体の不調や不慮の事故って、自分ではどうにもならない定めです。
自分は何かの罰を受けてるんじゃないか。
そんな思いに支配され、神様を恨みたくなる日もあるかもしれないね。
怪我は君の責任じゃない。
もちろん、罰を受けているわけでもありません。
そのことだけは、分かっていてもらいたいんです。
魂は絶対に成長すると決まっている
Q 物心ついた時から、病気で入退院を繰り返しています。
憂鬱な心に元気がもらえるメッセージをいただけませんか？
斎藤一人さん
A 人は皆、繰り返し生まれ変わります。
その中でいろんな体験を積み上げながら、魂を成長させているんだよね。
つまり君は、この世界での体験を通じて、幸せになり続けるようになっている。
病気もそうだけど、どんな体験でも、それをしたことで未来が悪くなるはずはありません。
魂は、絶対に成長するものだから。
そんな背景を理解しつつ、君と同じような体験をして乗り越えた人を探してみな。
きっと、心が軽くなると思いますよ。
若いうちは少しぐらい不摂生でも大丈夫
Q 大人たちは、なぜ健康に「気を配りなさい」と口うるさく言うのですか？
斎藤一人さん
君はまだ若くて健康なのに、周りから「野菜を食べろ」「規則正しい生活をしろ」ってやかましく言われたら、それは嫌になっちゃうよな。
それに、大人もわかっていると思うけど、若いうちに少しぐらい不摂生をしても、多くの人は元気に生きています。
そんなに心配しなくていいんだ。
大人は、君に健やかに育って欲しくて口うるさくなっているだけです。
それをいちいちまともに聞く必要はないけど、相手の親切の気持ちだけは、愛を持って受け止められると素晴らしいね。
本当に必要なことは自力で学べるものだよ
Q 学校では、性について教えてくれず、望まない妊娠や性暴力、性病に悩む友達がたくさんいます。
大人はなぜ、性について真剣に教えてくれないのですか？
斎藤一人さん
A 一人さんの話をすると、性の知識は全部自分で学びました。
学校の勉強は嫌いでも、そういうことは熱心に勉強したんです。
もちろん、学校で正しい知識を教えるのもいいだろう。
でも根源的な話をすれば、本当に必要なことは、誰に教わらなくても自力でちゃんと学ぶものです。
というか自分を大事にしていたら、そもそも問題が起きるはずがないよね。
知識を詰め込むことよりももっと大事なのは、自分を可愛がり、笑顔でいけることなんだ。
いつかあの世で再開できるからね
Q 大切な友達が重い病気になってしまいました。
多分、もう死んでしまうのだと思います。
友達を失うことが怖くて、どうしたらいいか分かりません。
A 今の君の気持ちを思うと、一人さんもそっと寄り添うことしかできません。
ただ、今は心に響かなくてもいいので、伝えたいことがあります。
人の魂は、永遠に生まれ変わります。
無数の人生を生きられる。
今世はそのうちの一つであり、友達の人生がこれっきりになるわけではありません。
肉体の限界が来てなくなっても、別の体をもらってまたこの世界に生まれてくるし、君がいつかあの世に帰れば、「おぅ、元気だったか!!」って再会できる。
だからその日を楽しみに、君は、君自身の人生を大切に生きてください。
天国言葉で波動を上げてみな
Q いくら気をつけてもニキビが増え、自分の顔に自信が持てません。
なんとか、綺麗な顔になる方法はないでしょうか？
斎藤一人さん
A 医学的な治療法は医師に相談してもらうとして、一人さんからのアドバイスとしては、「天国言葉（聞くと嬉しくなる明るい言葉）」をたくさん使うことです。
言葉には「言霊」と言われる大きな力があって、口に出すと、その言葉の意味と同じ波動になります。
天国言葉で明るい波動になると、親身になってくれる医師に出会えたり、自分によく聞く薬が見つかったりして、ニキビも治りやすくなると思いますよ。
真面目の殻を脱いで「不届き不埒」だよ。
Q 自分ではよく分かりませんが、周りの大人から「あなたは心の病気だね」と言われました。
そう言われても、どうしたらいいかわかりません・・・・・・。
斎藤一人さん
A 君はきっと、真面目で誠実なタイプなんだろうね。
もちろん、真面目で誠実って人から信頼されるし、素晴らしいことだよ。
ただ、それだけだと息が詰まるの。
心の病気の最大の原因は、物事を深く考えすぎることです。
だから難しいことは置いといて、まず笑顔になることを意識してごらん。
真面目の殻を脱いで、もっとバカバカしいことを楽しみな。
それで心の病気は吹き飛ぶよ。
一人さんを見てみな。
「不届き不埒」を信条に、なんか気にせず好きなように生きているんです。
こんなに最高の人生はないよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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