好き嫌いは人間関係にも通じる
人間関係に通ずる好き嫌いをなくすことの大切さ
食べ物に好き嫌いがあるように、人間に対しても、「あの人は嫌い、このこの人も嫌い」と文句ばかり並べる人がいますよね。
何を隠そう私もそうで、実家が魚の商売をしていたのにもかかわらず、生臭いものが全く食べられませんでした。
ある日一人さんに言われました。
「おまっちゃん、知ってるかい。
食べ物の好き嫌いが激しいと、人間の好き嫌いも激しくなるんだよ」
それで、まず食べ物の好き嫌いをなくしなさいと教わりました。
それができるようになる人の好き嫌いもなくなってくるからって、不思議です。
本当にそうなのです。
また、一人さんはこうも教えてくれました。
「今の時代、みんなうまいものを食べ過ぎている。
だいたいうまくてみんなが好きなものは、あんまり体に良くないものさ」
そうですよね。
お刺身のプロだとかウニだとかまさか牛の霜降りだとか、大抵日本人が食べたるがるものは美味しいけれども、あまり頻繁に食べているとコレステロール過多の原因になるようなものばかり。
反対に、体のためになるミネラルやカルシウムなどは本来、まずいものです。
私が一人さんのすすめで最初に克服したのはレバーでした。
それから一つ一つ調理法を工夫して克服していったことを、つい昨日のように思い出します。
今では何でも食べられるようになりましたし、そうなるとさらに美味しいものに出会わせてくれるチャンスが出てきたのです。
人に対してもそうですよね。
これが嫌だあれが嫌だと逃げないで真正面から歩いて行くと、思いがけない出会いがあったりするものなのです。
食べ物と人間関係はすごく共通項があるのです。
食べ物の好き嫌いと人間の好き嫌いは、同じ数ほどあるらしいのですね。
これが食べられないというカテゴリーが多い人は、こういう人がダメ、受け付けないというカテゴリーが多いということになるのでしょうかね。
「ありがとう」を言う人が成功する理由
「食べられるものに、良い食べ物も悪い食べ物もない」
と一人さんは教えてくれました。
「食品とは『人に良い品』と書くだろう。
だから、全部が良いもので、ありがたいものなんだ。
ただ、偏ってはいけないから、そのバランスは自分で取りになってということさ」
ですから、何が体に良いから食べろとか、食べるなというのはおかしいのです。
問題は食べ物のバランスを自分で考え、体調を見て工夫すればいいわけですね。
一人さんはこうも言います。
「あれを食べたせいで体が悪くなったというのは、感謝の気持ちからかけ離れているよね。
そういう人は病気になる。何を食べようが病気になるよね」
例えば、せっかくさんまを焼いたのに焦げ具合がひどいのを見て、「こんなまずそうに焦げたさんまなんて」って文句を言う人がいます。
確かに焦げていてまずいかもしれませんが、さんまの身になってごらんなさい。
好きに泳いでいたのに捕まって、勝手に焼かれて、挙句の果てに、焦げててまずいだなんて文句を言われて、それはないですよ。
焦げているところだけを避けて、大根おろしと一緒に食べればいいじゃないですか。
「ありがとう」の気持ちなしに食べたら、何を食べても実にならないということですよ。
それって健康のみならず仕事の面でも当てはまります。
やはり、感謝の気持ちが最初にないと、仕事だってうまくいかないでしょう。
「ありがとう」たくさん言う人の方が成功しているのはそのためですよ。
こうして毎日食べられて、健康でいられることは当たり前だと言わないで、それはとてもありがたいことであると自覚することが最初の一歩でしょう。
その気持ちが本物になると、自分に家族がいて、仕事ができて、様々な人と出会えて、その人たちに支えられて、社会でこういう立場を担って・・・・・・全ての事象に対し感謝の気持ちが宿ってきます。
ありがとうの一言が、成功のもと
斎藤一人さんの話を纏めました。
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