寝る前に五臓六腑に感謝の言葉を送ろう
痛みを感じることにより感謝の気持ちが湧いてくる
少し前に仕事で歩きすぎたせいか、久々に腰痛に見舞われました。
「寝る前に自分の全ての臓器や機関や細胞に向かってありがとうって言える人はどれだけいるのだろうね」
と一人さんに言われてから、そういう気持ちをずっと大切にしてきた私はこう感じていました。
結構私の腰、がんばっていてくれているのだよな。
痛みを感じることによって、腰に感謝する気気持ちが自然に湧いてきたのです。
前にも言いましたが、それなのに自分の体の各部分をただで動く部品のように認識している人は、「腰が弱くなってどうしようもないね」と腰を責めます。
まあ、私が結構素直にこういう気持ちに至ったのは、小さな病気をいっぱいして、しょっちゅうどこかが痛かったという体験によるところが大きいのかもしれません。
知り合いの女性が40を過ぎてから、初めて頭痛を経験したそうです。
起き上がれないそうですよ、初めてだから。
見舞いに行くと、彼女は起き上がれずに、もうこの世の終わりのような顔をしているわけです。
全然、頭痛というものに対して抵抗力がないわけです。
こうなると、今まで大化なく健康で来られて初めて脱線して退職受けて寝込むのがいいか、私のように様々な経験から自らの痛みの程度を把握して対処できる方がいいのか、不思議な気分になってきます。
しかし、そんな私も問題を突き破ることができず、大きな壁にぶち当たった時、時々何もかもわからなくなる時があります。
そんな時、当たり前に思ってしまっているこの肉体に感謝ができなくなります。
そういう時は目をつぶってこう想像することにしています。
自分の体全てに土をかけるのです。
土地に埋もれて動けない、埋葬されたような状態。
身体のどこもが動きません。
いくら人を呼ぼうとしても声が出ないので、誰も来てはくれません。
そうすると思い出すのです。
ちょっと前まで、しっかりとこの足で歩いていたこと、を手を使ってご飯が食べられたことを。
すると、命に対する感謝の気持ちがものすごい勢いで広がってきます。
「幸せだよな」と実感します。
お客様に健康になってもらうという無上の喜び
幼い頃からずっと病気の苦しみを味わい続けてきた私は、なぜ自分だけがこんな目に遭わなければならないのかと、いつも悩んでいました。
何しろ病気のデパートと言われていたぐらいでしたから。
ありとあらゆることをやっても健康を得られませんでした。
ですから、病気をいくつも転々としたり、最後には祈祷師の力を借りたりしたりとかいう話をお客様から聞かされると、身につまされます。
実際、うちにもそれに近いようなことがありましたから。
一人さんに出会って元気にならせてもらった私が、昔の自分のような人たちの役に立ちたいと考えたのは、ごく自然なことだったのかもしれません。
ですから店に訪れたお客様から辛い経験を聞かされると、「あっ、この人も同じなんだ。自分みたいに、子供なのにおじいさんみたいな状態になっている人がいる」とわかって、もう他人ごとではなくなってしまうのです。
後日、そういうお客様から、「おかげさまで元気になりました」と報告された時の気持ちは、何事にも代えがたいものです。
別に私が何かしたわけではないけれど、「健康になって良かったね」と一緒に喜び合えた時、つくづくこの仕事を選んで良かった、自分にはこれが転職なのだと無上の喜びが湧いてきます。
逆に、かなりの年齢になるまでずっと健康でいられた人は、自分が健康であることの幸せに気付くのが遅いようです。
だから、これまで病気知らずで来た人ほど気をつけないと、急に倒れて、後で大変な苦労を背負い込みますから。
私のように病気のデパートは困りますが、小さな病気をちょくちょく経験しているような人の方が、健康のありがたみがわかるはずなので、大病に至る可能性が低いのかもしれないですね。
糖尿病、高血圧、肝臓病など、それまで成人病のカテゴリーだった病が、今、成人の病として成立しなくなっています。
子供にも若者にも多いから、もうこれは立派な生活習慣病になっているからです。
これは今後の一大テーマとなるでしょう。
投薬や手術ではなくて、「生活習慣」を改善していかなければお手上げだという病気が、いくつも出てきています。
食習慣を含めた生活習慣が病気に絡むのだし、成功法則の意味で言えば、その人の習慣だとか口癖になっている部分が結構キーワードになっています。
そうした何気ない「習慣」を見直してみると、病気や仕事上の悩みなどの原因が見つかるものです。
何気ない全ての「習慣」を見直してみよう
斎藤一人さんの話を纏めました。
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