お母さんは幸せで、子供(あなた)がいて「もっと、幸せ」なのです。
- 親は加害者、子供は被害者ではありません
- 「社会に出たら大変なのよ」と子供に言うけれど、じゃあ、そんなあなたはもう1回、中学校で勉強したいですか?
- 「自分が年を取ったら、年金が心配」と言うけれど、年金はもともとなかったものなのです
- 「日本はどんどん悪くなっている」って、本当ですか?
親は加害者、子供は被害者ではありません
子供が、ちゃんとした大人になるためには「両親がいなきゃいけない」とか、「子供が大きくなるまで母親が一緒にいなきゃいけない」とか、世間の人はいろいろ言います。
それで、親が離婚してしまった子供や、母親が働いている子供のことを「かわいそう」にと言ったりもします。
周りだけでなく、親自身が「うちの子はかわいそうだな」と思ったり、「申し訳ないね」と言ったりすることもあるでしょう。
でも、子供をかわいそがってはいけません。
親が一生懸命働いて子供に食べさせて、住む家を提供しているのです。
幼稚園・学校にも行かせています。
生きるのに必要なものを与えられていて、天涯孤独でもないのだから、「かわいそう」ではないのです。
その子は「幸せな子」なのです。
それに、子供は大人が思っている以上に強いのです。
例えば、戦争中、子供達は大人に「竹槍で敵を突くんだよ」と教わり、本気で竹やりの練習をしていました。
「欲しがりません、勝つまでは」とも言っていました。
ところが、戦争が終わるや、竹槍を捨てて「よかった」と喜び、外国人に「ギブ・ミー・チョコレート」と言ったりしていました。
それぐらい、子供は順応性が高いのです。
なのに、親が「申し訳ない」「かわいそう」と言い続けると、子供は「自分は被害者だ」と誤解してしまいます。
そういった意識を持ったまま社会に出ると、何でもかんでも「自分は被害者だ」と思います。
こんな人生では、子供は幸せになれません。
だから、子供をかわいそがらないでください。
お母さんは幸せで、子供(あなた)がいて「もっと、幸せ」なのです。
「社会に出たら大変なのよ」と子供に言うけれど、じゃあ、そんなあなたはもう1回、中学校で勉強したいですか?
学校に通っている時はどんなに一生懸命勉強しても、テストの成績が良くても学校からお金はもらえません。
でも、社会に出てから、懸命に勉強するとお給料は増えるは、出世はするはで、しかも、自分で稼いだお金は自分の判断で使えるのです。
だから、社会に出ると、すごくトク。
ところが、大人は学校に通っている子供に「あんたたち、今が一番いいのよ。社会に出たらこんな大変で」「お父さん、お母さん、こんな苦労して・・・・・」とかって。
そう言いながらも、「もう1回、中学に行くのは嫌だ」とおっしゃるのですね、大人たちは。
嘘つきとは申しませんが、事実と違うことを言うのはまずいのではないでしょうか。
子供が社会に出るのを怖がってしまいます。
子供には「大人っていいよ、仕事って楽しいよ」と言ってあげてください。
そうすると、仕事好きな大人に育ちます。
「自分が年を取ったら、年金が心配」と言うけれど、年金はもともとなかったものなのです
「自分が年を取った頃は、年金がもらえないかもしれない」と心配している人もいるでしょう。
その気持ちは、よくわかります。
でも、昔は年金制度自体ありませんでした。
その時はその時で、結構、みんな楽しく生きていたのです。
「そんなこと言われても気休めにもならない」と、言いたい人もいるでしょうけれど。
いくら考えても、どうにもならないことはどうにもならないのです。
そんなことを言ってる時間と労力があるのなら、本気で老後を心配しているのなら、今から、死ぬまで働けるように健康づくりをやって、一生懸命働いてお金をコツコツ貯めた方がいいかなって、私は思いますけれど。
どっちが楽でどっちが得か、一度、真剣に考えたいですね。
「日本はどんどん悪くなっている」って、本当ですか?
政治家や官僚が起こした事件がニュースになるたびに、私は「日本は良くなってるなあ」と思います。
だって、昔ニュースになることすらなかったのですよ。
明治の頃、お酒を飲むと人格が一変する政治家がいました。
酔っ払って仲間をピストルで脅したとか、泥酔して帰宅した際に「出迎えが遅い」という理由で奥さんを惨殺したという噂のあった人です。
でも、その人は長く要職についていました。
今は噂が立った時点でマスコミも国会も大騒ぎでしょ?
職を解かれるか、離党するか、いずれにしろ表舞台からは消えますよね。
江戸時代、武士は「切り捨てごめん」でした。
庶民は武士に切られても文句一つ言えなかったのです。
戦国時代は日本人同士、殺し合いをしていました。
考えてみたら、今の日本は、素晴らしく良くなっているんじゃないのかな・・・・・・・。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。