会社のパワハラ上司だって、怒られマニアにはたまらないのかもしれない。
「なんとかなる」で嫌なことは起きなくなるよ
人とコミュニケーションをとるのが苦手な人っているんです。
そうすると、生きづらくて苦しいとか、どうやったら一付き合いがうまくなるんだろうかって悩み出すの。
苦手なことを克服しようとしなくていいんだよ。
そのままの自分で、「なんとかなる」と思っていればいいからね。
なんとかなるから大丈夫。
そう思っていると、不思議なんだけど、話から顔からムードから、全部変わってきちゃうの。
意識しなくても、勝手に変わります。
苦しんでいた自分とは、印象が全然違ってきちゃうんだ。
すると、人生に起きる現象まで違ってくるよ。
人付き合いが苦手なことで、今までは嫌な出来事がたくさんあったかもしれない。
それが、パタッと起きなくなるんです。
人間っていうのは、嫌なことを考えていると、現実でも嫌なことを引き寄せます。
いつも、「人に意地悪されたらどうしよう」ってビクビクしていると、誰かのささいな一言でも、「それ、嫌味じゃない? この人は、私のことが嫌いなんだ」とかって思うんだよ。
反対に、人に何を言われようと気にしない人の場合、もし相手が意地悪なことを言ってきたとしても、それを意地悪とも思わずさらっと流してしまう。
嫌なことでも、悪く受け取らずに済むんだよね。
「なんとかなる」って信じていると、そういう自分になれるということなの。
わかるかい?
今、世間ではパワハラが、すごく問題になっているよね。
もちろん、これはパワハラをする人は絶対いけないんだよ。
だけど斎藤一人さんは、こういう見方もできるんじゃないかなって思うんです。
あのね、世の中には「怒られマニア」みたいな人がいるんだよね。
例えば居酒屋さんなんかでも、すごく怖いおばちゃんがいるお店ってあるの。
で、なぜかお客さんがいっぱいで大繁盛してる。
「コラ、お前何やってんだ!」
「もっと詰めて座れ!」
とかって怒られて、お客さんはカウンターで縮こまりながらビールを飲んでいるんだけど、すごく嬉しそうなの。
おばちゃんに怒られて、そこに母の愛を感じちゃうんだよね。
怒られマニアにとっては、おばちゃんの罵倒は最高なんです。
ひょっとしたら、会社のパワハラ上司だって、怒られマニアにはたまらないのかもしれない。
そう考えて、上司がキレるたびに心の中で、
「怒り方が甘い! それじゃあマニアは喜ばせられないぞ」
「うん、今のはまぁまぁだ」
みたいに評価して遊んじゃえばいいね。
面白くなって、そのうち上司がキレるのを待つようになっちゃったりしてね。
世の中はね、自分がどう思うかで、現実はいくらでも変えられるんです。
会社にパワハラ上司がいてムカつく人は、上司の言動をおもしろおかしく受け止めてごらん。
で、「なんとかなる」って本気で思うの。
そうすると、上司が転勤でいなくなるとか、なぜか改心してパワハラをしなくなるとか、あなたに素晴らしい転職愚痴が舞い込んでくるとか、必ず現実はあなたに都合のいい方向へ動くはずです。
一番の問題は、どうにもならないと思い込んでいる、あなたの「思い」なんだよ。
過去の過ちを気にする必要はないんだ
人は失敗した時、咄嗟の嘘で誤魔化すことがあります。
そうすると、失敗したことに対する苦しみに加え、嘘で塗り固めた自分を許せなくなって、ますます苦しんじゃうことがあるんだよね。
でもね、そもそも失敗したってなんとかなるんだよ。
自分を取り繕うために、嘘をつく必要はないの。
過去っていうのは、「過ちが去る」と書きます。
人は、過ちの連続だよ。
あなただけじゃなく、みんな同じなの。
どんな失敗も何とかなります。
悔やむより、今を笑って過ごさなきゃダメだよ。
器の小さい人ほどすぐ怒るんです
ある人に、
「仕事中に怒ることはないんですか?」
って聞かれたんです。
もちろん、怒りません。
なぜですかって、そもそもうちの社員は、斎藤一人さんを怒らせるほど悪いことをしないもの。
あのね、部下のちょっとした失敗にすぐ怒る人っているんだけど、そんなの怒ることじゃないよ。
次からはこうすると良いよって、うまくいく方法を教えてあげたらいいだけのことなんです。
要は、その上司の器量が小さいんだな。
怒ってばかりの人は、そんなに怒らなきゃいけないことなのかどうか、よくよく考えた方がいいよ。
いい大人がでかい声を出して怒るほどの問題だろうかって。
斎藤一人さんの感覚では、怒らなきゃいけないようなことって、日常生活の中には一つもありません。
もちろん、日常生活の中には仕事も含まれるよ。
部下でも、生徒でも、子供でも、怒る必要なんてないんだ。
それよりも、
「あなたなら、絶対なんとかなるよ」
って信じてあげる。
必要なことを教えてあげて、あとは信じるの。
そうすれば、みんな勝手にグングン伸びるものだからね。
なんとかなるから大丈夫だよっていう、愛の大きさ。
これが一番大切。
そういう、大きな愛を持った上司が会社にいたら素晴らしいね。
みんな生き生きと働いて、会社もうんと伸びるんじゃないかな。
人のせいにして豊かになった人はいないよ
日本は、世界でも指折りの豊かな国です。
これだけ豊かに暮らすことができて、私たちはものすごく幸せなんだよね。
仕事だって、探せばいくらでもある。
心身に問題を抱えているとか、何か特別な事情があるわけじゃなかったら、誰でもそれなりにお金を稼ぐことはできます。
お金が全然なくて暮らしていけないってことはないよね。
働けばお金が入ってくるし、それなりに生活ができる。
で、そう思ってる人は、ちゃんと生活しているんだよね。
ところが、自分にできる仕事を顔晴ることもせず、政治が悪い、役人が悪い、会社が悪いとかって、なんでもかんでも人のせいにする人がいます。
そうやって人のせいにすること自体、おかしいんだよね。
お金がなくて貧しいのではなく、その心が貧しいから、いつまでたっても豊かになれないんです 。
わかるかい?
政治が悪いって言うんだったら、じゃあ自分がやってみなって。
誰がやったって、今以上のことはできないと思うよ。
そもそも、素人がいきなり選挙に立候補したって、そう簡単に受からない。
受かるだけで大変だし、もし当選しても、そこからさらに大変なんです。
それを、はたから文句ばかり言うのはおかしいよね。
私もたまに
「斎藤一人さんが政治家になったら、世の中もっと良くなりますか?」
とかって聞かれるんだけど、みんな一生懸命やっているの
みんな一生懸命やっているの。
誰だって顔晴っているんです。
一人さんが政治家になったからって、急に世の中がよくなるようなもんじゃない。
第一、私は政治家になるつもりないですからね。
人のせいにして豊かになった人はいないよ。
人のせいにして幸せになった人もいないよ。
幸せなお金持ちになりたいんだったら、今、自分ができることから始めて、そこから雪だるま式に豊かになっていくしかないんです。
大丈夫。
なんとかなるから。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。