってありますよね。
それだけの時間と労力をかけ、丁寧に作られているのですから、本は、読み物の中でも最高傑作。
本の価値って、元々、すごく高いものなんです。
ちなみに、私のおすすめは、『ホワンの物語 成功するための50の秘密』(※)という本です。
ある天涯孤独の青年が、無一文から大成功するまでのサクセスストーリーを通じ、人生の成功法則や、本当の豊かさについて、楽しく学べる名作です。
この本は、20年くらい前に、斎藤一人さんが私に紹介してくれたもの。
それ以来、ずっと私のバイブル的な存在で、今も繰り返し読み続けています。
(※)飛鳥新社より1999年刊行。2009年には『秘密の本 新版ホワンの物語』と新装された。
大切なのは相手の近くに本を届けることだよ
さて、誰かに本を贈ると、相手がその本をすぐに読んでくれたかどうかも気になるもの。
だけど、本をプレゼントすることの大きな意味は、相手の近くに本を届けることなんです。
いつ読んでくれるかは、関係ありません。
たとえ本棚に眠ったままでも、その本をそばに置いてさえくれたらいい。
そうすれば、いつか、目に留めてもらえますよね。
実は、その「いつか」こそが、相手にとって、贈った本が一番必要になる時。
人には、その内容を受け取れる時期があるんです。
すぐに読んでくれないからと言って、イライラする必要はありません。
いつでも手に取れる場所に届けることができた。
そう思って、あとは、本人のタイミングに任せてあげてくださいね。
こういう私も、カウンセリングルームのスタッフに本を勧めては、「ねぇ、あの本読んだ?」ってよく聞いていました。
きっと、スタッフも、ずいぶん口うるさく感じたことでしょう。
でも、読書のペースだって、人それぞれ違いますよね。
そう気づいてからは、何も聞かないようにしたんです。
これが面白いもので、面白そういう風にしてからの方が、スタッフもどんどん本を読むようになったんです。
私たちの幸せは、いつも、神様がベストタイミングで授けてくださいます。
ただ、それは私たちの「近く」まで運ばれるだけ。
あとは、自分から手を伸ばして、キャッチしなければなりません。
それは、言わば神様と半分ずつ手を出し合い、「握手」をすることで幸せを受け取るイメージ。
読書も、まさにその一つなんです。
自宅の本棚はもちろん、書店なども、ピンと来た本は手に取ってみてください。
それは、神様からの、「ここに幸せのヒントがあるよ」というサインだから。
どんなに自分には縁のなさそうな本でも、そこにはきっと、自分に必要な情報があるはずですよ。
また、ご主人や子供など、自分の近くにいる人を介して、貴重な情報がもたらされることもあります。
その意味では、人の話によく耳を傾けておくことも、大切な「握手」と言えそうですね。
本は1冊ずつ抱きしめて処分するか決めるといいよ
私の自宅には、少なくとも1000冊以上の本があります。
そして、その数は、日に日に増え続ける一方・・・・・・。
そういうわけで、我が家では年に一度、年末の大掃除で、本棚も思い切った整理をするのが恒例です。
古いものを手放せば、新しいものが入ってきます。
逆に言えば、古いものを処分できないのに、新しいものを取り入れることはできません。
自分に良い情報があれば、どんどん受け取りたいですよね。
だからこそ、年に一度、本棚をすっきりさせるわけです。
とはいえ、本棚の整理をしていると、処分に悩む本もあります。
そんな時、私は、ある方法を使って選別しています。
それは、目を閉じて、1冊ずつ抱きしめてみること。
そして、それを読んだ時の気持ちを思い出すんです。
もし、今も胸の中にキラキラと輝くものがあれば、その本は残しておきます。
そうでなければ、「ありがとう」ってお礼を言って処分します。
一方、一度も呼んでいない本の場合は、シンプルに「自分が読みたいかどうか」で判断すればいいと思います。
それでも迷った時は、「誰かのために読む」ことも、視野に入れてみてはいかがでしょうか。
実は、斎藤一人さんって、ものすごい読書家なんです。
1日に、2冊以上の本を読むのは当たり前。
それだけに、大変な博識で、誰がどんな質問をしても、パッと答えられる。
私も、一人さんに何か聞いて、「知らない」と言われたことは記憶にないくらいです。
そんな風に、人の質問に答えてあげられたら、相手の知識が増えますよね。
そして、その知識は、人生の様々な場面で役立ててもらえます。
自分のどんな知識が、いつ、どこで、誰に呼んでもらえるかわからない。
そう考えると、いらない知識はないって思うんです。
一人さんが本を読むのは、自分のためでもあります。
だけど、それだけじゃない。
人の役にも立つから、あんなに本を読むんですよね。
このように、いずれ家族や知識の役に立つ可能性があると思えば、同じ本でも、随分価値が違って見えるのではないでしょうか。
本を処分する時には、「後で必要になったら困るから・・・・・」と思うかもしれません。
でも、その時は、また手元に届けられるようになっているので、心配ありません。
私は、人から本をいただくことも多いのですが、時々「あれ?」って思うことがあるんです。
それは、自分が処分した本と、同じものを頂いた時です。
それには、ちゃんと理由があるんですよね。
処分した時の自分には必要なかったけれど、今の自分にとっては、大事な情報があるということなんだと思います。
だから、「もう読んだ」なんて思わず、もう一度、ちゃんと目を通します。
そうすると、やっぱり、すごく欲しかった情報が得られるものなんですよね。
もし、どんな本を読んでいいかわからない方は、周りの人に「何かおすすめの本ある?」って聞いてみてもいいと思います。
私も、よく人に聞くのですが、おかげで読む本もバラエティに富むようになって、とても助かっています。
本には、人生の難題を解く鍵もたくさん隠されています。
最近は、「活字離れ」なんて言われていますけど、そんなのもったいない。
本は、読めば読むほど幸せになれるんです。
どんどん、手にとってみてくださいね。
Q 私が働き出した年に、どうして『ホワンの物語』を紹介してくれたのですか?
A 斎藤一人さん 楽しくて、分かりやすくて、成功する近道を教えてくれるからだよ
日本の物語だとね、成功した人とか、お金持ちになった人っていうのは、なんか悪いイメージで捉える傾向があるんだよね。
一生懸命働いて、みんなの役に立ってお金持ちになった人が、今度は「これからは、がんばってる青年や若者に、自分のやり方を教えてあげよう」って、導いてあげるような本が、日本には少ないんです。
純粋にね、日本には、そういう物語が少ないんだよね。
その点、『ホワンの物語』って、洋書の翻訳本なんだけど、日本人でも読みやすくて、すごく学びのある本なんです。
しかも、楽しいし、分かりやすいし、すごく綺麗な物語。
だからね、この本を教えてあげたいなって思ったの。
成功したいと思っている人は、こういう本を読んで、自分もその通りにやってみること。
成功者がした通り、自分もやってみるの。
それが、成功する一番の近道なんだよ。
みんなも、機会があったら『ホワンの物語』を読んでみるといいね。
それとね、よく、成功する方法を教えると、「どうして、それで成功するんですか」って聞かれるの。
だけどね、そんなことは知らなくていいんです。
例えば、ビルの10階に行くよね。
そこで飛び降りたら、引力があるから落ちるよね。
じゃあ、何で地球には引力があるのか。
そんなことは、考えちゃダメなんです。
なぜ引力があるのかって追求してる間に、人生終わっちゃうよね。
私達が知ってたらいいのは、「ビルから飛び降りたら、落っこちる」って事だけ。
テレビだって、離れたところからリモコンを操作すれば、当たり前にチャンネルが変わるよね、それが、一体どういう仕組みでそうなってるのかを追求するのは、私たちの仕事じゃないんです。
私たちは、リモコンを使えば、テレビが操作できるっていう仕組みだけを知ってたらいいだけの話。
楽しく使えるものを、利用すればいいだけなの。
本を読んだり、人の話を聞いたりする時は、そういうことを前提にしておくといいね。
はい、以上です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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