今は「天才」と言われてるけど、そういう人たちは何代も前からずぅーっと努力してるんだよ
- 天才の正体
- あの嫌な親じゃなきゃ、あの兄弟じゃなきゃ、あのパートナーじゃなきゃ、成長しない魂があるんだよ
- あなたは絶対、乗り越えられる。なぜなら、今世、自分が乗り越えられる因果しか、あなたは持ってきてないんだよ
天才の正体
「才能」って言うと、大概の人は、今世限りのものだと思ってるけど、そうじゃないんだよね。
例えば、アメリカで野球やってる、大谷選手っているだろ。
大谷翔平さんって、「天才」って言われてるよな。
それから、バイオリンを弾く人たちの中にも、天才っているだろ。
そういう「天才」と呼ばれるような人達って、何回も生まれ変わりながら、10代も、20代も前から、ずっと同じ事をやってるんだよ。
わかるかな?
例えば、天才的なバイオリニストが、3歳からヴァイオリンを始めた、と。
そういう人って、始めた時からすでに天才なんだよ。
要するに、生まれた時から天才なんだよ。
それを、「うちの子も3歳からやらせれば天才になれるんじゃないか」って。
夢を持つのはいいけど、今世は天才にはなれない。
あなたの子供は、今やっと始めたばっかりなんだから、3歳から始めてもダメだよ。
だから、天才っていうのはね、はるか昔からやってるんだよ。
最初は、葦の笛とかね、ああいうの、ピーピー、ピーピー、吹いてて。
それがだんだん、だんだん、音楽の才能を磨いていくんだよね。
「美」もね、あれは才能だからね。
今は発展途上的な美しさであったとしても、今から、せっせ、せっせと磨けばいいんだよね。
今世、足なんか太くて短くても、一生懸命マッサージしたりなんかしてると、来世はね、格好の良い脚になってきちゃうんだよ。
だから、今こうやって「美」に関心を持って、こうやってきれいになることをやってると、来世はもっと綺麗になっちゃう。
「美」にしろ何にしろ、「才能」というのは努力次第で伸びるの。
無駄な努力は1個もない。
ただ、もし自分がね、何かやってて、
「才能があんまりないな」
と思ったら「止める」というのも一つの手なんだよ。
自分が止めたきゃ止めたって、別にいいんだよ、でも・・・・。
来世も再来世も、あと何代かやればうまくなると思っていれば間違いない。
だから、天才を見て、羨ましがって、
「なんで、あいつは運が良くて、俺は運が悪いんだ」
って言うけど。
それ今世だけを見てるからそう思うんだって。
天才は前からずっと、何代もやってるの。
長い目で見ると、みんな、等しく努力してるんだよ。
神は正当なる努力を求めるの。
ただ、一代限りの努力では完成されないの。
才能も磨かなきゃ開花しないけど、俺たち、因果も消さなきゃなんないから。
結構忙しいの。
あの嫌な親じゃなきゃ、あの兄弟じゃなきゃ、あのパートナーじゃなきゃ、成長しない魂があるんだよ
じゃあ、因果って、どうやって消すんですか?って言うと、色んな嫌なことが起きるの。
例えば、俺たちって、魂を成長させるために生まれてきたから、自分の魂が一番成長する親を選んでくるんだよ。
そうすると、「あの嫌な親がいなきゃいいのに」とかって思ってても、あなたの魂の成長には、あのイヤな親じゃなきゃダメなんだよ。
あの嫌な兄弟が必要な人もいる。
「あの嫌な親戚がいるんだ」っていう人もいるの。
それからさらに、あの旦那、あの奥さんじゃないと成長しないんだよっていうこともあるの。
だから、元々が、魂の成長のために結婚するんだよ。
わかるかな?
自分の魂にちょうどいい、修行になるような人と結婚するし、そういう家族やなんかがいるところへ生まれるようになってる。
だから人生って、一つも、無駄なことがないんだよ。
会社もね、一番自分の魂が成長する会社に呼ばれるの。
自分が選んでいるように思うけど、仕事に呼ばれてる。
そこに、修行になる部長とか、課長が待ってるわけ。
わかるかな。
それでね、「なんで、あの部長は、あんなに俺ばっかり怒鳴るんだ」
って思うことがあるかもわかんないけど、自分も前世でやったの。
前に自分がやってないことは、今世、起きないんだよ。
やられてもしょうがないんだっていう話をしてるんじゃないよ、俺。
ヤラレっぱなしではダメなんだよ。
出てきてる問題に対処していかなきゃなんないんだって。
わかるかい。
問題を解決する時、絶対、忘れないで欲しいのは、あなたに起きてる問題は、あなたの魂の成長のために起きるんだってことなんだよ。
あなたは絶対、乗り越えられる。なぜなら、今世、自分が乗り越えられる因果しか、あなたは持ってきてないんだよ
例えば、他人の足を踏んでる時は、そんなに痛くないんだよ。
全然、痛くない。
地面に足を乗っけるより、他人の足の上に乗っけといた方が、柔らかくて、気持ちいいかもしれないよな。
でも、やられてる人は、たまんないんだよ。
そんなことが、今度、生まれ変わった時、自分が足を踏まれることで、初めてわかるんだよね。
そうすると、自分が足を誰かに生まれた時に、大概、
「なんで、俺は踏んでないのに、あいつばっかり、俺の足、踏むんだ」って言うんだけど、今世は踏んでないんだよ。
わかるかい?
でも、前世に行っているんだよ。
前世って、一個前とは限らないよ。
何代も前の前世でやってることもあるんだよ。
こんなに間隔が空いてるのはなぜですか?って、神様のお計らいなの。
魂がその修行に耐えられるようにしてくれてる。
だから、ある方が、ものすごく、体の具合が悪くなっちゃったとか、ものすごく悪い状態が出てくるんだと。
その場合、自分が1000年ぐらい前に、動けなくなるほど相手にひどいことをしちゃったことが原因であることもあるんだよ。
だけど、その因果は、次の生に出ない。
次の次の次とか、1000年ぐらい経ってからじゃないと出ないんだよ。
何で出ないんですか?って、理由は一個。
自分が耐えられないから。
魂が成長して、耐えられるようになると出るんだよ。
だから、人生って、全部、こと細かいところまでガチガチに決まってるんじゃないの。
大雑把に、旦那になるような人とか、大きい事件がボコボコ起きるように決めて、出てくるんだよ。
わかるかな?
例えば、五つぐらい、因果を持ってくるんだよ。
その時に、神様と相談しながら、自分に越えられそうな問題しか持ってこないんだよ。
だから、「お前、過去にこんなひどいことしたんだ」
「うわぁ、ちょっと、勘弁してください。
これは、今の自分のレベルだと、ちょっと無理だから、もうちょっと、ちっちゃいやつから」
って、自分で選んで持ってくる。
だから、あなたの魂は、今、直面している問題を必ず乗り越えられるの。
なぜかと言うと、乗り越えられるものしか、あなたは今世、持ってきてないんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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