平均寿命には意味がない。
自分の寿命を削らないように生きましょう。
一人さんが唱える120歳寿命説の真意
「普通にやれば120年は生きられるはずなんだよ」
神様から与えられた寿命は120年なのに、勝手に私たち日本人の寿命は80年で決めてしまっている、と一人さんはだいぶ前から言っていました。
誤解を招くといけないので申し添えますと、この一人さんの言う神様とは、私たちがよく「神のみぞを知る」とか「神の思し召し」とか言って用いる類の神様で、特に意味はありません。
一人さん自身も、「私は宗教家でもなければ、何かの宗教に入っているわけでもありませんが、神様という言葉の響きが好きなのです」と自著で告発しています。
前置きが長くなりました。
一人さんが不思議そうな顔して、よく私にこう言うのです。
「昔は人生50年が常識だったんだ。
でもさ、私の目の前で平均寿命が倍近くになっちまった。
それが今後、さらに倍になることだってありうると思わないかい。
それを信じちゃおかしいかい」
世間には様々な意見が飛び交っています。
例えば専門家たちは、今、日本人が世界一長寿だけれども、それはカウントの仕方がそうしているのであって、食生活が欧米化したことや、環境汚染の影響によって、日本人の寿命を確実に縮むだろうとまことしやかに語っています。
それがどう常識だろうと言わんばかりの口調で。
でも、それが正論か邪論かその時になるまで誰も知ることができないわけです。
それを語った専門家たちももうこの世にいないかもしれません。
どうも私たちは、世間の常識とやらに非常に弱く、左右されるようです。
常識を権威に置き換えてもいいのかもしれません。
一人さんは、きっと常識を気にして神様からもらった寿命を削るのはよそうよと言いたいのです。
要は心の持ちようなのですから
少しずつから始めよう
よく皆様から、「普段、一人さんは何をしているんですか」と聞かれますが、最近の一人さんはこんなことをしているんですね。
1つだけお教えしますね。
一人さんは色々なところを旅しているんですが、行った先々で小冊子をポストの中に入れて帰ってくるんです。
それはこの後の部分に出てきますけれど、ある時一人さんが私に向かって、
「おまっちゃん、おかしなことがあるんだよ。
日本の人って遠い外国の戦争で人が死んでもあんなに大騒ぎするのに、日本の国の中で毎年3万人以上の人が自殺しているのに何もしようとしないって、おかしいよね。
もしかしたらほとんどの人が自殺する人へ急に落ち込んだりする人のことを、『精神的悩み』だと思っているんじゃないかね。
落ち込んだり、自殺したりする理由の一つが、栄養のバランスが悪かったり、血の濁りだっていうことを知らない人が、たくさんいるんだよね。
だったら少しでも知らせたいから、俺一人でもがんばるよ」って言ってこの冊子を配っているんです。
皆さんにその小冊子を紹介しますね。
母さんのうた
人生って楽しい言葉狩りじゃないけれど
苦しいことや辛いことを乗り越えてほっとした時
いつも心に浮かぶのはこの一言です
母さん私を産んでくれてありがとう
ひとり
花があり
水があり
歌がある
私はまた天国に生まれた
ひとり
忘れていました空がこんなに大きいなんて
忘れていました星がこんなに綺麗だなんて
忘れていました道の隅に咲くタンポポがこんなに可愛いなんて
神の愛にいつも囲まれていることを
ひとり
知っていますか
春に咲くきゅうりそうの花を
誰も気づかないほど小さな花ですが
精一杯大自然に感謝して花を咲かせています
ひとり
春は若葉の匂いが好き
夏はきらめく太陽が好き
秋は風にまう落ち葉が好き
冬は海に降る雪が好きでもどんな素敵なことよりあなたが一番好き
ひとり
今日1日だけ一生懸命生きよう
明日のことは考えないで
ひとり
思いやりのある言葉っていいよな
今日は少し話せたような気がする
ひとり
斎藤一人さんの話を纏めました。
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