苦しみの連続から脱出するには、今、楽しいことを考えるんです。
今が楽しいこと、ここから先は『楽しさの連続』なんです。
『楽しさの連続』
私はよく「人生は神がごと」だよと言います。
どういうことかと言うと、例えば、今、心楽しくしていると、また楽しいことが起きてくるのです。
「楽しいな」っていう想い（波動）が、楽しい現実を呼び寄せてきます。
だから、今、楽しければ、『楽しさの連続』なんです。
逆に今、苦しいと、苦しさの連続です。
ただし、そこからでも『流れ』を変えることは可能です。
「楽しさの連続」へ転換することができます。
どうするのかと言うと、『今ここ』で幸せになればいいのです。
どうやってなれるかと言うと、幸せなこと、自分が楽しくなることを考えればいい。
そうすれば、一瞬で幸せになれます。
自分が楽しくなることを考える。
一人さんたちの場合は、例えば以前、ある場所に集まった人たちと、「芸能人と不倫するなら誰としたいか」というお題について、各自、自分の思いを発表し合いました。
その中に、家族との関係に悩んでいる人、好きな人ができてしまった既婚女性、仕事で壁にぶち当たった絵描きさんとか、悩んでいる人たちがいたんです。
皆さん、最初はちょっと影がある感じだったんですよ。
それが、嬉しい恥ずかしい、幸せな顔で話すんですよ、「自分が不倫したい芸能人は」ってね。
心のお遊びだから誰にも迷惑がかからないし、「実際に付き合ってみたら、残念な人だった」というリスクもありません。
何より、幸せそうな顔をしているのを見て、周りの人が安心するんです。
そうやってゲームをして心楽しくしていると、また「楽しいこと」が起きる、次もまた「楽しいこと」が起きる、という風に無限に「楽しい」が続きます。
苦しみは続かないけど、「楽しい」は無限に広がっていくんです。
そう、無限にね。
何度も生まれてくるのは、「魂の成長」が目的だというのですが
私たちの肉体は死ぬと土に還りますが、魂は生き続けます。
また何度も生まれてくる。
その目的は「魂の成長」です。
「魂の成長」とは、記憶正しく美しく生きることだと思っている人も、中にはいるかもしれません。
そのように生きて幸せなら、それでいいんです。
ただ、中には、そのような生き方が向かない人もいるのです。
そういう人に「清く不純に美しく生きて大丈夫だよ」と言うと、
本当に『いい顔』するんですよ。
いやぁ、それが大事なことだと、私は思っているのね。
不純と言っても、人を傷つけたり、法律を犯すんじゃないですよ。
例えば、女性の場合、「ブランドのバッグ」が欲しいとか、そんな程度なんです。
そんな程度でも、そのバッグを旦那さんに買ってもらおうと、奥さんは美味しい料理を作ったりして、一生懸命、喜ばせようとするでしょ。
仕事を持っている人だったら、一生懸命、会社の社長さんやお客さんに尽くして、お金を稼ごうとする。
それって、『いいこと』じゃない？
男の人だと、例えば、彼女とデート中でも、好みの女性を見かけると「おっ」って目が追いかけちゃう。
目が勝手に、そっちを見ちゃう。
だけど、それと同時に、ちゃんと理性で持って自分を制しているんですよ。
ひとりさん的には、もう十分立派です。
これ以上の悟りは1万年後でもいいんです。
よく『いいこと』をしても「女性にモテたい」「バックが欲しい」とか下心（欲）があっちゃいけないよって言うんだけど、そんなことないですよ。
ブッダもキリストも体欲があったんだよね、「大勢を救いたい」という。
「女性にモテなくてもいい」「バッグも洋服もいらない」そこまで悟っちゃったら、楽しみがないじゃない？
それよりも、今よりもっと幸せになりましょうよ。
あなたが幸せになることが、やがて必ず誰かを助けることになるのだから。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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