カラダのバランスは食事のバランスである
その程度のことはやっても意味がないと思っていませんか
少しのことでだいぶ違うのです。
その程度やっても意味がないと思い込んでやらない人が本当に多いのだけれど、それは間違いです。
斎藤一人さんは口癖のように、「カラダのバランスは食事のバランスだよ」と言います。
どういうことかと言えば、ちっとも難しいことではないのです。
例えば、肝臓系に問題を抱えている人は大抵酢の物が苦手です。
母のアレルギー体質をそのまま受け継ぎ、生まれつき肝臓系がひどく悪かった私でしたが、母のように鼻をつまんでお酢をコップで一気飲みするような芸当はできませんでした。
肝臓を良くするためにはできるだけお酢のものを取ることだと、斎藤一人さんから教えられていた母でしたから、絶対に許してはくれません。
「おちょこ一杯」でいいから飲みなさいと言われてトライするのですが、どうしてもむせてしまってダメなのです。
そこで母は妙案を思いつきました。
お酢を子供の好きなカルピスや蜂蜜のお湯割りにしてくれたのです。
そうすると不思議とまろやかな味になって、抵抗なく飲めました。
まあ、言ってみれば、今、健康飲料として流行っているはちみつ黒酢のようなものです。
あとは、ご飯が酢飯で出てきたり、きゅうりとわかめの酢の物が必ず食卓に添えられていたことを覚えています。
本当に具合が悪ければ、いくらまずくったって、薬だと思って我慢するのでしょうが、そこまで悪くない人にとっては、辛い取り方をしていると続きませんよね。
だから、続けるためには、美味しく取れる工夫が必要なのです。
肝臓系が弱い人は、例えば、サラダドレッシングでもいいから、毎日少しでもお酢を取ること。
やらないよりは絶対にいい。
「肝臓が悪い人には血が必要だからレバーを食べるといい。
だけど、レバーには血を汚す要素もあるから、その対策としてお酢を取ってバランスを取りなよ」と一人さんから教えられた私は、焼肉屋に行くと、レバ刺しを食べ、その後必ず冷麺を食べることにしています。
冷麺にお酢をたっぷり入れるのです。
冷麺だとお酢のきつさをあまり感じませんから。
それから血が汚れるのを防いでくれるクエンさんが豊富なキムチを食べます。
キムチなら食物繊維だってあるし。
正しい、これらはどちらかというと体を冷やす性質がありますから、レバ刺しの付け合わせを生姜にしてもらいます。
漢方薬の75%は生姜が配合されているように、生姜は少量でも体を温めてくれる効果がありますからね。
このような組み合わせにするとバランスが取れますし、とても美味しいのです。
だから、外食しかできない人でも、考え方ひとつで、カラダのバランスを取る食事はできると思います。
ランチを軽視していませんか
大方のビジネスマンは毎日のようにランチを外食でとっています。
単純計算するだけで、週に5回、月に20回、年間250回近くのランチを外食でとっているわけで、その内容次第で健康に大きな影響を与えてくれるのは必至と言えます。
家庭では奥さんがいろいろ健康に気遣ってメニューを考えてくれるでしょうが、いざランチとなるとワンパターン化したり、好きな、あるいは行き当たりばったりで空腹を満たす目的だけで食べてはいけないでしょうか。
まず気をつけたいのは、あまり重いランチにしないこと。
お腹いっぱい食べてしまうとお腹が冷えてくるので、だいたいお昼は日本蕎麦、うどんなどのデンプン室のもので軽めに済ませた方が、カラダの負担が軽くなります。
もし牛丼など肉類を食べるならば、体を温めて血液をきれいにしてくれる役割のある紅生姜(生姜と酢)をたくさん食べればいいと思います。
ハンバーガーやほか弁などを食べる機会の多い人にも当てはまります。
でも、なかなか外食で毎回、生姜やお酢を一緒に取るような環境ってありませんから、そのためにはサプリメントを利用することをおすすめします。
睡眠している間は断食(ファースト)状態にあるので、朝食は英語でブレイクファースト、断食を破るという意味になります。
断食後に急に重いものを食べるのはご法度、胃腸が休んでいるところに、ゆっくり起こしてあげるようなものから、朝食は入っていかねばなりません。
昔は、「朝はしっかり食べろ」が常識のように言われていましたが、最近は違う説も多くなりました。
当然です。
それでは体がすごく疲れやすくなるわけですから。
ましてや現代は夕食の内容がヘビーになってきていますし、時間帯もどんどん遅くなってきていますから、気をつけていても仕事や生活の面から考えると、夕食を早くするとか、軽くするのは正直難しいわけです。
そうなると朝食抜きで、ランチがブレイクファーストというケースが多くなるので、いきなり肉類、油類がドーンと入ってくると、胃腸としていきなりエンジン全開にしなければならなくなります。
そのあたりのいたわりが必要かと思います。
なるべく軽めで消化の良いもの。
例えば、中国の「点心」のような考え方をした方が正解でしょう。
そこで晩御飯までにお腹が空くようであれば、軽くおやつを食べる方が、朝抜きでその分ランチでという考え方よりははるかに良いでしょう。
取る量で加減するという考え方もいいでしょう。
加えて、取るべき栄養と共にどうしても発生するマイナス面をどこかで穴埋めすることを意識することが大切です。
ランチがブレイクファーストと考えよう
斎藤一人さんの話を纏めました。
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