地上では当然の感覚である上下の関係が、無重力空間では通用しないため、強制的に固定観念が取り払われるんですね。
「観念のない世界」が広がる無常無力空間
TAICHIさんが興味深いお話をしていました。
「無重力を体験すると、鬱っぽい人の症状が改善したという話を聞いたことがあります。
もちろんケースバイケースで個人差もあると思いますが、これはとっても面白い報告ですね」
考えてみると、無重力空間って肉体が感じる「ふわふわ」の世界です。
物理的に「ふわふわ」になって体が浮かび上がれば、それに引っ張られて心も軽くなります。
心と体は表裏一体の関係にありますので、「ふわふわ」の言霊で心が軽くなれば、体も軽くなる。
その反対に、無重力空間で体が「ふわふわ」になると、心も軽くなる。
うつ病の最大の原因は、心が重くなることです。
心が重くなりすぎて悲鳴を上げているわけですから、心が軽くなればうつ状態から抜け出せるのはごく自然なことかもしれません。
そう思うと、無重力空間には、自分を責めたり、否定したりする気持ちから解放される、心の浄化作用があると言えそうです。
さらに、無重力空間で心が軽くなると、固定観念にとらわれなくなるというメリットもあります。
無重力空間では、上も下も関係ありません。
体はあちこちに泳ぎ回り、勝手にぐるぐる回転するし、なすがままで全く自分の思い通りにならない。
地上では当然の感覚である上下の関係が、無重力空間では通用しないため、強制的に固定観念が取り払われるんですね。
そしてそれは空間認識だけでなく、地上の思い込みや常識全てがフラットな状態になる。
すると何が起きるかと言うと、TAICHIさん曰く「今までずっと信じられなかったことでも、するっと受け入れられる」そうです。
例えば先ほどの幽体離脱のお話もそうですが、科学では説明のつかないこと、証明できないことが信じられなかった人でも、無重力空間では自然に「そういうこともあるよね」と思えたりします。
つまり、イメージの幅がぐっと広がるわけですね。
ちなみに私も1人さんと出会ったばかりの頃は、完全に固定観念の塊でした。
でも一人さんから目に見えない世界、心の世界の話を聞いて学びを深めたことで、以前の何倍も、何百倍もイメージが広がるようになりました。
おかげで思考の柔軟性も増し、どんどん豊かな人生に導かれたのです。
それと同じことが、無重力空間で起きるのかもしれませんね。
また、宇宙は果てしなく広い空間であり、限界のある世界の感覚が当てはまらないことばかり。
それだけに、実際に宇宙へ行くことで私の柔軟性もさらに増すのではと、この点についても楽しみです。
少し話は変わりますが、私自身が無重力体験をしたことをお話ししますね。
実は6月の無重力体験の直前に、私は膝を捻挫してしまい、当日は足の痛みを押して挑むことになりました。
ところがこの一件、思いもよらない結末が待っていたのです。
痛めた膝のケアはもちろんしていましたが、無重力体験の直前までは強い痛みがあり、そのせいで前夜はほとんど眠れなかったほど。
にもかかわらず、無重力体験が終わってみると不思議なほど痛みが消えていたのです。
それだけでなく、肩や腰に疲労感があったのも、無重力体験後にはスッキリ。
このような思いがけない効果は、体が「ふわふわ」になって全身の力が抜けたことによるものだと思いますが、それと同時に、普段地球上ではいかに緊張しながら生きているのかということがよくわかりました。
一人さんがいつも、「心を緩ませな。そうすれば体も緩んで元気になるからねと教えてくれますが、本当にその通りだということを、身を持って体験したのです。
宇宙旅行で「ふわふわ」が加速する!!
宇宙旅行と聞けば、
「特別な資格が必要なのでは?」
「厳しい事前訓練があるのでは?」
「行って帰るだけで何日もかかるのでは?」
「快適とは言えない狭い機内で、ストレスも大きいのでは?」といった疑問が色々と浮かぶかもしれません。
もちろんそのようなケースもありますが、もっと気楽に参加できる民間の宇宙ツアーはいくつもあり、私が参加するのもその一つ。
まず私が利用するのは、テレビなどでよく見るスペースシャトルやロケットではなく、さながら「空飛ぶホテル」のような宇宙船です。
内部はゆったりとしたおしゃれな空間で、飲食を楽しみながら宇宙を見物できますし、特別な資格や厳しい事前訓練などもありません。
ベースシャトルやロケットのように遠くまで飛ぶわけではなく、地球から40kmあたりの「地球と宇宙の狭間(成層圏)」を旅するイメージ。
所要時間も約6時間と、日帰りのショートトリップとなっています。
気楽で、面白そうでしょ?
私が参加させていただくのは日本では初のツアーとなりますが、こうしたカジュアルな宇宙旅行であれば、これから日本でもどんどん参加する人が増えると思います。
利用客が増えるとコストも下がるので、もしかしたらそう遠くない未来に、誰でも気楽に宇宙旅行を楽しめる時代が来るかもしれませんね。
より多くの人が宇宙で心を軽くして帰ってくることで、この世界はますます「ふわふわ」が加速するのではないか。
そんな期待も膨らんでいます。
また、宇宙旅行が身近なものとなれば、宇宙で出会う人も多くなります。
国内旅行や海外旅行など、旅先で知り合った人と会話が弾むと、「どちらからいらっしゃいましたか?」と聞き合うことをがありますね。
そしてその時に、相手も偶然同じ地域から来ていることがわかると、大いに盛り上がります。
たちまち心を許し合い、親しくなって、旅が終わっても交流が続くことだってあるでしょう。
この出会いが宇宙になると、想像しただけで面白い。
将来いろいろな星の人たちと出会った時に、
「どちらからいらっしゃいましたか?」
「私は地球です」
「私も地球から来ました!」
宇宙に行けば、どのくらいから来た人もみんな「地球出身」となり、世界中の人が同じ意識を持つことができます。
私はこの統一感によって、国境も人種も関係ない、「地球村から来た地球人」というつながりが強くなるのではないかと考えています。
そして同時に、いつか宇宙人に会えたら「地球人ってすごいね!」「地球には素敵な人が多いね!」と言われるよう、ますますこの地球を「ふわふわ」にしていこうという使命に燃えるのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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