バランス感覚の優れた料理しか生き残れない
油っぽい中華料理やイタリアンをバランスよく食べるコツ
それは食べ方次第ではないでしょうか。
実際に中国に行ってみて驚くのは、「中国人は日本人の3倍のお酢を取っている」というコマーシャルの通り、本当にお酢好きなこと。
どんな食卓にも必ずお酢が置かれてあります。
タンパク源や鉄分をを取った後は血液が汚れるので、それをきれいにするためにお酢を取る。
これは斎藤一人さんが勧める食事法の基本中の基本なのですが、中国の家庭には昔からその習慣がしっかり溶け込んでいます。
感心するのは、炒め物にお酢をかけて食べていること。
油の体を温める性質とお酢の体を冷やす性質を中和させています。
賢明ですよ、中国の人は。
例えば、麻婆豆腐やチンジャオロースやチャーハンなど、油で炒めた料理には全てお酢をかけているのですね。
やったことのない人は、「エーッ」と思うでしょうが、実は、これがかなりいけるのです。
チャーハンにお酢をかけた息子の貫太が、「騙されたと思って食べてごらんよ」とあんまりすすめるもので、一口食べてみたのが最初ですが、皆さんも一度試してみたらどうでしょうか。
また、近頃外国料理の中で一番隆盛なのがイタリアンでしょうか。
元々イタリアと日本は気候といい、採れる食材といい、結構に通っているところが多く、流行るべくして流行ったのだと思います。
特に麺類好きな日本人はイタリアのパスタには目がありません。
私も大好物なのですが、このパスタの調理法にも、絶妙なバランス感覚が施されているのをご存知でしょうか。
パスタだけを見れば、あれはただのでんぷんの塊で、どうしても体内で中性脂肪に変わる可能性が高いわけです。
でも、オリーブオイルとニンニクを組み合わせることにより、炭水化物の燃焼率を上昇させ、すぐにエネルギーに変えてくれます。
パスタをたくさん食べてもあまりお腹にもたれないのはそのためでしょう。
ですから、油っぽいからと言って、中華やイタリアンを遠ざけることはありません。
みんな長い歴史の通ったをくぐり抜けてきた料理なのですから、それなりのバランスはきちんと取れているはずだし、あなたの食べ方次第なのです。
できる範囲から食事のバランスを見直す
どんな料理にも体を温める要素のものと、反対に体を冷やす要素のものが混在しています。
例えば中華のコース料理などはその典型ですね。
前菜に冷静のクラゲや鶏肉、ピータンが出てきてから、次は温かいスープ料理。
カニ料理がメインの場合には、その後に必ず熱い生姜湯を飲むことになっています。
これはカニが体を冷やす性質を持っているため、温める性質の生姜でバランスを取っているのです。
それと、生姜の殺菌作用を利用してカニによる食あたりを予防する意味もあります。
夏場は知らず知らず体を冷やすものを食べているので、特に気をつけなければなりません。
でも、会社帰りに飲み屋さんによって、ビールに枝豆、牛刺身に冷やし中華なんて人もいるでしょう。
美味しいですものね。
それはそれでいいのです。
ただ、このメニューでは体はあまり喜びません。
でも、もしあなたが、これはバランスが悪すぎると感じたならば、メニューの中でネギ、玉ねぎ、生姜が加わっているものを食べることをおすすめします。
これらは効率よく体を温めてくれる優れものです。
また、薬味としてとっても美味しいですね。
けれども、あいにくその場でバランスを取れるものがなかったり、その場でバランスを取れるものがなかったならば、次の日に取ればいいのです。
例えば、昨日体を冷やす要素が多い食事をとったと思ったら、今日は量を少なめに、体をうんと温める要素の食事を取ればいいのです。
こう考えてください。
食事のバランスを取る機会は3度あるのです。
一度の食事の中で取る。
1日3度の食事の中で取る。
数日の食事の中で取る。
あなたのできる範囲でバランスを取ってください。
そしてそれを是非とも習慣にしてください。
ネギ、玉ねぎ、生姜の力を利用しよう
斎藤一人さんの話を纏めました。
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