例えば車でも、昔の車より今の車の方はずっと運転が簡単でしょ?
車の性能としては圧倒的に今の車の方が上なのに、この高度な車が、昔の車より簡単に運転できるの。
高度になればなるほどシンプルで簡単なんだ
恵美子さん
未熟を受け入れた人ほど行動的になるというお話は、すごく納得しました。
私は日頃、一人さんの教えを広めるために、寺子屋お茶会や講演会、勉強会を開催していますが、そこでいろんな相談や質問が寄せられるんですね。
その中でも、「行動したいけど、最初の一歩がなかなか踏み出せない」というお悩みが本当に多いんです。
斎藤一人さん
行動できないのは、失敗を恐れる気持ちが大きいからだよね。
でもその時に「自分は未熟なんだから失敗して当たり前。何度でも失敗していいんだ」と思えたら、恐怖心は随分小さくなる。
行動のハードルが下がるんだよ。
じゃあ未熟を受けるためにはどうすればいいかと言うと、「ふわふわ」と唱えたらいい。
言っているうちに、本当にどんどんハードルが下がっていくから。
こういうのは理屈じゃないんだよ、やった人にだけわかることなんだ。
恵美子さん
何度も「ふわふわ」唱えていると、自分の脳もこの言葉を聞き続けます。
すると、潜在意識に「ふわふわ」という言葉が刷り込まれる。
それでどうなるかと言うと、自分で意識しなくてもふわふわ状態が続くようになるわけですね。
潜在意識に入り込んだものは、脳が自動的に指令を出すようになるから。
こうなるとしめたもので、心の軽さにも加速がつく。
いつでも穏やかな気持ちでいられるし、冷静な判断ができたり、自分の機嫌をコントロールできたりしますね。
斎藤一人さん
そうだよ。
それに心が軽くなれば、魂の声がよく聞こえるようになって、今世、自分がどんな楽しい旅をするつもりだったのかを思い出せるの。
で、思い出したが最後、もう行動せずにはいられなくなる。
自分の描いてきたシナリオは、あまりにも楽しい旅で魂が切望するから、突き動かされるように行動しちゃう。
この地球は、行動の星だからね。
俺たちは、行動することで大きな喜びを感じるようになってるんだよ。
恵美子さん
たった一言の「ふわふわ」が、これほど深い意味を秘めているんですね。
どんな悩みも「ふわふわ」の言葉一つで楽に解決できるし、魂の声にもしっかり耳を傾けられるようになる。
シンプルで簡単な言葉だけに、不思議ですね。
斎藤一人さん
この世は、高度になればなるほどシンプルで簡単になるという法則がある。
精神論やなんかでくらべてみたらわかると思うけど、昔の方がよっぽど難しいんだよ。
悟りの世界にしたって、昔は修行が辛すぎて常人にはとてもできなかった。
でもね、そんな苦しい時代はもう終わったの。
みんなの魂が成長した今は、もっと簡単な方法で、誰でも自由に幸せになっていい。
そんな、楽に成功していい時代になったからこそ「ふわふわ」みたいなすごい言葉が降りてくる。
世の中をちょっと観察してみても、「高度になればなるほど簡単になる」というのが当たり前だってよく分かるよ。
例えば車でも、昔の車より今の車の方はずっと運転が簡単でしょ?
車の性能としては圧倒的に今の車の方が上なのに、この高度な車が、昔の車より簡単に運転できるの。
もうじき、自動運転すら普通になってくるだろうね。
その時に、自動運転ができる車はどんな仕組みになっているんだろうとか、難しいことを知らなきゃ運転できないわけじゃないんだよ。
専門的な話は、研究者や学者に任せておけばいい。
みんなは、便利なものを使えばいいだけ。
それと同じように、「ふわふわ」という言葉もただ唱えたらいい。
なぜ「ふわふわ」の言葉で良い事が起きるかなんて、知らなくてもいいんだよね。
言って楽に生きるようになれば、それでいいんだ。
なぜわざわざ裏階段や断崖絶壁を選ぶんだい?
斎藤一人さん
俺たちは、未熟だからこそ、この地球に生まれてきたし、ここでの色んな経験を通じて魂を成長させるんだよね。
だけど、決して苦しむために生まれたんじゃない。
普通の感覚だと、未熟だと苦労するのが当たり前だと思うかもしれないけど、楽しく成長するのが神の道なんだ。
恵美子さん
私たちは、生まれてくるときに神様と「今世、うんと楽しんできます」「いっぱい学んできます」って約束してきているんですよね。
ところが、この世には神様の行き方とは違う、世間の「常識」や「観念」がある。
そこに身を置いているうちにだんだん周りに影響され、あれやこれや心に汚れがこびりついてしまうわけです。
そうすると、神様と交わした「楽しく学びます」という約束を忘れちゃって、いつのまにか苦しい道を歩いていたというのが、苦しい生き方の定番でしょうか。
斎藤一人さん
人間には二通りの人生があるんだけど。
一つは、迷い苦しむことで成長するパターン。
もう一方は、簡単に楽しく成長するパターン。
言うなれば、裏階段を上る人生と、表階段から上っていく人生だね。
恵美子さん
もちろん、一人さんが教えてくれているのは、面白くて誰でも行ける簡単な表階段。
神様が味方してくれるのが表階段だから、楽しんでるだけで半端ない成功ができちゃうし、私も表階段じゃなきゃもう生きていけません。
斎藤一人さん
山登りだってさ、普通の道から楽しく登る人もいれば、なぜか険しいルートを好む人もいるよね。
断崖絶壁みたいなところをよじのぼりたい人もいるんだよね。
普通の道が好きな人にしてみれば、あえて険しい道を選ぶわけがわからないんだけど、難しい道が好きな人にいくら「こっちに楽な道があるよ」と伝えても、「いや、俺は断崖絶壁を登るから」って聞かないんだよ。
そういう人は、断崖絶壁が好きなんだよね。
恵美子さん
だけどひとたび表階段を上がっちゃうと、もう絶対に裏階段には戻りたくないって思うでしょうね。
どんなに裏階段が好きだった人でも、ちょっと表階段に足を踏み入れた瞬間に、「裏階段はダメだな」って考えが変わるんじゃないかしら。
斎藤一人さん
裏階段が好きな人は、試しに表階段を使ってみるといいよ。
表階段に行くには、ただ「ふわふわ」って言えばいいだけだから。
別に罠なんてないしね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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