傷つくようなことを言われたのに、じっと我慢するのは修行とは言えないよ。
「そんなこと言わないでください」というのが、修行なんだよ。
上役だろうが、先輩だろうが、何だろうが、いじめたり、傷つくようなことを言うのは「悪」なんだよ
自分より立場の弱い人をいじめたり、傷つくようなことを言う人がいるのですが、その人は、「そういうことはしちゃいけない」ということを知らないか、あるいはまた上の立場の人間は「やってもいいんだ」って勘違いしていることがあります。
多分、自分が下の立場にいた時に上役や先輩が、弱い者いじめという悪いことをしているのに、「逆らっちゃいけない」と言われた何かがあって、我慢したのでしょう。
そういう人が出世して上役になると、「弱い者いじめをしていいんだ」って勘違いしちゃうことがあるんです。
一部の人なんですけどね。
でも、今の時代は、そんなことは通りません。
上役だろうが、悪いことをしていたら「そんなことしちゃいけないんじゃないんですか」って言わないといけない。
そうでないと、その下にいる人間が上役になった時、また弱い者いじめをするようになる可能性があります。
その連鎖を誰かが断ち切らないといけないのです。
それが言えない場合、それを言えるまで続く心の葛藤が修行なのかもしれません。
言い返さなきゃいけない時に、言い返すべきことをぐっと飲み込むから、愚痴や悪口になるの
人に対して嫌なことを平気でするような人間に、角を立てずにやめさせる方法はないですかね、という質問が来た時に、一人さんがぽつり言いました。
「なぜ角が立つことを恐れるんだろう。
というか、何を恐れているんだろう」って。
何でもかんでも角を立てていいと言っているのではありません。
例えば、ハリネズミが自分に危害を加えてくる相手にハリを立てるのは、「こうすると、反撃を食らうんだ」ということを相手にわからせるためなんですよね。
人間界だって同じです。
反撃することで、相手は「人が嫌がることをしちゃいけない」って気づくことができる。
つまり、この場合の反撃は相手に対する「愛」なんです。
逆に、怒りもしないで我慢していると、どうなるのかと言うと、自分が飲み込んだ言葉が愚痴や不満になり、口から出てきちゃうんです。
いつも穏やかであることを望むけど、
嫌なことをされたら頭にくるのが人間なの。
ハリネズミだって、
いつもハリを立てている
わけじゃないでしょ。
相手が自分に危害を加えようとするから
ハリを立てるんだよな。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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